手作り入園入学グッズ

2013年9月21日 (土)

参観日用、しましまのスリッパに水玉のmyスリッパ入れ…折りまち一重、上履き入れにも

これまで数年使用していたものが少々古くなってきたので、夏休み中、新たに買い換えたストライプのスリッパ。ワンコイン(500円)でおつりがくるほどの値段でした。このnewスリッパに合わせて、myスリッパ入れを作ります。

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用意したのはこちら。

赤い2cm幅のアクリルテープ。持ち手と入れ口などに使います。他、リサイクルショップに持ち込みをしても、部分的に傷んでいて買い取ってもらえないような衣類のネーム。縫い目をほどいて取ることをせず、後ろ襟元を生地ごとカットして保管しておいたものを3枚。それとショップ名の入ったネームとタグを1枚ずつ。赤いひもは、前に上履き入れを制作したとき、ついでに余分に長く作っておいた、持ち手を通すひもの余りです。

このリネンの生地は、赤い糸で水玉の刺しゅうが施(ほどこ)されています。ですが、左右両端のみみ側は、まるっきりの無地です。おおよそ22cm幅の無地の部分は、後で何かに使うとして、今回は、水玉模様の箇所だけで制作します。

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スリッパを布でぐるっとくるみ、脇や底をまち針でとめてみて、どのくらいの大きさにするかを決めます。それにより、出来上がりサイズを、縦31cm×横23cmにすることにしました。それプラス6cm幅のまち付きにします。今回、同じ‘まち’は’まち’でも、前回の巾着袋制作時の折りまちとは違い、表に三角に出る仕上がりにします。持ち手の長さは2つ折りの状態で、15cmの出来上がりサイズです。

本体の生地を‘わ’でとるのは、片脇ではなく、底です。

この場合、
縦の寸法、(31cm+まち幅の半分3cm+入れ口縫い代1cm)×2(‘わ’でとるので)=70cm
横、23cm+(両脇に1cmずつの)縫い代2cm=25cm
の寸法で裁断することになります。

この折りまちは、底に3cmの深さにタックを入れ、それを挟み込んだ状態で中表に両脇を縫います。折り紙風な表現でいうなら、表から見て、わでとった底辺が山折り、それを中心に、3cm間隔で前後に1本ずつ平行に谷折り、合わせて3本の折り目を、軽く指で押さえてタックを作ります。

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中表にして、前後の入れ口や両脇を合わせ、底を最初に折り目をつけたようにたたむと、↓この状態になります。

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飾りとしてのネームやタグなどの縫い付けは、袋状にしてしまった後ではやりにくいので、平らな状態のときに先に付けてしまいます。

ということで、バランスを見ながら配置を決め、まち針でとめておきます。

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3cmの深さに折ったタックは、出来上がって広げたときに、倍となる6cm幅の折りまちになります。

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ネームの縫い付けが、ちょっと右上がりに曲がってしまいました。自分で使うものでもあるし、手作りならではの味、ということにして、縫い直さずこのまま進みます。

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こちら側↓は曲がらずに縫い付け成功。

ショップのネームの下には、アクリルテープを重ねて赤い枠仕立てのアクセントにしています。

下のネームの‘-90-’という数字は、身長を基準にした子供服のサイズです。娘達のどちらかが、90cmサイズの服を着ていた頃のもの。何歳の時に着ていた、どんな服だったのか、外してしまった今となっては、思い出そうにも思い出せません。

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ボール入れを作ったときは、入れ口に共布で見返しを付けて、ひも通しを挟み込みました。でも、今回は、持ち手にも使用した同じアクリルテープを活用します。

本体は、両脇に縫い代を付けていますが、アクリルテープは、片脇は‘わ’でとり、反対側の片脇だけ1cmの縫い代を付けて縫います。

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アイロンで割った縫い代は、端が外側にはみ出してこないよう、内側に折り込みます。

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本体の両脇を、入れ口から底にかけて縫います。(縫う前に、ロックミシンで両脇縫い代の始末をしてあります。)

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両脇の縫い代を、アイロンで割ります。

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折りまち部分の縫い代は、こんなふうにして割りました。

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表から見た折りまち

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この三角を眺めているうち、あるものをここに付けたくなってきて…

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頂点に、ボタンを付けることに。スリッパに元々飾りで付いていた木製のボタンと似ているものがちょうどありました。以前、着なくなったカーディガンを処分する際、取り外しておいたボタンです。

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ためにため込んできたボタンは、作品の飾りにもどんどん取り入れ、じゃんじゃん消化していきたいと思います。

ボタンの糸の色と留め方も、赤と×印にして、スリッパとおそろいに。

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次は入れ口です。

本体入れ口1cmの縫い代を、アイロンで裏側に倒し、アクリルテープを、本体表から見て1~2mmほど出るよう中裏にまち針でとめます。

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持ち手や、持ち手を通すひもをはさみ込みながら、本体表入れ口を端ミシンのステッチで押さえます。

また、グリーンのリボンも、アクリルテープ片脇の縫い目を隠すように一緒に挟み込みました。

表からもほんのわずかに見えるアクリルテープの縫い目は、見えないようにしたかったので、こんなふうに、リボンをタグのように付けることにしました。

同じギンガムチェックでも、黒も持っているし、他にも合いそうなリボンやレースがあったので、どれにしようか迷いましたが、数ある候補の中から、このグリーンのチェック柄リボンが勝ち残りました。

入れ口のステッチは、1本目の端ミシンに平行に、1.5cm間隔でもう1本下側に入れています。この2本目のステッチは、アクリルテープの下側を、本体に縫い付ける役目をしています。

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完成品の裏側です。

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縦にも横にも、スリッパの大きさに対して、ゆとりのあり過ぎる袋になってしまいました。最初に、ちゃんと測って決めた袋の大きさなのに。持ち手を手にして持つと、袋の中で、スリッパがパタパタと泳ぎます。もう一回り小さめに作っても充分でした。

もちろん、サイズ次第では、上履き入れにもなり得ます。
参考までに、私が上履き入れとして作るときは、
縦28~30cm×横19~20cm、持ち手2.5cm~3cm幅×長さ16cm(2つ折り)、ほどの出来上がりサイズが多いです。

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今回仕上げたものも、B5サイズの大学ノートにちょうどいい大きさでもあるので、スリッパ入れ以外にも、活躍する場はありそうです。さすがにA4サイズの雑誌は入りませんでした。

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木目調のテーブルの上に、リネンの上履き入れ…何となく地味な画像です。

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それでも、素朴でナチュラルな麻の素材は、優しい感じ。

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赤いしましまと水玉のコンビ。

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グリーンのギンガムチェックのリボンで付け足したタグは、我ながら気に入っています。

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今度の小学校の授業参観には、確実にこのセットを持って行けます。

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見切り品として1mの長さで売られていた、この水玉のリネンの生地。残った生地で、参観日にあると役立つグッズを、おそろいでいろいろ作りたいと思っています。一つ目は、2~3本ペンを入れられる収納力があればそれで充分な、ペンケースに始まり、ポケットティッシュケース、ただ真四角に切って周囲を三つ折りに縫うだけの、リネンのハンカチ、自転車のカギを入れるためのポケットをつけたトートバッグ、考えていくうち、いろんなものが湧(わ)いてでてきましたが、さて、この中で一番最初に取り掛かり出来上がるものはなんだろう…自分でもまだ、決めかねています。

