子供のものをハンドメイド

2016年9月29日 (木)

500円のカーテンサンプルで作った子供の椅子カバー

かすかに金木犀の香りがしたような気がして、そろそろ、そんな季節になったんだなあって、小さい秋を見つけた何日か前。それから、数日経ち、間違いなく金木犀だとわかるほどに、はっきりとした匂いとなり、あちらこちらで咲いている小さくて黄色い花を、目でも確認。じっとしていると、夏が終わる頃の、何となく寂しい感じに、どっぷりひたってしまいそうなので、「よし、今日は何か一つ、今までやろうと思っていたことを、やるか!」と、たくさんの布の中から引っ張り出したのが、元カーテンサンプルの布。

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雑貨を見ているだけでも楽しいので、何買う目的もなしに、インテリアショップなどにふらふらーと立ち寄ることが、たまにあります。ショップ内のカーテン売り場近くを歩いていた時、いろいろなカーテンサンプルばかり入ったワゴンセールに気付きました。そういえば、カーテン売り場には、売り物ではないイメージ見本としてのカーテンが並んで吊り下がっています。見本としてもお役御免となったサンプルのカーテンが、500円で販売されていたわけですが、布で何かを作ることが趣味の私にとっては、ただただありがたくて。

カーテンが欲しかったからではなく、カーテンとしてそのまま使うのでもなく、ワゴンの中に興味をもったのは、インテリアに使えそうな布(カーテン)が、安く売られていたから。ごそごそとワゴンの中を見ていると、これを使ってクッションカバーを作りたいと、イメージがふくらむような、一枚の布にめぐり会い、衝動買いしました。光沢のある素材は、高級感あるし、柄の青も、好きな色味で、ワンコインでありながらも、高さも幅も1.5mはゆうにありそうなほどの分量、いろんなところに惚れ惚れして、手に入れたあの日から、何年過ぎたことでしょう。まるで昨日のことのように、なんだかんだと語っていますが、だいぶ前の話です。うちには、そんなふうにして、長年、消化し切れていない布たちが、数多く存在します。自慢になりません。宝の持ち腐れ、安物買いの銭失い…。ふと、そんな言葉が頭をよぎります。

気に入って買ったものを無駄にしないためにも、秋のもの寂しさに心が持っていかれないためにも、やる気をだして、一昨日、頑張って作ったのは、クッションカバーではなく、子供の椅子カバー。背もたれと座面の、両方のカバーで、長女と次女の椅子二つ分です。

完成したところで、仲良く並んでもらいました。

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長女が小学1年生に上がる時に、次女の分も一緒に、通販で机セットを買いそろえました。その長女も、今では高校2年生なので、11年目突入の椅子は、それ相応に年季が入っています。

座面も背もたれも、新聞紙を型紙にします。新聞紙を1枚、座面の上に1枚敷き、座面の形に沿って、くるむように裏側に折り込みます。座面の形に折られたラインの上を、ペンなどで、なぞります。

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小→背もたれ、大→座面、

多少、左右が非対称になっていたりするので、縦半分に折って、左右対称にしてからハサミでカットします。背もたれも、同じようにして型紙を作ります。

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その型紙の周囲に、1㎝の縫い代を付けて、生地を裁断。

そこに、我が家の椅子の後ろの形状に合わせて、出来上がり7㎝幅の帯をつけることにしました。背もたれと座面をつなぐようにして、後ろに縦に付いた支えの幅が、約7センチなので、その部分は帯がじゃまにならないよう、コの字に空けます。

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約7㎝幅の▼と▼は、帯を付けない部分の目印

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この生地は、切り口となったところが、ほつれやすいので、ミシンで本縫いする前に、パーツ毎に、全てロックミシンをかけています。

本体と帯を縫い合わせた後、縫い代は帯の方に片側に倒し、端ミシンをかけています。

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後ろ側は形に沿うようにゴムを通してしぼるので、帯の外側を、きんちゃく袋の口布のように縫います。

↑通したゴムが、左側から見えています。ということは、ただ今ゴムは、右の出口に向かってトンネルの中を通過中。

ゴムを入れて、カバーの後ろ側にくる部分をしぼり、ちょうどいい長さでしばってカット。ギャザーも、偏らないように、全体的に均一にします。ゴムの結び目は、口布の中にずらし込んで、見えなくしました。

