ファッション・アクセサリ

2013年12月28日 (土)

縫い物したくなったリメイクピンクッション、完成

先日、レースを縫いつけたところまで書いた未完成のリメイクピンクッション

どんな物にしても、完成まで待てず、制作途中で娘達に見せることがよくあります。ピンクッションの前に作ったカットソーのリメイクポーチの時もそうでした。途中の段階で長女に見せ、「シンプル イズ ザ ベスト!」と言われ、意気消沈したのは最近の出来事だったのに、今回も黙っていられず、またやってしまいました。

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↑この時点で「これ、ちょっと見て、見て♪」と長女に見せると

「刺すとこないじゃん」

と言われ、

「あるじゃん」

と、大人気なくも間髪おかずに即返し

それだけじゃ言い足らず、「ピンクッションなんてね、まち針2、3本と、縫い針1本刺せるスペースがあれば充分なんだから」と、ムキになって付け加えました。

そんなやり取りにもめげず、次に持ち出したのは、バイアステープの台紙におまけのように付いていたくるみボタン。これを、革でできたチョコプレートに添えます。

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更に、

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ブルーグレーの丸小ビーズをケースから取り出し。

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レース上側の突き出した模様上に、レース付け時の糸を使い、返し縫いして1コ1コとめていきます。

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私が持っているビーズの一部です。元、ミシンのボビンケースだったものを、不揃いでバラバラになったビーズ入れにしました。ビーズをすくうために、中に横たわっているスプーンは、見たまんまの、アイスを買うともらえるプラスティックのデザートスプーンです。

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こちら手持ちのまち針の一部。中でも、左端に写る赤と白のまち針をたくさん持っています。

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何かの手芸本でいつか見た、パステルカラーの透き通ったガラスのまち針が忘れられず、ネットで探してみました。もし、ネット通販で見つかり、手頃な値段なら欲しいな、とも思いましたが、私の記憶に残っているのとは色味がちょと違かったので、まち針探しはいったんやめることにしました。

そのうち、手芸店に足を運んだときにでも、たまたま目にすることがあるかもしれないし。

でも、このまち針を見ているうちに、ビーズで作れそう…と思い、こんなものを用意してみました。洋服の仮縫い時などに使用される、シルクピン、まち針っぽい感じに近づきそうな、きれいな色をしたビーズ、アクセサリー作りに用いられるかしめ玉、それから、かしめ玉をつぶすための道具、やっとこ。

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これで、まち針、作れる…

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ビーズをシルクピンの先まで通し、次に通したかしめ玉を、やっとこでギュウッとつぶします。

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いかにも、まち針っぽいのができた。

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そんな、一人孤独に大絶賛したまち針でしたが、小さな問題発生。

ビーズの中を通る空洞が広いので、ビーズの落下を阻止するため思いっきりつぶしたかしめ玉だったのに、極細のシルクピンとの間にわずかな隙間(すきま)ができてしまい、指でビーズを動かす気になれば、簡単に動いてしまいます。

これでは、実用性に欠けるので、今度はビーズにも使える手芸用のボンドで固めてしまうことに。

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どうかビーズが落ちてきませんように

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こんな感じのケーキ、ありそうです。革のタグは、チョコのプレート、くるみボタンは、こんなのあったらいいな、ストライプのマーブルチョコ…

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存在感たっぷりな持ち手。

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最初に写真を撮った時点では、立派にかしめ玉がビーズを支えていますが、数日経った今ではボンドの効果も薄れ、白いビーズが悲しく落下しています。

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ビーズが動かないようにかしめ玉を利用するって、なかなかいいアイデアだと思ったのに、そうすんなりうまくはいかないものです。

↑落下後と落下前↓

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かしめ玉も、ボンドも駄目なら、また違ったいい考えが浮かぶまで保留にしておき、実用性に欠ける見せかけのまち針も含めた全部をもって、リメイクピンクッション完成品とします。

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こんな機会でもない限り、一緒に並ぶことはないであろう、同じ生地使用の模様替えした手帳とピンクッション。

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左隣に写るのは次女とコラボの即席ピンクッション

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何か無性に縫い物をしたくなった下の娘が、私の端ギレコレクションの中からこのボーダーの生地を選び出し、中に綿を入れて「これ作ったんだけど、あげる。何にでもいいから使って」と、私にプレゼントしてくれました。

現在5年生の娘が3、4年生くらいのことでしたか。使ってと言われても、使い道がひらめかず、せっかく作ってくれたものだからと、テーブルの上に無造作にしばらく置いておきました。

それから数ヵ月後のこと、白い陶製の容器の縁が2箇所欠け、処分しようとした直前にひらめきました。

これに、あれを入れたらピンクッション。

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ケーキ屋さんで買った、パンプキンプリンの入っていたものを、食後に洗い、デザートカップとして我が家でも再利用していたものの縁が欠けてしまいました。次女からもらった綿入りギフトと大きさもちょうどいいのではないかと、この容器に、ただ、ポンと入れてみました。フカフカしているので、どうせならもっと綿をぎっちり詰め直しして、硬めにした方が針を刺しやすいかなと、ずっと思っていましたが、今回初めてまち針を刺してみた感想は、『サクッという感触が気持ちいい』。わざわざ詰め直しする必要もなさそうだったので、このままでいきます。

器に入れっ放しだった、娘からの綿入りギフトを、久しぶりに取り出してみると、裏側は、別布でふたがしてありました。その布に、付け足すように、少量の綿がボンドで貼り付いています。私が、あの贈り物はピンクッションにしたということを本人に報告でもして、聞いた娘は、それならば綿が足りないと、後からくっつけたのか…。

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いつも、着なくなった衣類にしても、使わない雑貨にしても、愛着のあるなしに関わらず、モノを処分するときには、捨てる前に何か他に使い道はないだろうか、と考えます。今回のまち針みたいに、いい案が浮かぶまで、とりあえずは保留にしておこうと、ひとまずしまい込んでおくこともあります。そんな感じなので、スパッと捨てられないモノも多く、それが私のいいところでもあり、良くないところでもあり、なのですが。