自転車といえば…

参観日は学校の駐車場も保護者の車でいっぱいになり、空きスペースを見つけるのに手間取ることがあります。車庫入れやバックを苦手としている私の希望としては、車幅ぎりぎりではなく、ある程度、余裕のあるスペースに車を停めたいので、学校の駐車場の中、安心スペース探しにウロウロしてしまうことも。ウロついている間にも、当然、時間は過ぎるので、気分的にちょっと慌てます。なので、家から徒歩15分の距離を、自転車で10分かけずに行くことを覚えました。これがけっこう気持ちいいのです。天気のいい日なんかは特に、風を切って走る自転車は、気分爽快です。これから、暑さも徐々にやわらぎ、秋めいてくると、ますます自転車日和(びより)が多くなってもくるし。

というわけで、日頃、ほんの近い距離でも、ついついエンジンをかけ移動手段に車を使ってしまうので、用があって学校へ行く時くらいはと、たまに自転車をこいでいます。

自分にとっての気持ちいいこと、楽しいことを見つけて、少しずつでもつなぎ合わせていくと、一日一日も違ってくると思うので、日々、楽しいこと探しをしている自分でありたいです。

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2013年6月29日 (土)

作り手である私の元へと戻ってきた長女のレッスンバッグと上履き入れ

先日、中2の長女が机周りの整理をしている最中、「もう、これ使わないから」と言いながら、ある物を私に差し出したました。長女が4年生だったときに、キャラクターものはそろそろ卒業かなと、私が新たに作り直した、レッスンバッグと上履き入れのセットです。過去のブログで一度だけ登場していますが、その時のものと比べると、度重なる洗濯の末、さすがに色もあせ、生地もシャリシャリ感がなくなり‘くたっ’としています。

でも、4年生から卒業するまでの数年間、大事に使ってくれたので、ボロボロにもなってなく、まだまだ使えそうです。私好みのデザインにしつつ、なおかつ、子供の持ち物としてもいけそうな感じに制作したので、「このセット、喜んで使わせてもらいます」と、娘から引き取りました。

レッスンバッグは、横48cm×縦37cmと、なんでもかんでも入れられそうなくらい、かなり大き目のサイズに仕立てました。

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蝶に孔雀(くじゃく)にいろんな花々…

多色使いでなないのですが、そんなに地味でもなく、パッと見、華やか。だけど、小学生の持ち物としては、少々渋いでしょうか。

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この上履き入れ、授業参観時の私のスリッパ入れにどうかとも思いましたが、底から入れ口までの縦の長さが26cmしかないので、残念ながらおさまりません。

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小学校だけで、年間5、6回はある授業参観。その都度スリッパ持参となります。スリッパ入れという、スリッパ専用の入れ物は特別持ち合わせていないので、これまでのところは、家の中にある適当な巾着袋に入れて持って行っています。

学校に行く度、『今度、自分用に、スリッパ入れ作ろう』と、何度思ったことでしょう。思ってるばかりで作らない…私が直したいと思っている部分でもあります。

『作りたいと思ったら、すぐ取り掛かる 』

今年の下半期は、それをモットーにしていけたらと思います。…できるかなぁ…自信なく心はつぶやいていますが、目標を持つことはいいことなので、意識していこうと思っています。

持ち手を通すひも、完全に脱色していますが、元々は赤いひもでした。使い込んだ味わいがかもし出されています。

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裏地に使用した、ストライプの太い柄の部分を縦に切り抜き、アクリルテープ持ち手の表側だけに縫い付けています。

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手で握る箇所を半分に折り、コの字のステッチでおさえました。

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ただでさえ厚みのあるアクリルテープの表側に、一枚別の布が縫い付けられていて、さらにそれが2つ折りになっているので、普通のミシン針では、針が折れてしまったり、縫い目がとぶ場合もあります。

なので、家庭用ミシンで厚手のものを縫うときは、14番ほどの太いミシン針に替えると安心です。

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引き取ったこのセット、このままよりも、何かいいアイデアはないかなと考えた結果、レッスンバッグを折りたたみ、サイズ的にスリッパ入れにならない上履き入れを、バッグの収納袋にすることにしました。

縦長に3等分にたたみます。

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持ち手を中側に折り込み、更に3等分。

こんな形状をしたエコバッグ、よく見たことあります。

例えば、入れ口中心にリボンやひもでも縫い付け、この状態でぐるぐるっと巻けば、これだけでも立派なエコバッグに。

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たたんだバッグを上履き入れの中に収納。見た目では分かりませんが、確かに入っています↓。

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中をのぞくと…いました。

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上履き入れの上側を折ってみます。長い持ち手のはみ出した分は、後ろ側にもっていきます。

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すると、コロンとした携帯ポーチに変身です♪

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コンパクトになったので、荷物が増えそうなお出かけ時に、メインのバッグに忍ばせておくと、役に立つこともありそう。

私の好きな柄の布で作ったバッグなので、それが私の元へと戻ってきて、今度は自分で使えることが嬉しいです。

明日で6月も終わります。ここまでくると、次回の授業参観は夏休み明け。その時までには、スリッパ入れも完成させていることを、自分に期待したいと思います!

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2013年5月19日 (日)

ボール入れ用に○●入れ口にループの付いた一重仕立て切り替え巾着作り方

2ヶ月ほど前、ボール入れ用に使い勝手のいい、入れ口にループのついた巾着袋について書いたことがありました。その時のは、上の娘の幼稚園入園時に、園から『ボールと縄跳びを入れる巾着袋を用意してください。』というプリントをもらってきたのをきっかけに作ったものでした。

今回新たに、小熊のイラストプリントの生地を使って制作しましたので、完成までの工程をご紹介します。

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【出来上がりサイズ】

縦30cm×横30cm

○それぞれに全て縫い代1cm込みの材料

●見返し:縦5cm幅×横62cm(片脇‘わ’)

●本体切り替え上部:縦22cm×横62cm(片脇‘わ’)

●本体切り替え下部:縦22cm×横32cm(底‘わ’)

●ループ:11cm(2つ折りのループにして挟み込みます)×6本

●入れ口に通すひも:約76cm

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表地の入れ口と見返しに接着芯を貼ります。表地の接着芯は、見返し布(5cm幅)で隠れる程度の約4cm幅に芯を貼っています。

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‘わ’でとったのは、本体切り替え上部と見返しの片脇、切り替え下布の底辺です。

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ロックミシンで、本体、見返し共に縫い代の始末をします。切り替え箇所となる部分は、後でミシン縫いしてから2枚の縫い代を一緒に処理するので、ここでは断ち切りのままです。

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タグを脇に挟み込む場合は、この時一緒にロックミシン

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入れ口のループは10cm間隔で、全部で6箇所、見返しとの間に挟み込みます。片脇縫い目以外、他5箇所を先にミシンで仮止めしておきます。

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切り替え上部と見返しの片脇、切り替え下部の両脇をミシンで本縫いし、アイロンで縫い代を割ります。

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脇の縫い目位置に、残り1本のループを挟み込み、本体入れ口と見返しを中表にミシン縫い。
切り替え部分も同様に縫います。

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縫った後の切り替え部分

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ミシンで本縫いしたラインがきれいにすっきりと出るよう、アイロンでおさえます。

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入れ口は一度縫い代を割ってから、見返しを袋の内側に折り込みます。

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その後、本体表に対し見返しを1mmほど控えてアイロンでおさえます。切り替え縫い代は上側に片返ししてから、ロックミシンで縫い代の処理をします。

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一重巾着内側はこのようになっています。

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入れ口は平行にダブルステッチを入れてカジュアルな感じに。

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切り替え箇所も、入れ口とおそろいのダブルステッチ。

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ミシンステッチの糸は、表と見返しの色にそれぞれ上糸と下糸を合わせました。

