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2013年8月24日 (土)

トートバッグに巾着付けるリメイク続編…一重折りまち巾着袋の作り方

雑誌の付録で入っていたトートバッグ。何度か使っているうちに、『このバッグに巾着が付いているといいな』と思うようになり、中の袋だけ個別に作って後付けしました。

時間帯により、スズムシの声がたまに聞こえてくる日もあるほど、だいぶ間が空いてしまいましたが、前回の記事の続編です。

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バッグの特徴としては、底が丸みのある形をしており、両サイドから底までつながってまちが入っています。2本の持ち手を除けば、本体前後の両面と、サイドから底につながるまちの、3枚のパーツで成り立っています。でも、中に入れる後付けの巾着袋は、そこまで手間をかけて全く同じ形にはしません。底が‘わ’の1枚の布から、折りまちを利用し、元のバッグに‘だいたい合う’ような巾着袋を作ります。

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だいたい本体に合うサイズの巾着を作るために、縦×横、まちの幅など寸法を測ります。

両サイドのまちを半分の幅に折るように平たく置き、横のサイズを出します。

横…39cm。

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底のまちも半分に折って、底から入れ口まで測ったら、約31cm。

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底のまち幅…12cm。

P1090729a200 底の丸みは、大ざっぱに見て、底辺はおおよそ31cm。

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さらに、本体入れ口より上側に、巾着布の高さを出したいので…

そんなとき、どのくらい高く巾着袋の上部を出すか、私が基準にしているポイントは2つ。

1…持ち手を持ったとき、それを越える高さになるほどの荷物をバッグに入れることはほぼあり得ないので、必要以上に縦に長い巾着袋にならないようにします。生地の節約のためにも。

2…今回は、バッグの入れ口に、個別に作った巾着袋を縫い付けるので、袋の口を絞ったときに、元のバッグの形を崩さない程度の分量(高さ)が必要です。私が目安にしているのは、まちも含めた、本体入れ口横幅の半分くらいです。

このバッグの横サイズは39cm。少なくとも、その半分の19.5cmの高さがあれば、元のバッグの入れ口の形をさほど壊さず、無理なく巾着袋の口を絞れるかと、きり良く四捨五入して20cmにしました。

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裏地兼巾着袋にする布は、一箇所として丸みのあるところがない、いさぎのよい長方形。‘わ’で裁断した底を広げると、縦108cm×横41cmの細長い形をした一枚の布です。

縦×横の割り出し方は、先に測った本体のそれぞれの寸法を基準にします。

縦…(31cm+上部にきり良く20cm+ひも通し口部分の縫い代3cm)×2(底がわのため)
=108cm
ひも通し口部分の縫い代は、2cm幅のひも通し口、プラス通し口の中に折り込む分の縫い代1cm、その三つ折りということで、合計3cmにしました。

横…39cm+両脇に1cmずつの縫い代で2cm=41cm

底を‘わ’にして裁断したら、周囲の断ち切りは、あらかじめぐるっと一周ロックミシンや裁ち目かがりなどで、縫い代の始末をしておきます。

ミシンで縫い始める前に、上部のひも通し口の三つ折りと底のまち、それと両脇上部から開きどまりにかけて、アイロンである程度まで形作っておくと、作業も早く進みます。

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底はわになっています。元のバッグのまち幅が12cmなので、その半分となる、底辺より上6cmのラインを、わのまま横に折って持ち上げます。

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開きどまりは、(縫い代を含まない)入れ口出来上がり線より下、8cmの位置です。

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チャコペンなどでその位置にしるしを付けてもいいのですが、アイロンを使っているついでに、8cm下のところをほんの少し横に折ってクセをつけています。アイロン利用の、ちょっとした手抜きです。

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底を折ったまま、開きどまりから底にかけて一気に両脇を縫い

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入れ口から開きどまりにかけては、縫い代を割ります。

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開きどまりより下にくる両脇の縫い代は、自然に片側へ縫い代を消しこむようにして、底のまちを折っていない側に片返しします。

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後から三角に縫わなくても、底を折って脇と一緒に縫うだけで、自動的に作れてしまう、その名も“折りまち”。

底を‘わ’のまま6cm持ち上げ縫うことにより、広げると、その2倍となる幅12cmのまちが現れ、画期的!