でも、後々、捨てなくて本当に良かったー、って思えることもけっこうあります。たとえどんなに愛着のあったものでも、いずれ時が経てば、古びれ、壊れたり、好みが変わってしまったりして、全く使わなくなってしまう日もきます。そんなとき、捨てる前に何か他に使い道はないだろうかと、いろいろと思いめぐらし、例えばリメイクによって、処分しなくても済む方法が一つでも浮かぶと、ちょっと得した気分になれます。

形から入ってやる気を起こす、使いたくなるようなモノであり道具を手作りして、自分をその気にさせる、何か始めるのに何となく気が乗らないときは、私にはそんな手も大いに効き目があります。テーブル(コタツ)の上にこのケーキみたいなピンクッションを置いておけば、無性に縫い物したくなって、制作意欲もアップするといいなという気持ちを込めて作り上げたリメイク品です。

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2013年12月16日 (月)

さび付いて使わなくなったピンクッションを、縫い物したい気持ちにさせるピンクッションにリメイク

ここ数年、全く出番のなかったクロバーのピンクッション。元は水色地に白い小花柄なのに、針を刺していた跡が、茶色くさびついた感じになってしまいました。下に木製の台が付いているし、中には綿か何かが詰まっているので、ジャブジャブ水洗いはできそうにありません。汚れを拭き取れば、まあまあきれいになるかな、とか、きれいにする方法をちょっと考えてみましたが、これといった案も思い浮かばなくて、いっそのこと処分してしまおうかという気持ちにまでなりました。

でも、捨てずに済む方法が一つありました。雑貨類のリメイクで私がよくやる、布の張り替え。張り替えといっても、元の布を外し、新しい布に取り替えるのではなく、元の布は残したまま、上に重ねて縫い付けてしまうというやり方になります。丸々張り替えるよりも、面倒ではなく、手間は省けます。

手持ちのお気に入りの生地を使い、より、自分好みの雑貨に変身させます。

まずはピンクッションの寸法を測ります。このピンクッションの形は、ほぼ円形なので、メジャーで、生地の直径を測ります。

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木製台を省いた、向こう側からこちら側の針山の距離は、約11cm。

直径11cmということで、半径5.5cmに1cmの縫い代をつけて、コンパスで2重の円を布の裏側に書き、外周を裁断。

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水玉模様になっていますが、こちらは裏で、表は花柄。表裏どちらも使えるリバーシブルタイプの生地です。

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出来上がり線上を細かくぐし縫い。

トラックを一周完走したら、糸を引き絞ります。

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このままドアノブカバーになれそう。

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これを帽子みたいにかぶせて

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糸を絞りながらギャザーを均等に寄せていき、縫い目より下にきている縫い代を、中に折り込みます。

まち針で木製台の際に留めていき

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引き絞った糸をそのまま利用してまつり縫いします。

場所が場所なだけに縫いづらいのですが、ここが頑張りどころとなるトラック2周目。

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2周目も縫い終えたゴール地点で、玉止めして糸始末をすれば、それだけでも充分リメイク終了になりますが、ここからは遊び心を発揮して、いろいろ飾ってオリジナルな感じにしていきます。

装飾一番目に登場したのは、ピンク色をした別珍のリボン。

この花柄の生地のイメージに合わせて買ってきました。

リボンの大きさはどのくらいにしようかとか、針山のどの辺にそれを縫いつけようかとか、あちらこちら試しに置いてみます。

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リボンの大きさと場所がだいたい決まったら、次に革製の持ち手を付けます。

持ち手は長めにして、高さを出し、インパクトを付けます。

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針山に持ち手。いらないようで、やっぱり全然必要ないけれど、ただ付けたいから付ける、それが装飾というものなのだ。…と自分に言い聞かせて。

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こんなふうに、丈夫なボタン付け用の糸で縫いとめ。

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リボンはちょうちょ結びにして結び目を作るのではなく、下のようにリボンの形に折り、中心を縫いとめ固定。

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リボンの形になったら、その縫い糸で針山に留めつけます。

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リボンの結び目となるはずの場所には、ネックレスに使用されていたビーズを。

このネックレス、値札に1995円とありますが、これは元値です。アクセサリーショップのワゴンセールの中から、315円でGETした見切り品です。初めから、身に着けるためのアクセサリーとしてではなく、手芸や何かの材料としての淡いピンク色のビーズを目的にして買いました。

なので、何のためらいもなく、ビーズの通ったテグスを途中からカットして、バラバラにすことができました。

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バラしたうちの、小さいビーズを一つ、リボンの中心に飾り、

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もう一方の持ち手の片端を縫い付けると…

持ち手が「これからは私を持ちなさい」と言っています。

まだまだ飾り付けは続きます。

チャコールグレーのリネンテープを、台の上側に帯状に縫い付け、ついでに持ち手の付け根もそれで覆い隠します。

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リネンテープの上下をミシン糸1本どりで縫い付け。

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リネンテープの幅が広い分、そこが間延びしているように感じたので、何とかしたいと持ち出したのは…

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薄いモスグリーンの綿テープ。以前、折りたたまれた生地を購入した際、十文字に縛ってあったひもです。捨ててしまうのにはもったえないと、しまっておきました。

これを、リネンテープの上から重ね、ストライプのように見せたいと思い、実際、まち針でとめてみたのですが、なんかパッとしないので、他にもっといいものはないかと探して

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このレースを見つけました。画像では色がはっきりわかりにくいのですが、薄いブラウン系の綿レースです。綿テープより綿レースの方が私好みなので、こちらに決定。

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再び、レースの上下を縫い付けていきます。

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前に、消しゴムはんこで作ったショップ名をスタンプした革のタグを上にのせます。適当な大きさに切ったら、いきなり革に縫い針は刺しにくいので、あらかじめ目打ちで4つ角に穴を開けておきます。

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リボンの下側にタグを置き

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4箇所の穴を利用して針山に縫いとめます。

ここまででも相当飾っていますが、凝りもせず、まだもうちょっと装飾は続きます。

近々、完成したものを載せたいと思いますので、結局このピンクッションはどうなったのかという結末を、よろしかったらぜひまた見にきてください。

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2013年4月 9日 (火)