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見返しが上にぺらぺらと持ち上がってこないよう、下側をステッチでおさえています。ロックミシンの縫い目幅の、真ん中あたりを、上からおさえるようにしています。

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上部片脇がわになっている側の切り替え部分。

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6箇所のループにひもを通し、結び目を作ったら完成です。

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この感じの入れ口は、子供でもボールを入れやすいと思います。

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娘達が幼稚園生の頃に買った、直径約15cm、円周約50cm大のボールが実際に入っています。園で指定された大きさそのままに今回も作ったので、大き過ぎず、きつ過ぎず、程よいゆとりです。横幅30cmの2枚の布を、両脇で縫い合わせると、入れ口周囲は60cmということになります。だとすると、この袋は、ボールの円周に対して全体で10cmのゆとり分があるということになります。

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一つのボールの大きさに対し、どのくらいの袋の大きさにしたらちょうどいいか迷ってしまうような時は、試しにボールを布でくるみ、まち針や安全ピンなど使って袋状にしてみると、おおよその見当がついて、サイズを決めやすくなります。

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切り替えのデザインにするとき、一応、制作に取り掛かる前の段階で、布を置いてみて、上と下とのバランスを見ながら比率を決めます。私は、たいがい上と下とが2:1で落ち着くことが多いです。入れ口だけを切り替えにするとか、切り替えで遊んでみるとか、そういう場合を除いては、目が慣れているのか、ほぼ約2:1でおさまります。全体の縦の寸法を3にするなら、切り替え下の寸法が1です。この巾着袋でいえば、縦が30cmで、切り替え下にくる寸法は10cm(底は‘わ’なので、片面だけの寸法となります)。

切り替えタイプほど制作時間を要さない、生地一枚でサクッと仕上げる一枚仕立てのものも、手間も少なく手軽にできるところが好きです。逆に、切り替えにした場合は、手間と時間がそれなりにかかります。でも、どの柄と何色の無地を合わせるかとか、生地・柄の組み合わせをじっくり考えることもまた楽しいので、嫌いではないです。柄ものに対して、その中の一色を選び抜き、無地を合わせることがわりと多いのですが、思いがけなく、柄ものと、また違う柄もので、相性の良い組み合わせを自分なりに発見したときは、仕上がり見たさに、心なしか手も早くなる気がします。

今回の巾着袋は、男のお子さん用に制作したものなので、切り替え下にこの無地を選びました。ひもも、小熊と同じ黒にしたことで、メリハリを効かせました。

ゆかたに合わせる和小物類の中にも、入れ口にループのついた巾着袋をよく見かけます。花火大会とかでもたまに目にする、底に竹かごが付いた粋(いき)なあの巾着。着物地を持ち合わせているので、いっぺん作ってみたいと思っています。これで、あづま袋に次いで、作りたいものがまた一つ増えました。こうして、どれも出来上がらないままに、頭の中が作りたい物でいっぱいになることが時々あります。あれも作りたいし、これも作りたい…と、一つ一つ挙げていくと、きりがありません。実は今、レース編みでドイリー作りに挑戦してみたい気持ちが自分の中で高まっていて、先週、母からレース糸をもらい、レース用のかぎ針も借りてきました。そして、話の流れからもお察しのとおり、今なおレース編みに手をつけられずにいます。

このままだと、あれもこれも未消化となって、心身共に良くないので、まずは2~3cmくらいのちっちゃな極小サイズのドイリーを1枚、今晩編んでみようと思います。(大きいことを言っているようですが、内容がやや消極的に感じるのは気のせいでしょうか…)

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2013年3月24日 (日)

はさみ込まない後付けの手作り持ち手…レッスンバッグに

私が裏つきトートバッグを作るときは、中表にした表と裏地入れ口の間に持ち手を挟み込み、返し口からひっくり返すというやり方がほとんどです。でも、今回のバッグはひっくり返しなしの、返し口いらずです。

個別に作ったバッグ本体入れ口部分に、共布で手作りした持ち手をミシンステッチで後付けしています。

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バッグの裏地は紅白の縦ストライプ。一緒に写っているのは、おそろいの、裏無し体操着入れ用巾着袋です。

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よく持ち手に使われるようなアクリルテープは使用せず、本体共布とレースを使って手作りします。

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表布切り替え上部に使用した赤い無地の生地に、好みの硬さになる接着芯を貼り、3cm幅の四つ折りにして、両端を端ミシンのステッチで押さえます。持ち手の出来上がりの長さは40cmです。

更に、持ち手の表面だけに、1cmの縫い代を裏側に折り込んだ水玉地を上からのせ端ミシン。水玉地の幅は、3cmよりせばめて、持ち手土台となる赤の無地を両端からのぞかせるようにしています。

持ち手付け根のパーツも別に作ります。表布にも使用した水玉地に芯を貼り、本体切り替えラインに使用した同じレースを縫い付けます。周囲4辺の縫い代1cmをアイロンで裏側に折り込み、付け根パーツを4つ作ったら、アイロン接着テープで持ち手両端にひとまず固定します。

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変わって、本体入れ口です。

いつものやり方なら…
表・裏を中表にして入れ口を縫う際、持ち手を挟み込み、裏地の返し口からひっくり返し、入れ口部分は表に対し裏地を1mm控えてアイロンをかける…となります。

ですが、このバッグはひっくり返すことはしていません。
表も裏もそれぞれ両脇を縫い、あとは入れ口だけという段階まで進めます。袋状になった、本体表・裏の入れ口を、それぞれ1cmの縫い代でアイロンで裏側に倒し、‘中表’ではなく‘中裏’の状態に合わせまち針でとめます。その時、いつもなら表に対し、裏地を1mm控えたいところですが、裏のストライプ地を1~2mmほどわざと表から見えるように出します。その後、表地に端ミシンをかけ、表と裏の入れ口を縫い合わせます。

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表からも見える、細い幅に入った裏地の縦ストライプがアクセントに。

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本体入れ口の前後とも、中心から、同じ距離だけ離れた位置に、持ち手付け根を四角のステッチで縫い付けます。

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持ち手付け根のステッチは、周囲を四角に縫うだけでは心もとないので、白いレースの上下に2本、補強も兼ねて平行にステッチを入れています。

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~手作り持ち手あれこれ~

持ち手表・裏布には、それぞれに本体と同じ共布を使用しています。3cm幅に形作った持ち手に、幅広の生成りレースをミシンステッチで縫い付けました。

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こちらはおそろいの上履き入れ。本体には、表も裏も同じ生地を使用していますが、持ち手だけ違うものにしています。茶色のテープに、白い水玉が元々プリントされたアクリルテープ活用です。

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本体のメインとなっているいちごプリントの生地。この片みみ側が、嬉しいことに茶色の水玉プリントになっていたので、これを使わない手はないと思い、茶のアクリルテープに縫い付け持ち手にしました。

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同じ茶のアクリルテープでも、縫い付けた生地にっよって、また違う雰囲気の持ち手に。

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色違いのピンク。この持ち手はアクリルテープは使わず、芯を貼った共布で作っています。

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猫イラストプリントの上履き入れ。本体入れ口部分を、紅白縦ストライプ地で切り替えにしました。このストライプ地は、一番最初に登場した、レッスンバッグの裏地に使用したのと同じものです。

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持ち手の土台にしたのは、裏地の共布です。そこに、本体表の切り替えでは縦しまで扱ったストライプ地を、今度は横しまにして縫い付け、見た目にもちょっとした変化をつけてみました。

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おそろいのレッスンバッグ。持ち手の土台にしたのは、明るく濃いピンクのアクリルテープです。

