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2011年8月13日 (土)

ちょっと手こずった初チャレンジのガマ口ポーチ第1号

ずいぶん前からガマ口ポーチを作りたいと思っていて、1~2年前『いざ作ろうか!』と、ガマ口用の四角タイプでシルバーとゴールドの口金を、それぞれ2コずつ購入しました。作る気満々で買ってはみたのですが、作り方の本を見ても、どうも工程が面倒に感じてしまって、手を付けないまま『いつか作ろう。』と、引き出しに大事にしまっておきました。それでもやっぱり作りたくなって、時々口金を取り出してはどの生地で作ろうかと考え眺めてみるものの、どうしても億劫(おっくう)に感じてしまって、結局別の何かを作ることになりまた引き出しへ…そんな“出してはそのまましまう”ということが口金購入以来何度かありました。

これまでいろいろなものを作ってきましたが、私の中で、“ガマ口ポーチ”は“簡単には出来ないやっかいなもの”という先入観が何となくあり、特別なものになっていました。それでも、せっかく作る気になって買った材料(口金)を無駄にしてはならないと、先日やっとこ決意して作り上げたのがこちらです。

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白地に紺色の水玉と、ストライプの生地を切り替えにしました。オリジナルにしたかったので、口金とセットで入っていたシンプルな型紙を基本として活用し、切り替え下側にタックを入れる分だけ出したり、縦を少し長くして3cmのまちをとったりしています。

バネ口ポーチの作り方の載っている手芸本を何冊か持っていたのですが、本によって微妙に口金の取り付け方などに違いがあったりするので、一番やりやすそうでうまくいきそうな解説を参考にしながら作業を進めていきます。

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裏地に使用したのは、これこそ“裏地”として市販されている素材の薄紫色のものです。洋服などで裏地を付ける場合は、キュプラなどの“裏地”を使い、それ以外の布小物類の裏地は、私の場合ほとんどといっていいほど、綿を使用することが多いです。ですので、私にとって、布小物類の裏地に“裏地として市販されているような裏地”を使用することはあまり無いのですが、この口を開けた時の全体的な雰囲気がしっくりくる気がしたので、これを使うことにしました。

表地はもちろん、この薄紫色の裏地にも素材になじみやすい接着芯を貼りました。こういうタイプの裏地に芯を貼るということに、ぴんとこないかもしれませんが、場合によっては、適度な張り感や厚みが出て、扱いやすくなることもあります。

返し口からひっくり返し、ミシンで縫う作業まで済んだら、いよいよ、“この作業があるがゆえに作るのが面倒で避けていた”という工程に突入します。よった紙ひもを軽くほぐし裏地の口の部分に手でかがるようにして縫い付けます。(本によっては、紙ひもをほぐしたり縫い付けたりすることはせず、本体の袋口部分を口金に入れ込んだ後から、紙ひもを目打ちで押し込むという方法を紹介しているものもありました。)先の細いノズルのついた手芸用ボンドを、口金の溝に入れてつま楊枝で伸ばします。そのボンドが乾いてしまわないうちに、目打ちを使って、溝の中に紙ひもの縫い付けてある袋口の部分を入れ込んでいきます。その間も、『果たしてこんなんでいいのだろうか…これできれいに出来上がるのだろうか…』と自問自答しながら、出来る限りきれいに袋口がすっきりとおさまるように、片側ずつ押し込みます。口金の両端にあたる脇の部分に、本体両端の縫いどまりの箇所がきっちりくるように、神経を使いました。最後に、口金の両端の脇4箇所を、ペンチでギュッと閉めて、袋口の脇を動かないように固定するのですが、その時も口金の表面を傷つけないよう、ペンチと口金の間に当て布を挟んでから閉めます。

この場面で、どれくらいボンドと目打ちと口金と袋口と縫いどまりで格闘したことでしょうか。たいがい、“作ってみたら(過ぎてみれば)思っていたほど大変ではなかった”ということの方が多いような気がしますが、このガマ口ポーチに関しては、“思っていたとおり、けっこう手こずった”という感想を持ちました。

持っている口金の数だけいっきに4つ作ってしまおうと思っていた私は、情けないことにその時点ですっかり疲れ果て、2つ目にとりかかる気力が薄らいでしまいました。いつも何か一つ完成すると、出来上がった喜びで充足感に包まれるのですが、今回ばかりは、ヘトヘト感の方が勝ってしまい、次にはぜひ違うものを作りたい…という気持ちに流されていました。そんなわけで、やっと日の目を見れそうな気配だった残り3つの口金は、あえなく再び引き出しの中へと帰ることに。

ここまでいってしまうと、まるで“もうガマ口ポーチはこりごりだ”というふうに聞こえるかもしれないのですが、そうでもなくて、この初チャレンジにより自分なりの改善点や反省点がみえてきたので、それを次回に生かし再チャレンジしようと思っているところです。何事も習うより慣れよで、実践しながら自分なりにガマ口の作りやすい方法を見出していきたいと考えています。

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正直なところ、口金を付けてみると、最初に自分が思い描いていたものとは少し違う形で仕上がりました。型紙を変えたので、オリジナルには違いないのですが、本当は、もっとコロンとしたコンパクトな形にしたいと思っていました。ですが、仕上がったものは、どちらかといえば縦長なものになってしまって。でも、時間が経つにつれ、これはこれでありかなと思えるようになり、私にとっての手作りガマ口第1号に、愛着が沸いてきました。

この涼しげな柄の組み合わせが我ながら気に入ったので、今度は上下の切り替えを逆にして、持ち手つきポーチを制作。ポーチの裏地には薄手のデニム地を使用しています。持ち手は両端にナスかんがついているので、取り外し可能です。

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このポーチを作るついでに、並行して柄違いの赤い花柄のものも作ることにしました。

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どちらも小さくてかわいい内ポケットが1つ付いています。また、入れ口にはマグネットボタンをつけました。

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それから底には約4cmのまちがあります。

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こちらの柄違いの2つのポーチは、ショップにも出品しておりますので、よろしかったらそちらの方もご覧になって下さい。

反省点、改善点のある初チャレンジのガマ口ポーチは、自分用に小物入れとして使っていこうと思います。そして、1回目に作った経験を生かし、次回満足のいくものが出来たその時には、ポーチと並べてショップの方へもUPしていければと思っています。

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