新年度に入ったので、心機一転、20年ものの手帳を模様替え

手帳を持つ‘OL’に憧れて、高校卒業後、就職してから自分のお給料で買ったものです。それ以来、ずーっと肌身離さず持ち歩いていたわけでもなく、こんな私のことなので、使う年・月があったり、引き出しにしまったまましばらく使わない年・月があったり、手帳の存在を思い出してはまた使い始める…その繰り返しでした。P109036080_2

20数年来、共に過ごしてきたこの手帳。大切に使っていきたいと、新年や年度の切替時に中身だけを取り替えればすむ、ルーズリーフ用のバインダー式手帳をその時選びました。

近頃は、携帯に引き続きスマホ一つで充分間に合うほど、スケジュール、アドレス、電卓にメモや辞書など、いろいろと便利な機能が備わっているので、慣れないながらも活用しています。そんな私が、また再び『手帳を持ち歩こう』と思ったきっかけは、最近あった出来事にあります。歯医者の予約していた日をうっかり忘れてしまいました。その日のカレンダーには、しっかり“歯医者4時”と書いてあったのに、当日朝チェックすることなしに、『今日確か何かあったような気がする…』と思いながら夕方まで過ごしました。そろそろ夕飯のしたくをしようと台所に立ったものの、気持ちはモヤモヤしたままだったので、振り返ってカレンダーを見ると、“歯医者4時”の文字が。これだったのか…自分にがっくりです。確認したのは、5時過ぎで、せめてあと2時間早く気がついていたら間に合ったのに。

この件があってから、カレンダーに予定を書き込んだからといって、安心できない、と思うようになってきて、数日落ち込んでいたのですが、その落ち込みを持ち上げてくれるような話題を耳にしました。後日、何の気なしに聴いていたラジオで、偶然にも『私の立ち直れない失敗話』といった感じの、その時の私にとってはタイムリーなリスナーによる投稿コーナーが始まりました。当然、耳をすまし集中して聴いていると、一人の投稿者の方から寄せられた話が歯医者の予約の内容で、これまたピタッと自分にあてはまり、さらに耳をかたむけ集中。

要約すると、
『歯医者の予約を入れていた日をうっかり忘れてしまったので、電話をかけ予約を入れ直したのだが、またその予約していた日を忘れてしまった。再度予約を入れ直す電話をかけたのに、またその日を忘れてしまったのだが、さすがに三度目は恥ずかしくて、また予約を入れ直す電話をかけられなかった。それから、この前なんかは、車を運転し出したが、どこへ行くのかを忘れた』という内容でした。投稿者の文章も、自分に起こった出来事をおもしろおかしくしている感じが何となく伝わってきて、それを読むパーソナリティーの女性も、時折笑いながら最後まで楽しそうに読んでいました。そして、リスナーである私も、思わずクスッとしました。失敗も、人に話せば笑い話になったり、自分の負の気持ちが消化されることもある…と、逆に「そのくらい大したことないよ」と励まされた気がしました。

そういえば、予約日時を忘れていたことに気付いてすぐ、予約を入れ直すためお詫びも兼ね歯医者に電話をすると、「あー、大丈夫です、大丈夫ですー♪。それで、次はいつにしますか?」と、にこやかな声で応対して下さり、「そういうことは、よくあることですからー」みたいに、言ってもいない受付の方の心の声を都合良く聞いた気がしたような。

おっちょこちょいな面もある私なので、失敗することも‘度々’というよりかは、しょっちゅうあります。でも、そんな私であってもミスを最小限に防ぐため、カレンダーを見なくたって、『今日は何かあったような…』と思ったその時点で、出先でも確認できるよう手帳を持ち歩くことを思い立ちました。年代のせいなのか、スマホに入力するより、手帳に書き込む方が、私にとっては楽でスムーズな気もするし。

そこで、長いこと見慣れてきた柄にも“ありがとう”をして、気分も新たに、お気に入りの花柄の生地に張替え、春の模様替えをすることに。

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紫も、ピンクも、黄緑も、黄色も、花の色に使われている全部の色味と花柄の雰囲気が好きな、綿麻混素材の生地です。周囲の縫い代を中に折り込み、ベルト通しの部分は切り込みを入れ、このような↓状態にしたら、革の外枠の内側を、手で一針一針まつり、縫い付けていきます。

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まつり縫いが終わったら、手帳を飾る目的で買ってきた材料を使い、ネーム周りをデコレーション。

左端の花モチーフは、ファスナー用のチャームとして、ファスナーコーナーに置かれていました。花柄生地の中のピンクの花を、そのまま立体的なモチーフにしたかのように、印象がよく似ています。右下のトーションレースは、青みがかった緑色のブルーグリーン。その上は、金古美色をしたアクセサリー用チェーンです。手帳の飾り以外にも、後々何かに使えそうだったので、50cm購入。

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そこに、ふと頭に思い浮かんだ、あの時の“モップのフリンジ”を仲間に入れます。フリンジに連結している2本の毛糸は、レース用のかぎ針でくさり編みして太さを出します。

コガネムシの背中を思わせる、このグリーンにきらめく大小のボタンは、葉っぱのようにも見えたので、花モチーフのかたわらに縫いとめることしました。ネーム下に縫い付けたトーションレースと、材質こそ違えども色味がほぼ同じ。わざわざ買ったものではなく、元々持っているものの中から探し出し、“これがいい!”と、ピンときたボタンです。

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手帳の表は、花柄のブラウスに、小さなブローチを付ける風。

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このフリンジの形を整えているうち、‘ふさ’をわけられることに気が付いて。

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5つに分けて、花びら風にまとめてみました。『おーっ!!なかなかいいかも』と、自画自賛。

手芸って、楽しい…

歯医者のことなどすっかり忘れ、ただいま手芸に没頭中。

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表だけ飾って、裏というか後ろというか、反対側が寂しくならないよう、持ち出したのはこちら↓。私が着ていたタンクトップ襟元の、後ろ中心に縫い付けられていたネームのタグ。着ることもなくなって処分する際、タグの裏を見たら、かわいらしい花と英文字の刺しゅうが入っていました。いつものごとく、『何かに使える』と感じ、部分的に切り取り保管していました。