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脇の縫い目と一緒に縫い込まれ、三角形に持ち上がった折りまち、デザイン的にわざと表に出したタイプのトートバッグもよく見かけます。

そのような外表に出る折りまちを作る場合には、両脇を縫うとき、今回のようにまち幅で底を片裏側に倒す(折る)のではなく、表地の間に挟み込むようした状態で縫うというやり方になります。

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表の底側から見たまちはこのように↓なっています。

上部から開きどまりにかけて、両脇の開きの縫い代をステッチで押さえた後、ひも通し口に端ミシン。その通し口に左右から2本のリボンをそれぞれ通し、両端を結べば、巾着袋は出来上がりとなるはずだったのに、

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結び終わるとすぐ、切れ端の織り糸のほつれが目につきました。

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この先放っておくと、どんどんほつれてくるのは目に見えているので、一度結んだものを再び戻し、一手間かけることにしました。

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前回のブログでもやり方をちょこっと紹介していますが、織り糸がほつれてこないよう、手でまつり縫いをしています。

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リボンの端をまつり縫いし終えたら、そのまま結びます。

これで巾着袋は完成。

裏無し一重の巾着袋は、通気性もいいので、子供の体操着入れや着替え袋にも向いています。縦や横、まち(ある・なし)幅などちょうど良い寸法に変えて、サイズ違いの袋を何枚か持っていると、役立つこともあります。

この巾着袋を仕上げる前は、本体に縫い付ける予定はありませんでした。バッグに合う大きさの巾着袋を作るにしても、縫い付けず、袋は個別で使えるよう、出し入れ自由にするつもりでした。でも、いざ作り終えてみると、中に入れるストライプの生地が柔らかい素材のため、持ち物が何も入っていないときには、底にくしゃっと沈んでしまって具合が悪いので、縫い付けてバッグと一体化させることにしました。

出来上がった巾着袋は外表の状態で本体の中に入れ、入れ口より4cm下側をミシンステッチで縫い付けます。

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巾着を付けた後も、元のボタンは活用できるよう、バッグ本体に縫い付けるステッチはボタンより下側に入れます。とはいっても、ボタンぎりぎりのラインはミシンの押さえがぶつかり縫いづらい、だけど、なるべくなら入れ口に近い上の方を縫い付けたいし…そんなことを踏まえ、ボタンとネームの間をとり、4cm下に決めました。

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縫い付けるためのステッチを1本入れるのには、非常に手ごわい本体の縫い代を4箇所通過しなくてはなりません。こんな厚みのある手ごわい縫い代部分をうちのミシンで縫うためには、ミシン針を14番に変え、さらに電動だと勢いでその針も折れる恐れがあるので、一針一針、手動で運針させることになります。

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うちの家庭用ミシンでは、太刀打ち(たちうち)できそうにないのがもう見ただけでわかったので、ミシンにとってハードルとなる4箇所の縫い代は、軽々飛び越えステッチ。

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ミシンの縫い目は、いつもなら一目、2.4~2.6mm。でも、‘巾着袋は後から付けました感’をあまり出さないよう、元のバッグの粗い縫い目にさりげなく合わせて4mmにしました。ざっくりした縫い目です。

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このトートバッグ、どこに行くにも常に私が持ち歩きたい、長財布やポーチ類を入れておくのにちょうどいい大きさです。そして、最近使う回数が増えるにつれ気付いたことがあります。持ち手が痛い。どういうことかというと、早い話が、バッグの重さで、ひじにかけた持ち手が食い込んできます。片ひじの関節に持ち手をかけ、ちょっと本屋さんで立ち読みなんかしていると、バッグの重みで、ひじの内側がしだいに痛くなってきます。あんまり痛いので、立ち読みもほどほどにして帰ろうかと、ひじにかけた持ち手を外し、手に持ち変えると、ひじの内側は、持ち手の痕(あと)が痛々しく、くっきり赤く残っています。

ナイロン製という素材は、軽いし、まあまあ丈夫という良い面がある一方、布に比べたら、張りがあって硬く、肌触りもゴワゴワしていたりします。バッグ自体は軽いのに、どうしてこうも痕が残るほど重いのか…考えるまでも無く原因は中身。夏場、水筒などの飲み物をバッグにうっかり入れたままなのに、店内で気付いたとしても、暑い中わざわざ駐車場にとめた車に戻るのも億劫なので、多少の痛みは我慢してしまいます。

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真夏の飲み物に限らず、その場には決して持って行く必要のない暇つぶしのための文庫本、快晴の日の折りたたみ傘、車の中で聴きたいお気に入りのCDなど、余計な物がバッグの中に混入していることが私にはよくあります。(混入しているのは私自身。)常に持ち歩く中身を軽くしていくことを今後の課題にしつつも、いいこと思いつきました。このバッグの持ち手カバーを布で作れば、ひじにあたる箇所のクッションになって、立ち読みの間だって、痛くない。…いいことなのか、そうでもないのか、自分でもわからなくなってきましたが、自分にとっての“こんなのあるといいな”を叶えられるのが、手作りの楽しさ・おもしろさだと思います。“持ち手カバー”、もし作ったときには、『リメイクバッグ続々偏』としてご紹介します。

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