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試しに、実際カバーを付けてゴムをしぼってみたところ、帯の付いていないコの字に開いた箇所の布が余って浮いてしまい、背もたれと座面の形にフィットしないので、どちらも縦にダーツを入れて、よりピタッと布が張るようにしました。

わかりづらいかもしれませんが、背もたれと座面の後ろ側中心には、それぞれ5~7㎝の長さのダーツが入っています。

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よく、DIYとかで、椅子のカバーではなく、布自体の張り替えのやり方が紹介されています。でも、うちの椅子は見た感じ、それはできなそうでしたし、ミシンで全部仕上げる方が、私には向いているので、カバーを作ることにしました。

カーテンサンプルが、めでたく椅子のカバーに生まれ変わりました。出来上がりに、自分でも大満足です。

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もう、「見て!見て!」と言ってしまいたくなる感情はやっぱりおさえられず、家族が誰か一人帰宅する度に、「ねー、見て!見て!」と、声をかけてみました。みな、それぞれに、帰り時間が違います。最初に帰宅した次女に、早速、椅子を見せながら、見て見てコールをすると、「へー、すごいね!」と言ってくれ、長女に言った時は、ヘッドフォンで音楽を聴いていた時のタイミングだったせいか、「はいはい、ありがとう」、といった、つれない反応。最後の夫は「へー、作ったの!?」と、まあまあ、にこにこしながら言ってはくれたものの、その感想だけでは物足りない私は、我慢できずに「すごいでしょう!」と自ら切り出す始末。家族にどれだけすごい反応を期待していたのか。でも自分に置き換えてみれば、案外、私も、そんなタイプかもと、このあっさりした薄い反応は、親譲りか、と理解できる部分も大いにあります。

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このカーテンサンプルでは、椅子のカバーを作る前に、玄関上収納の、目隠しカーテンを作っています。まだ、ちょっと残っている残布で、今度は何を作ろうかと考えることも、今の私にとっては、ちょっとした楽しみの一つでもあります。クッションカバーを作りたいと思って買ったカーテンサンプルですが、2度の予定変更により、残り布もだいぶ少なくなってきました。次回、この残布でまた何か作った時には、「あの日のカーテンサンプル、それから…」と題し、この場で紹介したいと思います。

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2013年6月29日 (土)

作り手である私の元へと戻ってきた長女のレッスンバッグと上履き入れ

先日、中2の長女が机周りの整理をしている最中、「もう、これ使わないから」と言いながら、ある物を私に差し出したました。長女が4年生だったときに、キャラクターものはそろそろ卒業かなと、私が新たに作り直した、レッスンバッグと上履き入れのセットです。過去のブログで一度だけ登場していますが、その時のものと比べると、度重なる洗濯の末、さすがに色もあせ、生地もシャリシャリ感がなくなり‘くたっ’としています。

でも、4年生から卒業するまでの数年間、大事に使ってくれたので、ボロボロにもなってなく、まだまだ使えそうです。私好みのデザインにしつつ、なおかつ、子供の持ち物としてもいけそうな感じに制作したので、「このセット、喜んで使わせてもらいます」と、娘から引き取りました。

レッスンバッグは、横48cm×縦37cmと、なんでもかんでも入れられそうなくらい、かなり大き目のサイズに仕立てました。

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蝶に孔雀(くじゃく)にいろんな花々…

多色使いでなないのですが、そんなに地味でもなく、パッと見、華やか。だけど、小学生の持ち物としては、少々渋いでしょうか。

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この上履き入れ、授業参観時の私のスリッパ入れにどうかとも思いましたが、底から入れ口までの縦の長さが26cmしかないので、残念ながらおさまりません。

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小学校だけで、年間5、6回はある授業参観。その都度スリッパ持参となります。スリッパ入れという、スリッパ専用の入れ物は特別持ち合わせていないので、これまでのところは、家の中にある適当な巾着袋に入れて持って行っています。

学校に行く度、『今度、自分用に、スリッパ入れ作ろう』と、何度思ったことでしょう。思ってるばかりで作らない…私が直したいと思っている部分でもあります。

『作りたいと思ったら、すぐ取り掛かる 』

今年の下半期は、それをモットーにしていけたらと思います。…できるかなぁ…自信なく心はつぶやいていますが、目標を持つことはいいことなので、意識していこうと思っています。