今回これを使うにあたり、改めてこの英語を読んでみます。あまり難しいことは書かれていなかったので何となく理解できたのですが、どうやら洗濯表示のようです。正確に訳したら微妙にニュアンスは違ってくるのかもしれませんが、多分、

・漂白しないで下さい。
・乾燥機にかけないで下さい。

みたいなことが書かれています。
手帳は漂白もしなければ、乾燥機にもかけません。全て了解です!
承知したところで、縫い付けます。

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シンプルなポスターの四隅(よすみ)をかわいい画鋲(がびょう)で留めるイメージ。
手に持ったとき裏が出ても・見えても嬉しくなれそう。

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数え切れないほど持っているボタンの中から、合いそうなものをピックアップ…選ばれる前までは、コガネムシボタンもこの4つと同じ場所にいました。

あえて、4つとも同じものでそろえず、種類の異なるボタンを使い、このコーナーだけで楽しんでみました。

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裏はこれで完了です。表は、ゴテゴテしない程度にもうちょっとだけ手を加えたいと思っています。金古美のチェーンにビーズを付けたいのですが、どのビーズをどんな風に付けようか、頭の中で考えがまとまらないので、とりあえずはこの状態で、花柄手帳を使い始めることにします。

新学期開始となる4月から5月にかけては特に、子供たちの学校行事やイベントなどが、集中して慌ただしく入ってきます。まずは、昨日早速学校から配布された大量のプリントをもとに、中学校と小学校の年間スケジュールでも書き込んでみます。
また夕方カレンダーを見た時、『うわーっ、今日○○だったのに忘れてたー!』、ってことにならないためにも。

さて、中2となった長女の通う中学校では今日が入学式で、小5となった次女の小学校は明日行われます。幼稚園や保育園の入園式も、今週あたりが多いのでしょうか。

この春、お子さんがご入園ご入学を迎えるみなさま、本当におめでとうございます。

これから、楽しく素敵な園生活・学校生活が待ち受けていることを、心から願っています。

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2013年3月12日 (火)

春がくる前に…私の付け襟を娘の“ファーティペット”にリメイク

出ました。

芽が。

何の芽かというと、6つ目のチューリップの芽です。前回の記事で、6球中5球の球根から芽が出た、という内容のことを書きました。あんなに暖かかった先週土曜、水やりをする時、最後の1つの芽が出ているのに気付きました。正直、6つ目をどのあたりに植えたのかまでは記憶していなかったので、顔を出したばかりの芽を見つけた時は、『そこにいたのね♪』という気持ちでした。

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上の画像のプランター内、左手前と右後方に、同じくらいの大きさで2つ、チューリップの芽が出ているのが見えるでしょうか。その左後方で、小さな‘たけのこ’(ここで全く別の植物‘たけのこ’を臆せず出してしまう私…)みたいに、1cmくらい芽を出しているのが最後の一つです。写真には入っていませんが、その左隣には、背の高いコニファーが植えてあるので、芽が出遅れたのは、日当たりに原因があったのかもしれません。

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←コニファーのそのまた左側には、他3つの芽が、すくすくと育っています。

同じ時間に撮影したのに、先にそろって3つ芽を出したこちら側は、コニファーの右側に比べて、さすがに日の射し込み方が違います。
それに、コニファーの影になりやすい右隣の3つの芽と、左隣とでは、明らかに葉の広がり方にも違いが出ています。

お日さまって、植物にとってすごく大切なものなのだと、チューリップの芽に教わりました。人も同じで、天気のいい日に外で太陽の光を浴びると、何となく元気をもらうことがあります。太陽のパワーです。

前回↓写真を撮った日から4日しか経っていないのに、ここ数日の陽気で、またぐんと伸びたような気がします。

前回の記事で登場した芽↓→成長→その4日後↓

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6つそろってこれで一安心。あとは、それぞれがそれぞれの咲くべきタイミングで、花を咲かせることができるよう、“植物係”としての水やりを、頑張るだけです。

こうして今日もまた、どちらの話がメインなのかわからなくなるくらい、本題より前置きが長くなってしまいました。

今日のお題は“ファーティペット”。 襟元を温める冬のアイテムの一つです。私の紫色の上着に付いていた、取り外し可能なフェイクファーの付け襟を使って、娘のものにリメイクします。

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シルバーグレーのフェイクファーの付け襟が気に入って買った、綿ジャージー素材の上着なのに、実際それを付けて着用したのは買った当初の数回だけでした。あとは、何となく、付け襟だけが浮いてしまうような気がして、ほとんど外した状態で上着を着ていました。

この外したままの付け襟を使って、何か他のものにリメイクできないかいろいろ考え、ポシェットのふたとか、ボタンをつけてネックウォーマーとか、いくつか思い浮かんだアイデアの中、一番『これがいい!』と思ったのが、リボンがポイントのファーティペットでした。

上着の襟元には、ところどころ、小さなボタンが縫い付けられていています。

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付け襟を上着に装着したい時は、表カラーと裏カラーの間に挟みこまれたループを、そのボタンにかけて取り付けます。

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表カラー

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裏カラー

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取り外したものを、装着した時と同じ状態に置いてみると、このように↓なります。

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カラーの上下を逆さまにして襟の形にしてみたら↓、首にも自然に添って、イメージ的にもしっくりくる感じがしたので、こちらでいくことにします。

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リメイクといっても、大がかりなものではありません。元々挟み込まれていたループも、表から見たら、全くじゃまにならず隠れてしまうので、わざわざ取るようなことはしないでそのままにしておきます。93cmのリボンを半分に切って、左右に縫い付けるだけの、簡単な作業です。リボンは、8mm幅の黒いベルベット素材。

買ってきたものを、ちょうちょ結びにして付け襟の上に置き、長さを見てみます。それで、長い分だけカットしたところ、93cmでした。

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そのリボンを半分に切り、左右にそれぞれ手でまつって縫い付けます。

縫い付け方はいろいろありますし、‘このやり方でなくてはならない’ということもないのですが、私のやった方法は…

襟の裏カラー側の上部角に、リボンの片端4mmくらいのところを縫いとめます。この時リボンは、表側が上から見えるようになっています。

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縫いとめたら、その縫い目に沿って、そのまま反対にリボンを倒します。そうすると、今度はリボンの裏側が上から見えます。