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上履き入れは、表地の入れ口をストライプの切り替えにしましたが、バッグは裏地の方を切り替えに。ストライプ地の見返しは幅広にとりました。

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共布だけである程度強度のある持ち手を作りたい場合、それなりの接着芯を貼る必要があります。一言で接着芯といっても、ソフト~ハード、不織布や織りタイプといろいろあって、どれが適しているのか悩みます。そうかといって、アクリルテープだけの持ち手も味気ないし…そんな時は、アクリルテープを土台にして、持ち手の表側にするテープの片面だけに共布を縫い付ける方法を使っています。それなら、芯の貼り方や種類のことで、あれこれ気をもむこともない上、あたかも共布で作った持ち手のようなイメージにもなり、それでいて丈夫なので、いいこと尽くめです。そんな理由から、私は、こういう持ち手の作り方を好んで取り入れています。

手芸店に行くと、無地のものに限らず、カラーも豊富ながらいろんな種類のアクリルテープが売られています。最初からレースが縫い付けられているもの、水玉などプリント入りのもの、ステッチされたものなど、選ぶのにも迷ってしまうほどたくさんあります。

手芸店の出入り口によく設置してあるワゴンセールの誘惑に私は弱いです。お店に入ると、『何か今日あたりいいの入っているかな』と、ワゴンの中をゴソゴソしてきます。ワゴンの中には、手芸の材料となるレースやコード、端ギレやビーズなど、ビニール包装された見切り品やお買い得品がいっぱい入っています。その中から、制作意欲をかきたてられるような自分好みのものを見つけ出すことが、私にとってのちょっとした喜びです。

私がアクリルテープを主に持ち手として使う時は、作るものの生地やタイプに合わせ、決まって、後からテープを選んでいます。でも、前に、かわいい感じのアクリルテープがワゴンセールの中に紛れ込んでいるのを見つけ、作るものを決める前から、気に入ったテープを先に2種類購入したことがありました。この場合、生地に合わせてテープを選ぶのではなく、先に買ったテープに合わせて生地を選び作るものを決めることになります。そんな段取りも、またいつもと違って楽しいかも。

ワゴンの誘惑に負け衝動買いしてしまった材料は、他にもあります。今もビニール包装されたままとなっているそれらの材料を活かして、春らしい何かを作りたいなと思っています。

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2013年3月 6日 (水)

こんな巾着袋はボール入れ用に○●

来ました。

花粉が。

連続5回以上を1セットとして、一日のうちに5セットもくしゃみが出れば、私にとって年に一度の花粉症の季節到来です。今年は、一気にきました。だんだんに少しずつ症状が出てくるのが例年のことだったのに。先週半ば、『あれ、なんか目頭(めがしら)がかゆい』と感じて、翌日、鼻もむずむずしてきて、その翌日には、朝から連発のくしゃみ。
P1090248200 でも、それと同時に、季節を感じるいいことが他にもありました。去年の暮れにプランターに植えたチューリップの球根から芽が出て、土の上に2cmくらい伸びているのを確認。6球中5つ芽が出ました。かといって、残りの1球も、まだあきらめたわけではありません。他から比べると少々遅れはとっていますが、もうちょっと待っていれば、芽を出してくれるような気がしています。

なんといっても、春といえばやっぱりチューリップに桜でしょう。どちらも咲くまでが待ち遠しくて、咲いたら1、2週間ほどで散ってしまうのですが、これからどんどん暖かくなっていくんだなーって、ウキウキ感をもたらしてくれます。

ここ数年は、花粉症の症状を抱えながらのお花見にも慣れてきました。満開の桜を見れば、気持ちもリフレッシュします。うちのチューリップと、宇都宮の桜と、どちらの開花が先になるか楽しみです。

ついでに春つながりでもう一つ。今回ご紹介するこの巾着袋を作ったのは、8年前の春です。上の娘の幼稚園入園前だったか、入園後だったか、『ボールと縄跳びを入れられる巾着袋を用意してください』という園からもらってきたプリントを基に作ったものです。

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入れ口にひものループが付いていて、そこにひもを通し、口を絞ります。よくあるタイプの巾着袋と、入れ口の違いで使いやすさに差がつくのか、サクッとボールを出し入れできるところが楽です。ひもを絞っても、入れ口が完全に閉じるわけではないので、中に入れる物には向いている物と、そうでない物があると思います。でも、ボール入れ用としては最適で、作り方もそう難しくないです。むしろ、入れ口両脇に開き(あき)を作らない分、時間もかからず簡単かもしれません。

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園からもらってきたプリントには、指定されたサイズ入りのイラストも載っていました。入園した時に購入するボールと縄跳びを一緒に入れてちょうどいい、出来上がりが30cm×30cmの正方形。本体入れ口に、4cm幅の帯状の見返しを縫い合わせる際、ループを10cm間隔で6本挟み込んでいます。両脇に2本、前後に等間隔に2本ずつで合計6本。ループは表から見える長さ約9cm、その両端に縫い代をつけたものを二つ折りにしています。

裏無し一重、底をチェックのキルティングで切り替えにしました。体操着・お着替え入れ用の巾着袋やお弁当入れ、お箸セット入れなども作ったので、それらとおそろいのデザインにしました。本体片脇は、デニムの生地の‘みみ’を利用しているので、縫い代の始末はしていません。

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本体入れ口に中表に縫い合わせた見返しの下側は、何もしないと上にぺらぺらと持ち上がってきてしまいます。そうならないよう、ロックミシンの縫い目の幅真ん中あたりに、1周ぐるりとステッチをかけ、表布に縫い付けています。

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上の娘用に作った時は、赤い花の隣には市販のネームラベルを貼り付けました。その後、下の娘が園に上がる時、お下がりでこの巾着を使ってもらうことに。そこで、名前やクラス名を何度も書き換えすることになるネームラベルをはがし、その上からアップリケしようと手芸店で選んだのがこちら↓です。アメリカのワーナー・ブラザーズが製作するアニメ『ルーニー・テューンズ』(大人が見てもおもしろいです。)の中で出てくるキャラクター、“トゥイーティー”。

ただ横に並べただけの、赤い花とトゥイーティーに、一体感を出したくて、刺しゅうで蜂をブーンと飛ばせてみました。トゥイーティーは、花と同色の赤い刺しゅう糸で、ブランケットステッチして縫い付けています。赤い花の中心は、元は丸くカットされただけのものでしたが、そこを黄色い刺しゅう糸のサテンステッチで、丸く埋めています。

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一度布に貼り付けてしまったのり付き接着タイプのものも、アイロンの熱やスチームをあてることではがすこともできます。でも、場合によっては、はがす時に生地を傷(いた)めてしまったり、接着ののりがきれいにとりきれず、白っぽくべとべとした感じが残ることもあります。なので、なるべくきれいにはがしていくためには、端の方から少しずつ様子を見ながらの作業になります。薄手の生地や弱い材質の生地などは、一度アイロン付けした接着タイプのものをはがそうとすると、伸びてしまったり、のりが残ることもあるので、無理をしない方が無難です。

蜂は、サテンステッチ。見えにくいのですが、昆虫ならではの触覚もちゃんと付いています。

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花から頭上を通過し飛んでいく蜂を、トゥイーティーが見上げているように、黄色の刺しゅう糸で、点、点、点と返し縫いしました。