持ち手を通すひも、完全に脱色していますが、元々は赤いひもでした。使い込んだ味わいがかもし出されています。

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裏地に使用した、ストライプの太い柄の部分を縦に切り抜き、アクリルテープ持ち手の表側だけに縫い付けています。

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手で握る箇所を半分に折り、コの字のステッチでおさえました。

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ただでさえ厚みのあるアクリルテープの表側に、一枚別の布が縫い付けられていて、さらにそれが2つ折りになっているので、普通のミシン針では、針が折れてしまったり、縫い目がとぶ場合もあります。

なので、家庭用ミシンで厚手のものを縫うときは、14番ほどの太いミシン針に替えると安心です。

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引き取ったこのセット、このままよりも、何かいいアイデアはないかなと考えた結果、レッスンバッグを折りたたみ、サイズ的にスリッパ入れにならない上履き入れを、バッグの収納袋にすることにしました。

縦長に3等分にたたみます。

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持ち手を中側に折り込み、更に3等分。

こんな形状をしたエコバッグ、よく見たことあります。

例えば、入れ口中心にリボンやひもでも縫い付け、この状態でぐるぐるっと巻けば、これだけでも立派なエコバッグに。

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たたんだバッグを上履き入れの中に収納。見た目では分かりませんが、確かに入っています↓。

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中をのぞくと…いました。

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上履き入れの上側を折ってみます。長い持ち手のはみ出した分は、後ろ側にもっていきます。

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すると、コロンとした携帯ポーチに変身です♪

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コンパクトになったので、荷物が増えそうなお出かけ時に、メインのバッグに忍ばせておくと、役に立つこともありそう。

私の好きな柄の布で作ったバッグなので、それが私の元へと戻ってきて、今度は自分で使えることが嬉しいです。

明日で6月も終わります。ここまでくると、次回の授業参観は夏休み明け。その時までには、スリッパ入れも完成させていることを、自分に期待したいと思います!

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2013年5月19日 (日)

ボール入れ用に○●入れ口にループの付いた一重仕立て切り替え巾着作り方

2ヶ月ほど前、ボール入れ用に使い勝手のいい、入れ口にループのついた巾着袋について書いたことがありました。その時のは、上の娘の幼稚園入園時に、園から『ボールと縄跳びを入れる巾着袋を用意してください。』というプリントをもらってきたのをきっかけに作ったものでした。

今回新たに、小熊のイラストプリントの生地を使って制作しましたので、完成までの工程をご紹介します。

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【出来上がりサイズ】

縦30cm×横30cm

○それぞれに全て縫い代1cm込みの材料

●見返し:縦5cm幅×横62cm(片脇‘わ’)

●本体切り替え上部:縦22cm×横62cm(片脇‘わ’)

●本体切り替え下部:縦22cm×横32cm(底‘わ’)

●ループ:11cm(2つ折りのループにして挟み込みます)×6本

●入れ口に通すひも:約76cm

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表地の入れ口と見返しに接着芯を貼ります。表地の接着芯は、見返し布(5cm幅)で隠れる程度の約4cm幅に芯を貼っています。

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‘わ’でとったのは、本体切り替え上部と見返しの片脇、切り替え下布の底辺です。

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ロックミシンで、本体、見返し共に縫い代の始末をします。切り替え箇所となる部分は、後でミシン縫いしてから2枚の縫い代を一緒に処理するので、ここでは断ち切りのままです。

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タグを脇に挟み込む場合は、この時一緒にロックミシン

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入れ口のループは10cm間隔で、全部で6箇所、見返しとの間に挟み込みます。片脇縫い目以外、他5箇所を先にミシンで仮止めしておきます。

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切り替え上部と見返しの片脇、切り替え下部の両脇をミシンで本縫いし、アイロンで縫い代を割ります。

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脇の縫い目位置に、残り1本のループを挟み込み、本体入れ口と見返しを中表にミシン縫い。
切り替え部分も同様に縫います。

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縫った後の切り替え部分

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ミシンで本縫いしたラインがきれいにすっきりと出るよう、アイロンでおさえます。