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最初に縫い付けた縫い目から、5mmほど離れたところを更に縫いとめます。

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すると、そのリボンの切れ端となる縫い代が、ちょうどその縫い目の中に納まるように隠れます。ボトムスのベルト通しの縫い付け方によくみられるやり方です。

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縫い付けた方と反対側の先端の始末は、4~5mm幅くらいの三つ折りで、手まつりしています。これで、切れ端からほろほろと織り糸がほどけてくる心配もないです。

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左右2本のリボンを付け終え完成すると、そこは女の子、娘は早速首に付けて、鏡でチェックしていました。

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いたって一般家庭に育つ我が子に対し、「あー、なかなかかわいいねえ。なんかお嬢さまみたい」と言うと、まんざらでもない顔をして嬉しそうでした。

そんな4年生の娘は、「明日、これして学校へ行くー」と言いながら、完成したその晩、就寝。宣言どおり、翌朝、リメイク仕立てのファーティペットをして、いつもよりも数分早く玄関を出て登校しました。チューリップの芽が順調に育つほど次第に暖かくなってきている今日この頃。今季、かろうじて間に合ったのはいいけれど、春まであと何回身につけることができるでしょうか。

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2012年12月31日 (月)

2012最後の手作り品は

今日で2012年も終わりです。

今年も、数多く、様々なものを作ってきましたが、最後の最後に駆け込みで間に合い、作り上げたのは、革ひも四つ組のブレスレットです。一昨日仕上げました。その名の通り、四本の革ひもを組んで(編みこむようにして)作るブレスレット、金古美色のメダルチャームを付けています。

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革ひもの四つ組み作品として、初めて作ったのはストラップで、このブレスレットは2番目となります。

最初、本を見ながら組んでいく時、思った以上に難しくて苦労しましたが、習うより慣れろで、長さをこなしていくうちに、言うことをきかなかった指先も、思うように動くようになっていきました。

手が慣れてきたところで、別のチャームを使ったり、革ひもの色や長さを変えたりしながら、また新たに違う何かを制作しようと思っています。

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今年も、こちらのブログにご訪問下さりありがとうございました。

また来年も、いろいろなハンドメイドに悪戦苦闘しながらチャレンジしていき、その様子などを書きつづっていきたいと思っています。

それでは…
みなさま、どうぞ、良いお年をお迎え下さい。

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2012年11月 9日 (金)

お出かけ前の小一時間でできる革ひものネックレス

本当に寒くなってきて、コタツとヒーターの季節がやってきました。
あまりにもブログの更新が滞り過ぎて、前回の記事の書き出しをみると、秋を飛び越え、夏からいきなり冬がきてしまったかのような流れです。

気を取り直して…

こんな寒い時季こそ、子供たちが寝静まった後、暖房でぬくぬくしながら好きな音楽でも聴いて、熱いコーヒーをテーブル(コタツ)の片隅に置き、手作りにいそしむ…そんな、のんびりと過ごす冬の夜が好きです。このブログも今年で4回目の冬を迎えようとしています。確認こそしていませんが、『コタツに入ってハンドメイド』というくだりは、冬になると毎年書いているのではないかと思うほど、“コタツ”と“ハンドメイド”は私の中で相性のいいものになっています。ここにみかんでも加われば、もう言うことなしです。(さっきはコーヒーでかっこよかったのに…)

今日は、革ひもやチャームなどの材料さえあればわりと簡単に作れる、ネックレスをご紹介します。出掛け前は、準備・用意で何かと慌ただしくなりがちです。でも、そんな中、少しでも時間に余裕ができれば、ささっと作って身につけて出かけられるので、外出する時の気分もいつもとちょっと違ってきます。

近いうち作ろうと思って、1週間ほど前に買い揃えておいた材料です。

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カットされている革を、好みの大きさの約5cm×3.5cmに切ります。裁断する前、一度その大きさに折ってみた時、その折り山の箇所だけ色が薄くなった感がありました。というわけで、本当はウォッシュ加工のように水に数分浸し、くたっとした雰囲気にしたかったのですが、色落ちしそうな不安を感じたので、利き手でギュッと握ってみるという試みをしてみました。何度も右手でギュッとしているうちに、しわがいい具合に入ってきました。

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ハトメ抜きを使いひもを通す穴を開けます。

↓濃いこげ茶色の革ひもは長さ1mにカットしました。巻かれた状態で袋に入れられていたことにより、最初はくねくねとクセがついているので、それをとるように軽く手で引き伸ばします。

半分に折った革ひもの‘わ’の方を、革パーツ穴の裏側から表に少し出し、ひもの両端をその‘わ’にくぐらせます。

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そのままひもの両端をキューッと引っ張ります。

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革パーツには、茶色みがかったグレー系のレースを少し飾りつけ、その他に、下の金古美色チャームのどれかをプラスします。

チャームは、手芸店に行くと、1個300円前後で販売されています。王冠やメダル、ハート型など、大きさも形もバリエーション豊富で、選ぶのに迷いました。

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さて、どれにしようかな。

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5分ほど悩んだ末、この細長い英文字入りのチャームに決めました。

そこにつなぎ目を開いた丸カンを通し、革パーツのハトメ抜きで開けた穴に取り付けます。
(丸カンは、左右に開かず前後に開くようにします。)

知らず知らずのうちにチャームを落として無くしてしまうことのないよう、丸カンのつなぎ目をきっちりまた元の状態に戻します。

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ご覧↑のとおり、なんだか物足りなかったので、クローバーも付け加えました↓。

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更に物足りなさを補うため、下の方にレースを1周巻きつけ飾ります。革や布に適した、乾くと透明になるというボンドを使用しました。

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ひもの両端はどうするかというと、ある程度、長さ調節のきくやり方をご紹介します。
実は、私も今回始めてこのやり方を覚えました。前々から革ひもの結び方に、こういうやり方があるというのは知っていましたが、難しくて面倒くさそうだと決めこんでいました。これを機に覚えようと、写真入り解説本とにらめっこしながらやってみたところ、思いのほか簡単だったので、機会がありましたらぜひやってみて下さい。