こうしてみると、巾着袋一つとっても、いろんなタイプがあります。
巾着ではないけれど、和の袋物として知られている、あづま袋に興味があります。前々から、一度作ってみたいと思っていた、私にとっては憧れの袋です。いつも、どんなものでも、初挑戦となるものを制作する時には、ワクワクします。憧れのまま、何年も過ぎ去ることのないよう(現時点で、とうに何年も過ぎているのだから…)、できるだけ近いうちに作って、『初めてのあづま袋!』、なんてノリのタイトルで紹介できたらと思っています。

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2013年2月 9日 (土)

入園入学に☆底‘マチ’レッスンバッグ*作り方☆裏付き水玉切り替え

3大グッズ最終回のレッスンバッグです。
底に‘まち’があったり、裏付きで切り替えだったりと、大変そうなイメージがあるかもしれませんが、前回の記事でも書いたように、上履き入れの工程とよく似ています。なので、気負うことなく、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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表の切り替え下にくるビビットピンク地と裏地の底辺、それと、切り替え上部にくる水玉地片脇が‘わ’になっています。
接着芯は、表・裏の入れ口に、6cm幅くらいの帯状に貼りました。
表も裏も、切り替え箇所以外には、ロックミシンで先に縫い代の始末をしています。

出来上がりサイズ : 高さ31cm×横45cm×まち8cm、持ち手長さ40cm

○材料(縫い代込み…本体表・裏地の縫い代は全て1cm)
●本体・切り替え上/白地に水玉…縦26cm×横46cm(片脇‘わ’で裁断。横に広げると92cm)×1枚
●本体・切り替え下/ビビットピンク…縦12cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると24cm)×横47cm×1枚
●裏地…縦36cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると72cm)×横47cm×1枚
●持ち手/3cm幅のアクリルテープ…40cm+縫い代両端に2cmずつ=計44cm×2本

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四角いだけの裏地の画像。

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上履き入れとおそろいで、同じものを使用し、底も‘わ’になっています。

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前後の入れ口裏側に貼った薄手の芯です。表地の入れ口も同じように芯を貼りました。

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タグを付ける場合は、ミシンで仮止めします。

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巾着の時は、一重だったので、タグの切れ端もロックミシンで一緒に縫い代の始末をしていますが、裏付きの場合は、中が見えないので、ただミシンで仮止めしているだけになっています。

この辺りから、少しだけ上履き入れと違うやり方になります。水玉地の片脇と、ビビットピンク地の両脇を中表に縫います。

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切り替え上部の左端は‘わ’なので、その折り目の位置と、切り替え下の縫い目が合わさります。折り目の縫い代のところに、合印(あいじるし)を入れておくと、切り替えを縫い合わせる時の目印になります。

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裏地も中表にして両脇を縫います。

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どちらか片脇に、返し口を作ります。

作るといっても、そこだけ縫わずに開けておくといった、縫い残しになります。

返し口は、まちを縫うときにじゃまにならない箇所で、底から12cmほど持ち上がった位置から10cm前後とっています。

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脇にアイロンをかけ縫い代を割ります。脇線をこのように↓ずらして縫い代を割ります。

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返し口の縫い代も一緒に割ります。上履き入れ制作時に、‘鳥のくちばし’と表現した、三角コーナーのアイロン。

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上履き入れのように、筒状ではないので、今回は鳥のくちばしでアイロン台のへりをかませる必要もありません(何のことやら…といった感じになっているでしょうか)。

このように↓大きくたたみ直し、アイロンの先を使って、脇の一番下まで縫い代を割ります。

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アイロンをかけ終えたら、まちを作ります。

脇のラインと、底辺が重なるように置きます。まちの幅を8cmにしたいので、三角の先から脇のラインに沿って4cm下がった位置をまち針でとめます。その脇線から直角に、左右に4cmずつとりチャコで線をつなぐと、直角二等辺三角形の出現です。

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本体水玉地の縫い代を割るのは、三角コーナーが存在しない分、簡単です。

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切り替え下地の両脇もアイロンをかけたら、裏地のまちと同様にまち針でとめ、ラインをチャコで引いておきます。(私は後でまちを縫っていますが、この時点で、先に‘まち’を作ってから、切り替えを縫うようにしても、いいと思います。)

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切り替え上下を中表にして、縫い合わせます。片脇は、上下の縫い目が合うように、残りの脇は、先に入れておいた上部の合印と、下の縫い目が合うようにまち針でとめ、前後の中心、そのまた中心、という感じで等分割しながらとめていきます。

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上の状態を平たく置き直して。

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切り替えを縫う際、一緒にまちも縫います。

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まちを縫う時は、縫い代側に捨てミシンをしておきます。

まちの縫い目に平行して、5mmほど離れた縫い代側に入った、もう1本の返しミシン、これが捨てミシンになります。まちの余分な縫い代カット後、切れ端から脇の縫い目がほつれてくるのをここで食い止めます。

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まちは、縫い代を1cmだけ残し、底側に片返しします。切り替え縫い代は、上側に片返しします。

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切り替えとまちの縫い代の始末(ロックミシンやジグザグミシンで)をします。

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切り替え上側に端ミシンでステッチを入れます。

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持ち手となるアクリルテープの中心部(約16cmの長さ)を半分の幅にアイロンで折り、コの字にステッチをかけて、持つ部分の幅を狭めます。

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こうすると、小さな子どもの手でも握りやすくなります。(この持ち手の幅を狭める工程は、省略しても問題ないです。)

ステッチを入れた持ち手は、表と裏があります。折り山になった側が表になり、ステッチで半分の幅に縫い合わせた側が裏です。

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本体入れ口の前後中心から左右に7cmずつ離れた位置に、持ち手の縫い代をミシンで仮止めします。

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本体と持ち手を中表にすると、このような状態です。

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表・裏地の入れ口を中表にして、ミシンで縫います。

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入れ口を1周縫い終えたら、縫い代は2枚一緒に表側に片返しします。上履き入れの時には、表と裏の入れ口を広げることができたので、縫い代は割りましたが、今回は袋状になっていてやりづらいので片返しにしました。

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返し口から表に返します。綿の素材は、しわになりやすいので、霧吹きをかけながら、全体的についたしわをきれいに伸ばし、入れ口は表より裏地を1mm控えてアイロンをかけます。

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ほぼ完成形に近い状態です。あと残っている作業は2つ。返し口を閉じる端ミシンと、入れ口のステッチです。

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入れ口のステッチは、上糸は表地に合わせた白に近いアイボリー系で、下糸は、裏地に合わせたピンクにしています。裏地の返し口は、上糸も下糸も、生地の色に合わせたピンクで端ミシンしています。

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持ち手が挟み込まれた4箇所のうちのどこか1箇所を、ステッチのスタート及びゴール位置にして、入れ口に1周端ミシンをします。初めの持ち手挟み込み位置からスタートしたら、途中3箇所の持ち手挟み込み位置を通過するので、その都度×印のステッチで寄り道しながら、ゴール地点に向かい1周します。

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ステッチの糸始末をして、仕上げのアイロンをかけ、出来上がりです。

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このレッスンバッグの持ち手は、40cmと長めなので、よっぽど、厚手の上着を着用しない限りは、肩にもかけられます。

あまりに細かく説明を入れ込み過ぎたため、こんなにも長々とした作り方になってしまいました。本当は、もっと、シンプルに、まとまりよく書けたらいいのですが、気が付くと、最終的にはいつもこんな感じになっています。『作り方』についての記事になると特にこうなります。それでも、ほんの小さなことでも、何か一つでも、参考にして頂けるようなものがあれば、それだけで嬉しいです。

