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2011年4月 7日 (木)

子供と作る“押し花のしおり”と、私の作った“布製しおり”

先日、この春小学3年生になる下の娘が、「これを押し花にしたい。」と言って、道端に生えていたクローバーの葉と“いぬふぐり”という名の青くてかわいい小さな花を手に私のもとへと持ってきました。「(押し花にするのには)どうすればいいの?」と聞くので、「分厚い本とかに、ティッシュの間にはさんでしばらくおいておけば出来るから。」と私が答えると、「ティッシュはいらなくてもいいんじゃないの?」と、また素朴な疑問を投げかけてきました。そこで「ティッシュにはさまず、そのまま直(じか)にはさんでしまうと、葉っぱと花の水分で本が汚れるでしょ。それにティッシュが余計な水分を吸い取ってくれるから、乾燥も早い分、押し花ができるのも早いかも。」と、それらしいことを答えると、娘も納得し、早速分厚い絵本を探し出し、実行していました。

私の子供なのに行動に移すのが早い…と感心しながら見ていると、「明日には出来る?」と、3つ目の質問をしてきたので、「明日じゃ充分乾燥しなさそうだから、少なくとも1週間は様子みた方がいいかも。」と返事。「えー、そんなにかかるのー!!」と、『1週間も待ってなんかいられない…』という気持ちをこめ不満げに言っていたあの日から、約1週間ほど経った昨日、「ママ、できたよ。」と声がかかりました。

いったい何ができたんだろうか…と、いくら考えても答えの出てこない私に向かって、「ちゃんと押し花になってる。」と言って、ティッシュの上のぺらぺらになったクローバーと青い小さな花を見せてくれました。押し花のことなんて、すっかり頭の中になかったことに加え、思っていた以上にきれいにでき上がっていたことに、ちょっと感激しました。

出来上がった押し花に見とれていると、「しおりはどうやって作るの?」と娘が聞いてくるので、そこで初めて、『そういえば“しおり”を作るって言っていたっけ』と思い出し、必要な材料を準備することに。

とはいっても、専門的な知識があるわけでもなく、本格的な作り方は解らないので、“あるもの”を利用してのチャレンジです。

なんとなく、ぼんやり頭に浮かんだしおりのイメージから、“消しゴムはんこ”を作る時に使っている、トレーシングペーパーを1枚、それと台紙にする厚紙として、無地のポストカードを用意しました。娘自身に、クローバーと花の配置を決めてもらい、台紙にしたポストカードも、適当な大きさに切ります。

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配置が決まったら、普通の“のり”を、軽くちょこっとクローバーの葉っぱの裏側と茎につけ、台紙に貼ります。小さな小さな“いぬふぐり”はクローバーに比べると繊細で、花の裏側にのりをつけ、台紙に貼り付けようとしたところ、花が真ん中で分裂してしまい、薄い花びらが切れそうになってしまいました。なので、2つ目の時には、花にのりを付けるのではなく、花を貼りたい位置の台紙の方にのりをちょこんと付け、その上に花を置くようにして貼り付けました。

それにしてもこの“いぬふぐり”という小さな花、こうしてしみじみ見ると、雑草といいきってしまうのにはもったいないくらい、青と黄色のコントラストがきれいな、かわいらしい花です。

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それとは別に、一つだけ小さな黄色のものが下の方に貼り付いていますが、これは花ではなく、娘が選んだ花イラストのシールです。こだわりがあるらしく、押し花と一緒にこのシールを入れたかったようなので、娘のしたいようにさせました。

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次に、台紙の両面に縫い代1cmほどとった大きさで、トレーシングペーパーをカットします。押し花の貼ってある表面には、縫い代が出ないように、全ての縫い代が台紙の裏側にくるようにします。のり付けは縫い代部分のみにして、台紙をトレーシングペーパーでくるむように貼り付けます。

我が家で愛用しているスティックのりを使っています。図工の大好きな娘が一生懸命縫い代にのりを付けているところです↓。

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のりを付け終え、ぺたんと半分に折ります。

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ここまできて初めて気付いたことですが、裏側は何もなく真っ白でさびしい感じです。今度作る時には、裏にも押し花を貼るのもいいですし、後からイラストを描き足してもいいですね。

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トレーシングペーパーからほんのり透けて見えて、思い描いていた通りになりました。

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穴あけパンチで、リボンを通す穴を娘に開けさせました。私の子供なので、間違って下に穴を開けてしまいました。「あっ、間違った!」と娘が言った直後↓です。

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「まー下に穴開いていてもいいじゃん、もう一つ上に穴を開けようか。」と私に促された娘は、続けて上側にも穴を開けました。

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緑色のリボンを適当な長さに切って、二つ折りにし、裏側から両端を通します。その出てきた両端を、リボンの“わ”にくぐらせ、ピッと上に引っ張ったら出来上がりです。

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これを見た娘は「いいこと考えた。」と言いだし、自分の机に持っていき、しばらくしてから、「こうした。」と言いながら、また私の目の前にしおりをさし出しました。

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“こうした”って、“どうしたの?”と思って見てみると、↓のようになっていました。「間違って開けた穴のところに花を描いた。」のだそうです。

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「ほほー、なるほど、確かにいいアイデアだね。」と私が言うと、娘は誇らしげな顔をして「へへーん」と笑っていました。季節を意識したのか偶然か、その花を桜にしたところもなかなかいいんじゃない、とピンク色の色鉛筆で塗られた、先の別れた5枚の花びらを見ながら思いました。

こちら宇都宮は桜の満開時期までもうちょっとかかりそうですが、これから様々な色とりどりの花が咲き出すこの季節、また押し花作りに再チャレンジしたいと思っています。

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下の2点は、最近作りました、色違いの花柄生地使用の“しおり付きブックカバー”です。上側が茶系の花柄で、下側がピンク系になります。こちらは、表面が花柄、裏面が水玉の、生地自体がリバーシブルになっており、茶系のしおりは水玉にし、ピンク系は花柄を表に出してみました。

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手作りの布製のしおりも、素朴でやさしい感触で、紙のしおりとはまた違った感覚です。わりとバッグに文庫本を1冊入れて持ち歩くことの多い私は、何かの時のちょっとした待ち時間などに取り出して読んだりします。手作りのブックカバーをかけた文庫本なら、なおさら、持ち歩くのも取り出すのも嬉しい気分になれそうです。

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この布製のしおりは、出来上がりサイズが、長さ約15cm×幅2cm前後くらいで、7mmほどの縫い代を中に折り込み、周囲を端ミシンでステッチしています。上側になるところには、布で作った細いループを、片側にはタグをそれぞれはさみ込んでいます。(こちらは、ショップにもUPしています。)

読書といえば秋というイメージがありますが、押し花にしても、布製にしても、また新たにしおりを手作りして、春の読書にふけってみようと思っています。

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