どちらか片側のひも端を結んで、下↓のような‘わ’を作り…残ったもう一方のひも端をその中に通します。

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キュッとその‘わ’を引きしめます。

反対側のひも端も同様に…

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最初に結んだ方のひもをくぐらせながら結びます。

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その結び目を引きしめると、このようになります。この2つの結び目を交差させるようにスライドさせ、長さを調節します。

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ひもを一番短くした場合は2連となり、長さは44cmほどでパーツ類は胸元あたりにきます。

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最大に長くした場合、ひもの長さ約90cmで、チャーム類はだいたい‘みぞおち’くらいに達します。結び目同士がぶつかり合って、ひもの両端が外れることはありません。
44cm~90cmまでの間なら、ひもを好きな長さに自由に変えられるということになります。うまくできたしくみです。

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途中、チャームをどれにしようか迷ったり、このようなひも端の縛り方が初チャレンジだったこともあり、その分時間も費やしましたが、次回2本目、3本目と慣れてくれば、かなり短縮できると思います。

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今日は出かける予定があるので、これ(作ったネックレス)に決まりです☆

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2012年9月10日 (月)

一度でやみつきになった羊毛フェルトでキーチャームを作る

今やどこの手芸店に行っても材料が手に入る羊毛フェルト。存在は知っていたものの、そんなに興味はなくて、そのコーナーが目に入ってもいつも素通りしていました。でも数ヶ月前、タレントの三浦靖子さんが書いた『男子がもらって困るブローチ集』という手芸本を買ったのをきっかけに、急激にやってみたい気持ちが湧いてきて、先日初めて羊毛フェルトに必要な道具と材料を買ってきました。

羊毛、ニードル、スポンジ、これさえあれば始められます。手始めに苺を作りたかったので、赤と緑(緑は‘へた’や‘葉’用に…)の入ったものと、後々マトリョーシカなど人形系を作る時の肌にしようと思い、白の入ったものとで、合わせて3セット買いました。

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最初に赤いフェルトを必要な分だけちぎり、軽くまとめたら、スポンジを台にしてニードルでプツプツサクサクと刺していきます。初めて羊毛フェルトに一刺し二刺ししたその瞬間、今までに無いその新感覚にすっかりとりつかれてしまいました。ただただひたすらプツプツサクサクを繰り返し、形作っていくだけの作業が、無性に面白くて。針と糸を使わず形にする…それはまるで粘土遊びに似ている…と、頭の中で無理やり粘土と羊毛フェルトを結び付けながら、一人もくもく…もとい…一人プツプツサクサクと刺し続けました。ちょっと慣れてきた私は、調子が出てきて、スポンジの台に置かずに手に持ちながら作業をしていると、時々指までプツっといってしまうことが数回ありました。そういえば、買った本にも書いてありました。指を刺してしまうこともあるので、初心者は指サックを…と。未熟さゆえに痛みを伴う作業ながらも、楽しさは増す一方で、30分ほどで形になってきました。

その後、へたを作り、苺のつぶつぶを白い丸小ビーズで表現し、ついでに苺の花も作りました。

スポンジ台の上で仲良く記念撮影↓

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羊毛フェルトとは別に、革製のタグを付けます。携帯ケースを作った時(のブログはこちら)に残った革を使ってのコラボレーションです。自分で彫った、消しゴムはんこの筆記体ショップロゴと、ミニサイズの蝶を、革にもオッケーなインクを使い、スタンプします。

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それらに更にいろいろと手を加えたものを組み合わせ、車の鍵のチャームが出来上がりました。

今乗っている車も、今年の11月で8年になります。その間、一度だけキーホルダーを付けたことがあったような気がします。それが、どんなものだったのか、どうしてそれを結局は取り外すことになってしまったのか、覚えていないほど短い期間で遠い昔のことです。それからというもの、何も付けないままでいましたが、今日早速出来たてのキーチャームを付けた鍵を使ってエンジンをかけました。運転している時も、ハンドルを握る手の向こう側でこのチャームがフラフラ揺れると、なんだか嬉しくて。

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年甲斐も無く苺なわけですが、自分の作ったものは愛着が人一倍あります。

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苺、花、革製タグの制作工程も、順次書いていく予定でいますので、お時間がありましたらぜひまた見にきて下さい。

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2012年9月 4日 (火)

レースで作ったコサージュのバッグチャーム

暑い暑い8月も終わり、9月に入りました。日中とは違う朝晩の涼しさや、日が短くなったのを感じると、じわりじわりと確実に秋が近づいてきているんだなあと思うこの頃です。

先日、このバッグチャームを作るに至った理由についてブログに書きましたが、今回はチャームの作り方のご紹介です。

これら↓の材料を使って作ります。全てあり合わせのレースやリボンです。上3種類のレースは手芸の材料として買ったもので、一番下のゴールドのサテンリボンは、頂き物のお菓子の包装にかけてあったものです。派手さのない金色がきれいだったので捨てずにとっておいたものの再利用になります。

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幅広の2種類のレースをコサージュのメインとし、細いリボンとレースは飾りにします。この時点で、巻きバラ風にするイメージは持っていたのですが、最終的にどんなふうにするかは、作りながら決めていきました。

茶色のレースの、波のようにでこぼこした方を花びらの表情として出したかったので、平らな方をちくちくとぐし縫いします。ある程度縫い進んだところで、ぐし縫いした糸をきゅーっと引っぱりレースをしぼってみます。

当初は、2種類の幅広レースを使って巻きバラを作るつもりでした。そこで、生成りに片側の縁が薄紫色になったツートンカラーの幅広レースを内側にもってくるか、外側にもってくるか、いろいろ試しに重ねてみたのですが、いまいちしっくりこなかったので、茶色のレース1枚でいくことにしました。

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だいたい25cmほどきたところで、ひだがちょうどいい具合の丸い円になったので、その長さに決め、そこでレースをカットすることにしました。縫い糸はこの後まだ使うことになるので、針に通したまま切らずに残しておきます。↓見やすいように、いったんしぼったレースと糸を広げています。

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糸とレースを、コサージュ中心が完全にふさがるまできゅーっと再びしぼります。残しておいた糸を使い、レースの両端を折り伏せ縫いの要領で縫い合わせます。レースなので、模様となった穴がところどころにありやりにくいのですが、ぼそぼそしたレースの切れ端がなるべく外に出てこないようかがります。玉止めしたら、その結び目は縫い代の中側に引き入れます。