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今回のレッスンバッグまで、3回続けて、入園入学グッズの作り方について書いてきました。今後も4月頃までは、続けてとはいかないまでも、時折、それに関連したものを紹介していけたらと思っています。出来上がった作品は、その後、商品としてショップにUPすることもありますので、そちらの方へもよろしかったらぜひ一度見に来て下さい。

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2013年2月 1日 (金)

入園入学に☆上履き入れ*作り方☆裏付き水玉切り替え

先日の体操着入れ用巾着袋に引き続き、今回はおそろいの上履き入れです。体操着入れは一重仕立ての裏(地)無しでしたが、こちらは裏付きになります。

私が当たり前のように呼んでいる『上履き入れ』も、インターネットの検索ワードから見てみると、『上靴入れ』、『上履き袋』、『内履き入れ』、『シューズケース』、『シューズ入れ』、『シューズバッグ』と、呼び方も様々あるようです。地域や、ファスナー付き・なしなどのデザインの違い、または中に入れるシューズのタイプにより、呼び方も変わってくるのでしょうか。
ともあれ今日は、いつも言い慣れている『上履き入れ』の作り方についてのご紹介です。

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出来上がりサイズ : 縦28cm×横20cm、持ち手16cm

○材料(縫い代込み…本体表・裏地の縫い代は全て1cm)
●本体・切り替え上/白地に水玉…縦20cm×横21cm(片脇‘わ’で裁断。横に広げると42cm)×1枚
●本体・切り替え下/ビビットピンク…縦11cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると22cm)×横22cm×1枚
●裏地…縦29cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると58cm)×横22cm×1枚
●持ち手/2.5cm幅のアクリルテープ…16cm+縫い代1.5cm×2(2つ折りのため)
●ひも…長さ約8.5cm×2.4cm(8mm幅×4つ折り)

ピンクの裏地と、ビビットピンク地は底を‘わ’でとっています。切り替え上側にくる水玉地のみ片脇を‘わ’にしました。水玉地に関しては、前回の巾着の時には、片脇が‘わ’ではないので、同じものを2枚用意していますが、今回は片脇が‘わ’なので、1枚です。

水玉地の片脇を‘わ’にせず、巾着の作り方と同じように、同じものを2枚用意する場合は、片脇のみ、その分縫い代を1cmプラスして下さい。

袋ものの裏付きは、縫い代が中に隠れてしまうので、生地により、縫い代の始末は必要ないものもあります。ただ、織りの粗いものや、織り糸がカットしたところからほどけてきそうな心配がある場合には、縫い代の始末をしておくと安心です。

ご覧のように↓、カットした端から織り糸がハラハラとほどけてきているので、本体となる表・裏地共にロックミシンで縫い代の始末をすることにしました。巾着の時と同じように、切り替え箇所だけは、縫った後で2枚一緒に縫い代の始末をします。

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ひもは、0.8cm幅の4つ折にアイロンで押さえておきます。

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細長い筒状のものをミシンで縫ったりするよりかは、やりやすいかなと思い、今回は、本体切り替え下と裏地を片脇だけ先に縫う方法で進めていきます。(元々片脇が‘わ’の状態になっている水玉地は除きます。)ついでに、ひもの両端にもステッチをかけました。ミシン糸は、表から見えるようなステッチを入れる場合などは特に、その都度、生地の色に合わせた糸に変えて縫います。

縫い終わったら、片脇の縫い代を割ります。

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表布入れ口裏側に、約4cm幅の薄手接着芯を帯状に貼りました。柔らかい生地の場合は、入れ口だけでも芯を貼ると多少なりともしっかりします。

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まち針の位置に、2つ折りにしたアクリルテープとひもが挟み込まれます。筒状にした時、前後の中心にくる位置になります。

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アクリルテープは厚みがあり、重ねた2枚がずれやすいので、入れ口にとめる前に、縫い代のところを四角にミシンで縫っています。チャコで引いた白いラインから下が縫い代側です。

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アクリルテープの幅より左右に5mmずつ外側をひもの付け位置にしたいので、一度このように試しにまち針でとめてみて、ひもの付け方や長さをみます。

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ひもの付け方が決まったら、ひもだけ移動して付け直しします。

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ミシンで仮縫いします。

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中表にして切り替えを縫います。上側に片返しした縫い代を、2枚一緒にロックミシンで始末します。

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水玉地の片脇は‘わ’でとっているので、脇の縫い代はありません。

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縫い代の端がゴロゴロしないよう、三角に切り落とし、切り替え上側に端ミシンのステッチを入れます。

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表と裏の入れ口を中表にして、端から端まで1直線に縫います。

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表地と裏地を広げ、入れ口の縫い代をアイロンで割ったら、このような↓状態にします。挟み込んだアクリルテープとひもの部分が、少々割りにくかったりしますが、できる範囲で割ります。

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入れ口と、切り替え部分の縫い目がずれないように気をつけながら、残りの片脇を縫います。その時、裏地の下の方に返し口(9cm前後)を作っておきます。

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返し口。縫い代をアイロンで割った後、この開(あ)きからひっくり返すことになります。

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余分な縫い代はやっぱり三角に切り落とします。

筒で袋状になった片脇を、どうやってアイロンで割るのかというと、まずは、割りたい脇の縫い目をこのように↓真ん中あたりにもってきます。

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そうすると、端は鳥の‘くちばし’みたいに三角になります。中心部はこの状態で縫い代を割ることができますが、このまま三角の先までアイロンで割ろうとすると、間に挟まった底の面にプレス跡がしっかりついてしまいます。入れたくないところに、アイロンのプレス跡がつくのを避けるため、アイロン台のへりを‘くちばし’でかませるようにして挟み込み、脇の縫い目だけにアイロンがかかるようにします。

うーん、この説明で伝わったでしょうか。そもそも、上履き入れの作り方の中に、鳥のくちばしを例えに持ってくる私もどうかしています。

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返し口開きの縫い代も、一緒に割ったら、そこから表にひっくり返します。

私が上履き入れを表に返す時は、先に、内側に入っているアクリルテープを少しずつ引き出しながら、全体を返していくようにしています。

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狭い返し口から表にひっくり返した後は、あちらこちら‘しわ’ができてしまうので、霧吹きをかけながらアイロンをかけ、‘しわ’をきれいにとってから↓の状態にします。

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返し口です。

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端ミシンをかけ、口を閉じます。

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裏地を表地の中にすっぽりと納めます。

入れ口は、表地に対し裏地を1mm控えるようにして、アイロンで押さえます。

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これでもう、いつでも上履きを入れられますが、最後のステッチが残っていました。

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入れ口のステッチは、アクリルテープ上に始まり、アクリルテープ上に終わります。補強で入れた×印のステッチですが、一筆書きではなく、上から重ねて縫っている辺もあります。

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こうして、3大グッズのうちの2点が完成しました。残るはメインキャストのレッスンバッグです。

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幼稚園入園時から数年後の小学校入学時には、何cmくらい上履きのサイズが大きくなるのでしょう…。入園の時は18cmほどで、小学校へ上がる頃になると、20cm前後?…下の娘が入学したのはつい4年ほど前のことなのに、その時のサイズ、忘れてしまいました。

制作した上履き入れに、実際に上履きを入れたものを写真に撮り、ショップに詳細画像として載せたかったため、もう履くこともない18cmサイズを何年か前に買ってみました。そんな小さなシューズに足が入った時代もあったなんて不思議に思えるくらい、今では2人とも、私のサイズに追いつけ追い越せの勢いです。上の娘には、既に追い越されています。

18cmって、こんなにも小さい。

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何か出来上がると、つい、いちごを付けてみたくなります。

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23.5cmの上履きを入れてみました↓。このサイズの上履き入れなら、小学校高学年の女の子でもいけそうです。

