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2013年5月19日 (日)

ボール入れ用に○●入れ口にループの付いた一重仕立て切り替え巾着作り方

2ヶ月ほど前、ボール入れ用に使い勝手のいい、入れ口にループのついた巾着袋について書いたことがありました。その時のは、上の娘の幼稚園入園時に、園から『ボールと縄跳びを入れる巾着袋を用意してください。』というプリントをもらってきたのをきっかけに作ったものでした。

今回新たに、小熊のイラストプリントの生地を使って制作しましたので、完成までの工程をご紹介します。

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【出来上がりサイズ】

縦30cm×横30cm

○それぞれに全て縫い代1cm込みの材料

●見返し:縦5cm幅×横62cm(片脇‘わ’)

●本体切り替え上部:縦22cm×横62cm(片脇‘わ’)

●本体切り替え下部:縦22cm×横32cm(底‘わ’)

●ループ:11cm(2つ折りのループにして挟み込みます)×6本

●入れ口に通すひも:約76cm

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表地の入れ口と見返しに接着芯を貼ります。表地の接着芯は、見返し布(5cm幅)で隠れる程度の約4cm幅に芯を貼っています。

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‘わ’でとったのは、本体切り替え上部と見返しの片脇、切り替え下布の底辺です。

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ロックミシンで、本体、見返し共に縫い代の始末をします。切り替え箇所となる部分は、後でミシン縫いしてから2枚の縫い代を一緒に処理するので、ここでは断ち切りのままです。

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タグを脇に挟み込む場合は、この時一緒にロックミシン

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入れ口のループは10cm間隔で、全部で6箇所、見返しとの間に挟み込みます。片脇縫い目以外、他5箇所を先にミシンで仮止めしておきます。

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切り替え上部と見返しの片脇、切り替え下部の両脇をミシンで本縫いし、アイロンで縫い代を割ります。

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脇の縫い目位置に、残り1本のループを挟み込み、本体入れ口と見返しを中表にミシン縫い。
切り替え部分も同様に縫います。

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縫った後の切り替え部分

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ミシンで本縫いしたラインがきれいにすっきりと出るよう、アイロンでおさえます。

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入れ口は一度縫い代を割ってから、見返しを袋の内側に折り込みます。

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その後、本体表に対し見返しを1mmほど控えてアイロンでおさえます。切り替え縫い代は上側に片返ししてから、ロックミシンで縫い代の処理をします。

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一重巾着内側はこのようになっています。

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入れ口は平行にダブルステッチを入れてカジュアルな感じに。

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切り替え箇所も、入れ口とおそろいのダブルステッチ。

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ミシンステッチの糸は、表と見返しの色にそれぞれ上糸と下糸を合わせました。

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見返しが上にぺらぺらと持ち上がってこないよう、下側をステッチでおさえています。ロックミシンの縫い目幅の、真ん中あたりを、上からおさえるようにしています。

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上部片脇がわになっている側の切り替え部分。

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6箇所のループにひもを通し、結び目を作ったら完成です。

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この感じの入れ口は、子供でもボールを入れやすいと思います。

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娘達が幼稚園生の頃に買った、直径約15cm、円周約50cm大のボールが実際に入っています。園で指定された大きさそのままに今回も作ったので、大き過ぎず、きつ過ぎず、程よいゆとりです。横幅30cmの2枚の布を、両脇で縫い合わせると、入れ口周囲は60cmということになります。だとすると、この袋は、ボールの円周に対して全体で10cmのゆとり分があるということになります。

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一つのボールの大きさに対し、どのくらいの袋の大きさにしたらちょうどいいか迷ってしまうような時は、試しにボールを布でくるみ、まち針や安全ピンなど使って袋状にしてみると、おおよその見当がついて、サイズを決めやすくなります。

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切り替えのデザインにするとき、一応、制作に取り掛かる前の段階で、布を置いてみて、上と下とのバランスを見ながら比率を決めます。私は、たいがい上と下とが2:1で落ち着くことが多いです。入れ口だけを切り替えにするとか、切り替えで遊んでみるとか、そういう場合を除いては、目が慣れているのか、ほぼ約2:1でおさまります。全体の縦の寸法を3にするなら、切り替え下の寸法が1です。この巾着袋でいえば、縦が30cmで、切り替え下にくる寸法は10cm(底は‘わ’なので、片面だけの寸法となります)。

切り替えタイプほど制作時間を要さない、生地一枚でサクッと仕上げる一枚仕立てのものも、手間も少なく手軽にできるところが好きです。逆に、切り替えにした場合は、手間と時間がそれなりにかかります。でも、どの柄と何色の無地を合わせるかとか、生地・柄の組み合わせをじっくり考えることもまた楽しいので、嫌いではないです。柄ものに対して、その中の一色を選び抜き、無地を合わせることがわりと多いのですが、思いがけなく、柄ものと、また違う柄もので、相性の良い組み合わせを自分なりに発見したときは、仕上がり見たさに、心なしか手も早くなる気がします。

今回の巾着袋は、男のお子さん用に制作したものなので、切り替え下にこの無地を選びました。ひもも、小熊と同じ黒にしたことで、メリハリを効かせました。

ゆかたに合わせる和小物類の中にも、入れ口にループのついた巾着袋をよく見かけます。花火大会とかでもたまに目にする、底に竹かごが付いた粋(いき)なあの巾着。着物地を持ち合わせているので、いっぺん作ってみたいと思っています。これで、あづま袋に次いで、作りたいものがまた一つ増えました。こうして、どれも出来上がらないままに、頭の中が作りたい物でいっぱいになることが時々あります。あれも作りたいし、これも作りたい…と、一つ一つ挙げていくと、きりがありません。実は今、レース編みでドイリー作りに挑戦してみたい気持ちが自分の中で高まっていて、先週、母からレース糸をもらい、レース用のかぎ針も借りてきました。そして、話の流れからもお察しのとおり、今なおレース編みに手をつけられずにいます。

このままだと、あれもこれも未消化となって、心身共に良くないので、まずは2~3cmくらいのちっちゃな極小サイズのドイリーを1枚、今晩編んでみようと思います。(大きいことを言っているようですが、内容がやや消極的に感じるのは気のせいでしょうか…)

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