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これだけではあまりにも味気ないので、花の中心をビーズで飾ります。

前にクロスのモチーフを作った時に余ったゴールドの3mm玉を、コサージュの中心側に返し縫いで縫い付けていき、この辺で十分かなと思ったところで終わりにします。次に、ブレスレットでも作ろうかと買い置きしていたターコイズで、その周囲を囲むようにして返し縫いで縫い付けます。

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裏側に、長さ約11~13cm(縫い代1cm含む)にそれぞれカットした細いリボンとレースをバランスをみながら縫い付けます。その上には、適当なひもが見つからなかったので、指編みで作った細い毛糸のループを付けました。それらの縫い代を隠すために、グリーンのサテンリボンをまつりつけています。本当は、飾りに使ったゴールドのリボンを使いたかったのですが、あいにく余分に残っていなかったので、これで代用しました。ここに、後でコサージュピンを縫い付ける予定です。

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出来上がりです。

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何年も宝の持ち腐れとなっていたターコイズが、日の目を見ました。

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このようにしてバッグに取り付けています。ループで取り付けているため、肩にかけたりおろしたり、はたまた歩いているうちに、コサージュも右に左にふらふらと揺れ動きます。気が付くと、くるんと回転し表と裏が逆になっていることもしばしばで、どうにかしなくてはと考え、縫い付けるタイプのコサージュピンを裏側に付けることにしました。

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コサージュピンで取り付ければ、固定されるので、表と裏がくるくる変わることもありません。後でやろうと思っているうちに、また1年経過してしまうことのないよう、『今日中にコサージュピンを縫い付ける』という小さな宣言をこの場でしたいと思います。

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これでこのバッグも使えるようになったと喜んで度々持ち歩いていたら、次なるトラブルが発生しました。今度は、コサージュを付けていない側のタブの薄い表面が、縫い目から裂けてぺらっとめくれ上がってきました。これでは恥ずかしくて堂々と持ち歩けません。傷んでいる箇所はタブだけですが、そこだけが悲しいくらいに‘ボロ’な感じでみすぼらしくて。一難去ってはまた一難。本革製に比べたら、お手ごろな値段のものも多い合皮素材ですが、こういうことあるんだよなー、チープなだけに耐久性に欠けるんだよなー、とがっくりきました。

根っからの貧乏性なのか、それでもやっぱり捨てられない私は、めげずにめくれ上がった反対側のタブをどう修理しようかただいま考案中です。

【追記】PM11:00
上の記事は、本日午前10時頃更新したものです。その中で、『今日中にコサージュピンを縫い付ける』という小さな宣言をしましたが、無事終了したので追記として載せたいと思います。

用意したのは、2.5cmサイズの黒いコサージュピン。横並びになった2つの穴に、糸を通した針をくぐらせながら、コサージュの裏側に縫い付けます。(付ける箇所が平らなら、ボンドで貼り付けることも可能です。)

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残したループもそのまま使えるし、固定したい時にはピンでも留められます。

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宣言の効果は絶大です。面倒くさがり屋な私でも、宣言したからには今日中にやらなくてはウソになる…とその気になり、明日に持ち越しすることなく実行できました。『~する予定です。』の言葉で終わらせてしまえば、ものの10分で終わるこの作業も、私のことだからいつになるかわからない…と思い、あえて‘宣言’という大げさな言葉を使ってみたのは正解でした。ブログに限らず、何かを始めたい時、果たしたい目標がある時は、黙っていないで思い切って家族や友人・知人などに宣言してしまうと、案外奮起して頑張れそう…と、1本のコサージュピンから学んだ一日でした。

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2012年8月21日 (火)

切り裂けたバッグの片側タブを補修

私が普段持つバッグは重いです。バッグ自体が重いのではありません。原因は中身にあります。

どんな物が入っているかというと…定番の財布に始まり、携帯、ポケットティッシュ、いつ雨が降っても慌てないように折り畳み傘、空き時間が出来るかもしれないから文庫本1冊(時には1冊目が飽きるかもしれないので2冊)、荷物が増えるかもしれないからサブのぺたんこトートバッグ、暑さしのぎに扇子を1つ、水分補給に350ml入りの水筒、子供の虫刺されにかゆみ止め軟膏、ケガした時の応急処置にバンソウコウ、それらのこまごましたものをまとめるポーチ類、そうやってあれもこれも入れ込んでいるうちに、肩こりが当たり前の重量になってしまいます。

そんな、備えあれば憂いなしだらけの持ち物が災(わざわ)いし、ある日突然肩にかけていたバッグの紐がズルズルっと肩から滑り落ちました。何事!?と、わけがわからないながらも地面に落下寸前でバッグをキャッチ。幸い、バッグの入れ口はファスナーが閉まっていたこともあり、人前で中身が飛び出すという恐怖体験を味わわずに済んだ去年の夏。当然、その直後、‘重量オーバーによるバッグの一部破損’ということに気付いたわけですが、あれから何ヶ月の月日が流れたことか。

破損したのは片側の持ち手の付け根に付いた‘タブ’で、その他には全く問題ないため、それだけでお気に入りのバッグを丸々捨てることもできず、使えないまま保管し続け早1年、やっとこ昨日やる気スイッチが入りました。

丸かん(金具のリング)がはめ込まれていたタブは、元のミシン縫い目のきわで力(ちから)つき、このように裂けてしまいました。今にも‘ビリッ’という効果音が聞こえてきそうです。

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素材は合皮です。手縫いで直していきます。元々のステッチ糸に近い、光沢感のあるベージュがかった絹の穴糸を使うことにしました。

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タブの裏側です。ボンドのようなもので貼り付けた上からステッチで押さえてあったようで、合皮の表面が部分的にはがれています。

ボロボロと裂けていた切れ口は、裁ちばさみできれいにカットしました。

表に出ているステッチ糸(上糸)は、裏側に引き出します。そこからそれ以上ほどけてこないように、上糸と下糸一緒に片結びし、余分なステッチ糸はカットします。

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タブの縫い代は、浮いていると作業がしづらいので、ボンドで貼り付けておきました。