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次回は、3大グッズの中でも最も早いところ仕上げてホッとした気持ちになりたい、レッスンバッグです。巾着袋や上履き入れに比べたら、やや手ごわそうな感じがするかもしれませんが、裏付きの上履き入れと工程は似ています。引き続き、おそろいの切り替えシリーズでいきます。底に‘まち’を入れたレッスンバッグになりますので、お時間がありましたら、ぜひまた見にきて下さい。

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2013年1月27日 (日)

入園入学に☆体操着入れ用巾着袋☆一重仕立ての水玉切り替え

そろそろでしょうか。お子さんのご入園ご入学に向けて、少しずつ必要なものを準備していく頃だと思います。こちらのブログでも、『コップ入れ』と、もっと小さい『ランチマット入れ』など、それぞれタイプの異なる巾着袋の作り方について、紹介したことがありました。今回は、レッスンバッグや上履き入れと共に、‘3大’入園入学グッズお決まりセットのうちの一つ(と勝手に私が思っている…)、体操着入れ用巾着袋です。

前回の記事で登場した、布製いちごのバッグチャーム。この巾着にも合うかなと思い、ひもに取り付けてみました。

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コップ入れなど小さめの巾着に比べたら、サイズも大きい分、用尺(必要となる生地の長さ)もいるし、作るのも手間と時間のかかるイメージがあるかもしれません。でも、小さくて細かいものにアイロンかけやミシン縫い、ひも通しをすることを考えたら、大物の方がかえって扱いやすく作業が楽な場合もあります。同じ巾着でも、サイズにより直線の距離こそ違ってきますが、所要時間はそんなに大差ないと思います。

出来上がりサイズ…縦35cm×横30cm

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○材料(縫い代込み)
●本体・切り替え上/白地に水玉…縦29cm×横32cm×2枚
●本体・切り替え下/ビビットピンク…縦11.5cm(底は‘わ’で裁断)×横32cm×1枚
●ひも…74cm×2本

入れ口の縫い代…折り返し1cm+ステッチ幅2.5cm=計3.5cmを使っての三つ折

その他の縫い代…全て1cm

開きどまり…入れ口出来上がりラインより8cm下(3.5cmの縫い代を含めた、上から11.5cmの位置)

切り替え箇所以外の縫い代の始末(ロックミシンやジグザグミシンなど)を先にしておきます。脇にタグを挟み込む場合は、付け位置にミシンで仮りどめしておき、脇の縫い代の始末の際、一緒にロックミシンをかけてしまいます。また、この段階で、開きどまり(縫いどまり)の箇所に、小さく切った接着芯を貼っておくと、補強になります。

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切り替え箇所をミシンで縫い、縫い代をアイロンで上側に片返しします。片返しにする時は、縫い代を倒したい方に、縫い目に沿ってアイロンで押さえておくと、切り替えのラインがきれいにすっきりと出ます。

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広げたところで、もう一度アイロン。

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片返しにした切り替え縫い代の始末を2枚一緒にします。ロックミシンの糸の色は、赤系だと表から透けるかもしれないので、白にしました。

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切り替え縫い目の上側に、表から端ミシンをかけます。

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私は巾着を作る時、後の作業が楽なので、この平らな状態の時点で、ひもを通す箇所にアイロンをかけ、三つ折に押さえて形にしています。

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開きどまりの上側の、後からコの字にステッチを入れることになる両脇“開き”の部分も、1cmの縫い代で押さえておきます。

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本体入れ口は、あとはステッチをかけるだけの状態になっています。もうここまできたら、ゴールは目の前。

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底をわにして中表にし、切り替え箇所がずれないように注意しながら、開きどまりから底にかけて両脇を縫います。まち針のところが縫いどまりなのですが、補強のために小さく丸く切った接着芯を貼りました。

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縫い代をアイロンで割ります。ちょうど、日が差し込み、脇の縫い代をスポットライト効果で浮かび上がらせているという、不意打ちの演出。

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両脇の切り替え部分は、前後がずれないように気をつけると、出来栄えも違ってきます。

‘開き(あき)’をステッチでコの字に押さえます。アイロンで三つ折にしたものをいったん広げて、一番上まで縫います。P1090054300

縫い代の始末をロックミシンでしているので、その縫い目幅の半分の位置に乗るような、ステッチの幅にしました

開きどまりは、使っているうちに、裂けてきたり、ほつれてきたりすることがあるので、補強も兼ねてそこだけ部分的に何度か返しミシンしておきます。接着芯と返しミシンとの W 補強。

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ひもを通す入れ口に端ミシンをかけます。

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両側から、‘ひも通し’という道具を使って、ひもをそれぞれ通し、

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片結びして

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完成です↓。

底を切り替えにしたのは、見栄えがいいからという理由だけではなく、どちらかというと、汚れを目立たなくさせるためです。子供の持ち物なので、引きずったり、床に置いたりしているうちに、どうしても、他の部分よりも底の方が汚れやすくなります。そうかといって、毎日家に持ち帰ることはほとんどありません。金曜に持ち帰り洗濯をして、月曜に持って行くというパターンが多いと思います。白地に水玉の生地で、切り替えいっさいなしの巾着袋にしてしまったら後々どうなるかというと、きっと想像していたとおりになります。

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例えば、切り替え箇所に、もしレースを縫いつけたなら…

こんな雰囲気になります。レースも馴染んで、とってもガーリー。

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『体操着入れ用』と名づけましたが、中身次第の巾着袋です。

着替えを入れれば、当然『お着替え入れ』に早変わり。

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次回は巾着とおそろいの、裏付き切り替えタイプの上履き入れについて書く予定でいます。

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2012年4月14日 (土)

新学期に間に合った『学年-クラス-名前』のはんこ

いよいよ新学期がスタートしました。上の娘の10日の入学式には間に合わなかった桜も、その後一気に開花し、ようやくあちらこちらで見頃を迎え出したというのに、今日は花散らしの雨です。

春休み中に下の娘用に作った、ランチマット入れ用の巾着袋に縫い付けたネームテープに、学年・クラス・名前がおさまり、始業式の日に間に合いました。お名前ペンで書いてしまえば、1分もかからず済むことなのに、自ら「ここに入れる消しゴムはんこを作るから」と子供に宣言してしまった私は、春休み中の宿題を終わらせるべく頑張りました。

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まずは、ネームテープにしたサテンリボンの大きさを測ります。幅が2.5cm、長さが5cmだったので、そこにおさまる文字の大きさにします。トレーシングペーパーに、それと同じ大きさの枠を鉛筆で書き、その中に入れたい文字を書きます。名前は、ローマ字とか英語の筆記体などでもおしゃれなのですが、家で使用するものではなく、あくまでも学用品なので、迷うことなく漢字のフルネームにします。

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また、空いたスペースには、子どもの好きなクローバーも書いて、このついでに一緒に彫ることにしました。

数字にしても、漢字にしても、縦のラインをちょっと太めにして強調させた文字にしてみました。

書き終えたら、消しゴムにそれを写し込みます。名前を記入する物によっては、学年とクラスが、名前の左側にくる場合もあることを考え、切り離して作ることに。

彫り始めてから数時間経ち、だいたい形になってきたところで試し押しして、彫り足りないところや、文字の輪郭のおかしいところはないかをチェックします。

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インクの色は持ち合わせているものから選び『セピア』にしました。なるべく長持ちするように、スタンプを押したあと当て布をしてアイロンをかけました。スタンプパッドは、布、皮、紙、プラスチック、陶器など、それぞれ適しているものがあるので、それによって使い分けます。

ワンポイントにクローバーを入れる予定でしたが、睡魔の襲う時間帯に彫っていたら、余計なところまで彫って失敗してしまったため、予定変更で蝶にしました。

さて、黒いお名前ペンで書いたよりかは、お名前スタンプの方が良かったのかもしれませんが、イメージしていたものとはちょっと違いました。名前をスタンプにしたことによって、もっと全体的にも相乗効果が生まれることを期待していたのに、完成した実物は垢抜けないというか何というか。私が作ったものを子ども達に見せると、たいがいは大なり小なり気を使ってくれ「かわいい!これ欲しい」などと言って気に入ってくれるのですが、「名前、こんなふうに入れたよ」と言ってこれを見せた時の下の娘の反応は、一瞬沈黙があり「あー、いいんじゃない」といったなんとも味気ないコメントでした。

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何がいけなかったのでしょうか。

①漢字も数字も大きすぎる。

②字のラインが太い

③右肩上がりの‘くせ字’にして字体がいかつい

④インクの色がこの巾着の柄に合わない

⑤花柄のイメージと私の書いた字体がミスマッチ

思い当たる反省点をつらつらとあげてみました。時間をかけて頑張って作ったものにダメだしばかりしていてもむなしいだけなので、もしまた次回作る機会があった時には、字は気持ち小さめに、ラインはもうちょっと細めに…といったところを注意しながら再度挑戦したいと思います。

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まだはんこを作り出していなかった時に、手芸店でインクが黒以外の水色とピンクのネームペンを見かけました。これから新たにはんこを作ることを考えれば、この水色のネームペンを購入して書いた方が手っ取り早いし楽なので、いっそのこと買ってしまおうかとも思いました。でも、「春休み中に名前のはんこを作るからね」と言ってしまった自分の言葉を思い出し、予定変更も、やむを得ずとか時々ならいいけれど、『ママはしょっちゅう予定変更がある』と子どもに思われるのも何なので、水色ネームペンの誘惑に負けず、やっぱりはんこを作ることにしました。この小さな巾着1枚に対し、予定変更は蝶だけで充分です。

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小さいけれど一つの“有言実行”果たしました。この出来立ての巾着袋を持ち4年生のスタートをきった下の娘と、この春中学生となった上の娘を連れて、明日晴れたらお花見でも行ってきたいと思っています。

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2012年3月31日 (土)

一枚仕立ての小さな巾着袋…入れ口切り替えタイプ

2月に下の娘がインフルエンザA型にかかり、3月に入ってから今度は上の娘がB型になるも、その後回復し、なんとか3月21日の卒業式を無事迎えることができました。そんなこんなで、なんとなくここのところバタバタしていたのですが、そうこうしているうちに3月も今日が最後の日となりました。

この春、新4年生となる下の娘が、小学校入学の時に私が作った、“ランチマット”を入れる巾着袋。その脇の縫い目の開きどまりのところがだんだん裂けてきて、プリントの色も薄くなってきたこともあったので、また新たに作ることにしました。

以前、学校へ行く月曜日の朝に、「“ランチョンマット”ちゃんと持った?」と聞くと、「“ランチョンマット”って何?“ランチマット”だけど。」と娘に訂正されたことがよくありました。たまに、逆に私が「いやいや違うよ。それをいうなら“ランチョンマット”でしょ?」と言い返し、ちょっとした押し問答になったこともありました。“ランチョンマット”が省略されて“ランチマット”になったのか、“ランチョンマット”の語源はランチ オン マットからなのか、はっきりしたことはいまだに分からないものの、とりあえず子供が学校で使っているのは“ランチマット”ということで、今回はそれを入れるための巾着袋の作り方についてのご紹介です。

○出来上がりの大きさ

●縦14.5cm×横15cm

○材料(縫い代1cm込み)

●入れ口用布…縦6cm×横32cm

●切り替え下花柄…縦12.5cm×横32cm

●ひも…長さ約44cm

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初めに2枚の生地を中表にして縫い合わせ、縫い代を下側にアイロンで片返しします。

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表から見て入れ口部分を2cm幅にするので、縫い代を含め横に半分に折り、この時点でアイロンできっちりクセをつけておきます。

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この平らな状態の時に、名前を書き込むネームテープを縫い付け、タグを脇に挟み込む場合は仮どめしておきます。

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今回ネームテープとしたのは、手持ちの生成りの幅広サテンリボンです。お名前ペンのインクがにじまないか、事前に端のところで試してみたところ、気にするほどではなかったので、これを選びました。

両端1cmの縫い代を裏側に折りこみ、周囲にコバミシンをかけました。

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半分に折った入れ口布の裏側の縫い代は、1cm弱内側に折りこみ、アイロンでおさえておきます。この時、最初に2枚の生地を縫い合わせた際にできた、切り替えの縫い目を隠すようにします。最後の段階で、切り替えの縫い目のキワに表から落としミシンをかけ、裏側も一緒に縫ってしまうので、見えない裏側でもステッチが落ちてしまわないようにするためです。

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ロックミシンで、切り替え箇所と周囲の縫い代の始末をします。

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切り替えから下2.5cmのところを開きどまりにし、そこから片脇と底にかけて縫います。

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縫い代は、上から縫いどまりにかけてはアイロンで割り、そこから下は自然につながるように片返しにしておきます。

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ひもの入れ口の縫い代を、コの字に裏からステッチでおさえます。

特に裂けやすい縫いどまり付近は、2、3回返し縫をしておくと、より強度がつきます。

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途中の工程で、アイロンでクセをつけてあったところも、時間が経つにつれ、そのクセが取れてきてしまったりするので、もう一度しっかりアイロンをかけ直します。

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切り替えラインの入れ口布側のキワのところに落としミシンをかけて、同時に裏側の縫い代をおさえます。よくスカートのベルト布の裏側を縫いとめる時に、このような方法がとられていたりします。

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裏側にも、ちゃんとステッチが落ちることなくかけることが出来るか心配な場合には、しつけ糸で仮縫いしておくか、または裏の縫い代を折り込まないままステッチをかけるというやり方もあります。

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ほぼ形になり、あとはひもを通すだけです。

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ひもは両端に7cmほど余分な長さがあれば、片結びできます。

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ひも通しを使ってひもを通し、片結びしたら完成です。

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今回はランチマット入れ用として、小さめのものを作りましたが、大きさを変えて、コップ入れや体操着入れ、またはまちを入れてお弁当入れなどにも応用できます。ちなみに、私の作るコップ入れは、だいたい縦20cm×横18cmほどの大きさにしています。

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このサテンリボンのネームテープに、早速娘が「お名前ペンで名前を書く!」と言い出したのですが、いざ書くと言われてしまうと、このきれいなサテンのリボンに、あの真っ黒なインクで書かれた、学年とクラスに名前の漢字入りのものを頭の中で想像したら、ちょっと残念な気持ちになってしまいました。もちろん、それを承知で試し書きまでして、ネームテープをこのリボンに決めたわけですが、ここでふと消しゴムはんこの存在を思い出しました。

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ということで、お名前ペンで書きたがる娘に「ママが名前の消しゴムはんこを作るから、それでやってみようよ。」と言って説得し、それを聞いた娘は嬉しそうに「じゃあインクの色はピンクがいい。」と言っていました。

こうして、自ら春休みの宿題を作ってしまった私ですが、子供に言った以上はやらなければならず、新学期開始の4月9日間際になっていつものように慌てることのないよう、なるべく早いうちに“私の宿題”を終わらせてしまおうと思っているところです。

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