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丸かんをこのタブに挟み込み、タブと本体の間の見えない部分は、動かないように固定させたいので、ボンドで貼ります。

タブの長さは切り裂けたことにより短くなってしまっているので、折り山の位置をその分ずらし深めにしています。この段階で、表から見えるタブの合皮の表面が、わずかにはがれてしまいました。軽いショックを受けつつ、先に進みます。

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手縫いでタブを縫い付ける時、裏側の縫い目は見返し側に出したくないので、見返しと裏地が縫い合わさっている一部のステッチをいったんほどきました。

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絹の穴糸1本どりで、元の針穴に針を刺すようにしながら返し縫いしていきます。縫っている途中で、どうせ縫うなら縫い糸を2本どりにした方が丈夫だったかも…とも思いましたが、これを機に、日常的な肩こりも体に良くないので、少しでも中身を軽くしていけたらいいな…と思い返し、最後まで1本どりで縫い上げました。

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表にタブが付いている位置の裏(見返し)側には縫い目は出ていません。この見返しをめくると、内側に縫い目が見えます。

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いったんほどいた見返しと裏地のステッチを、元の針穴に針を刺すようにしながら、手で返し縫いして元に戻します。

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元の針穴に針を刺すことにこだわっているのは、違う場所に針を刺し、新たに針穴を開けてしまうことにより、合皮の強度が部分的に弱まり、そこから切れてしまうというトラブルを避けるためです。(黒いナイロン製の裏地については、そんなに元の針穴にこだわってはいません。)

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ようやく直しが終了しました。本革ではなく、合成皮革ですが、このくたっとした質感と紫の色味、それから丸みを帯びた形と縦にたくさん入ったピンタックのステッチが気に入っていて、出かける時にはしょっちゅう持ち歩いていたのに、一番の災いは水筒だったのでしょうか。

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これでめでたく使えるようにはなったけれど、ほんの数ミリ単位ではがれ落ちてしまったタブの一部分を隠したい…。それをカモフラージュするために、上からレースを縫いつけようかとも思いましたが、またそこからはがれるようなことになってしまっては元も子もないので、バッグチャームを作って隠すことにしました。

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チョコレートコスモス色のレースや、私の好きなターコイズのビーズなどが材料になっているコサージュのバッグチャーム、次回はそれを作っていく工程について書く予定です。

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2011年6月 7日 (火)

“和”しぼりの羽織と黒帯で作った‘ペタンコトート’と‘携帯ケース’

もうずいぶん前から私がお世話になっている方から、「ぜひ、何かに使ってね」と、着物の帯や、羽織、布などを、昨年ご好意で頂いたのですが、それらの中の2点を組み合わせ、“和小物”を作りました。

その2点というのは、赤と黒が基本色となった、しぼりの羽織と、菊の花の模様が織り込まれている光沢感のある黒帯です。しぼりの生地をメインにして、黒帯の方はトートバッグの入れ口の切り替えと持ち手に、携帯ケースにはふたに使用しメリハリをつけました。

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まるっきり一から形を変えるのではなく、元の羽織の形跡や名残も残しながらリメイクしたかったので、袖が袋状になっていることを活かし、その‘たもと’を使ってペタンコバッグを作ることにしました。

↓のように置いた状態で、下側になっているラインは元は袖下にあたり、バッグの底辺にしたラインは、袖口開き部分の下側になります。そこのところは手を加えず、最初にこの羽織を制作した方の手縫いをそのまま活用しています。というわけで、そで下の丸みもそのまま残しているので、バッグの底は左右非対称になっており、片側は直角で、反対側は軽く丸みを帯びた形になっています。

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裏地も羽織に使われていたものを使用しました。バッグの形に片袖を裁断する時、表と裏が重なり袋状になった袖の状態で、4枚一気に裁ちばさみを入れました。このバッグの入れ口にした部分は、羽織の脇の下の開いているところをそのまま活用しているので、ここも元々の手縫いを活かしています。

部分的に、元々の手縫いをそのまま活用するため、平らに広げることができず、接着芯が貼りにくいのですが、出来上がりがしっかりするので、表も裏も入れ口部分におおよそ8cm幅の帯状に芯を貼っています。

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この裏地も、白に近いクリーム色に、薄いピンク色のいかにも和風な柄が入っているので、裏地にしておくのにはもったいないくらいの存在感があり、なおかつ、無地の味気ない裏地に比べ、ちょっとした贅沢感もあります。また、裏地の素材を確認したわけではないのですが、絹のようにも見えます。

黒帯の菊の花模様が出るよう、後(あと)から入れ口に縫いつけて切り替えのようにし、もう一つポイントがあるとバッグの印象がしまるかなと思い、朱色の四角いボタンを、前と後ろ中心に、縦に2つずつ並べました。なるべくボタンを付けた部分の生地に負担がかからないよう、裏側には力(ちから)ボタンを付けています。

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おそろいで、携帯ケースも作りました。

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この携帯ケースの持ち手は、羽織の前で結ぶ‘羽織ひも’を利用しました。ふさふさした‘ふさ’の部分に向かい、白からピンクに変わるグラデーションの色使いになっているこの羽織ひもも、まだまだ丈夫で使えそうだったのと、長さも持ち手にするのに程よい感じでしたので、このように付けてみました。ふさも、味があってかわいらしく、ワンポイントにもなるので、表と裏の中に縫い込まず、あえて外側に縫い付けました。

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羽織ひもと組になって羽織に付いていた、しぼりの共布ループと銀色の金具を利用することで、ひもの片側が取り外しができるようになっていたので、バッグの持ち手などにこの携帯ケースを取り付けることができます。

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マグネットボタンでふたが閉まるようにしました。

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今回作ったこの2点は、この素材を頂いた方へ、「以前頂いた羽織と黒帯を使い、このようなものを作りました!」と、感謝の気持ちも込めてプレゼントしたいと思って制作しました。今週末お渡しする予定なのですが、気に入って頂けるといいなと思っています。

他に、同じ羽織と黒帯を使って、これからの季節、持っていれば涼しい、扇子入れ用の袋も作ってみましたので、次回はそれについてご紹介します。

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