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入れ口は一度縫い代を割ってから、見返しを袋の内側に折り込みます。

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その後、本体表に対し見返しを1mmほど控えてアイロンでおさえます。切り替え縫い代は上側に片返ししてから、ロックミシンで縫い代の処理をします。

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一重巾着内側はこのようになっています。

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入れ口は平行にダブルステッチを入れてカジュアルな感じに。

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切り替え箇所も、入れ口とおそろいのダブルステッチ。

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ミシンステッチの糸は、表と見返しの色にそれぞれ上糸と下糸を合わせました。

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見返しが上にぺらぺらと持ち上がってこないよう、下側をステッチでおさえています。ロックミシンの縫い目幅の、真ん中あたりを、上からおさえるようにしています。

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上部片脇がわになっている側の切り替え部分。

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6箇所のループにひもを通し、結び目を作ったら完成です。

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この感じの入れ口は、子供でもボールを入れやすいと思います。

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娘達が幼稚園生の頃に買った、直径約15cm、円周約50cm大のボールが実際に入っています。園で指定された大きさそのままに今回も作ったので、大き過ぎず、きつ過ぎず、程よいゆとりです。横幅30cmの2枚の布を、両脇で縫い合わせると、入れ口周囲は60cmということになります。だとすると、この袋は、ボールの円周に対して全体で10cmのゆとり分があるということになります。

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一つのボールの大きさに対し、どのくらいの袋の大きさにしたらちょうどいいか迷ってしまうような時は、試しにボールを布でくるみ、まち針や安全ピンなど使って袋状にしてみると、おおよその見当がついて、サイズを決めやすくなります。

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切り替えのデザインにするとき、一応、制作に取り掛かる前の段階で、布を置いてみて、上と下とのバランスを見ながら比率を決めます。私は、たいがい上と下とが2:1で落ち着くことが多いです。入れ口だけを切り替えにするとか、切り替えで遊んでみるとか、そういう場合を除いては、目が慣れているのか、ほぼ約2:1でおさまります。全体の縦の寸法を3にするなら、切り替え下の寸法が1です。この巾着袋でいえば、縦が30cmで、切り替え下にくる寸法は10cm(底は‘わ’なので、片面だけの寸法となります)。

切り替えタイプほど制作時間を要さない、生地一枚でサクッと仕上げる一枚仕立てのものも、手間も少なく手軽にできるところが好きです。逆に、切り替えにした場合は、手間と時間がそれなりにかかります。でも、どの柄と何色の無地を合わせるかとか、生地・柄の組み合わせをじっくり考えることもまた楽しいので、嫌いではないです。柄ものに対して、その中の一色を選び抜き、無地を合わせることがわりと多いのですが、思いがけなく、柄ものと、また違う柄もので、相性の良い組み合わせを自分なりに発見したときは、仕上がり見たさに、心なしか手も早くなる気がします。

今回の巾着袋は、男のお子さん用に制作したものなので、切り替え下にこの無地を選びました。ひもも、小熊と同じ黒にしたことで、メリハリを効かせました。

ゆかたに合わせる和小物類の中にも、入れ口にループのついた巾着袋をよく見かけます。花火大会とかでもたまに目にする、底に竹かごが付いた粋(いき)なあの巾着。着物地を持ち合わせているので、いっぺん作ってみたいと思っています。これで、あづま袋に次いで、作りたいものがまた一つ増えました。こうして、どれも出来上がらないままに、頭の中が作りたい物でいっぱいになることが時々あります。あれも作りたいし、これも作りたい…と、一つ一つ挙げていくと、きりがありません。実は今、レース編みでドイリー作りに挑戦してみたい気持ちが自分の中で高まっていて、先週、母からレース糸をもらい、レース用のかぎ針も借りてきました。そして、話の流れからもお察しのとおり、今なおレース編みに手をつけられずにいます。

このままだと、あれもこれも未消化となって、心身共に良くないので、まずは2~3cmくらいのちっちゃな極小サイズのドイリーを1枚、今晩編んでみようと思います。(大きいことを言っているようですが、内容がやや消極的に感じるのは気のせいでしょうか…)

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2013年3月12日 (火)

春がくる前に…私の付け襟を娘の“ファーティペット”にリメイク

出ました。

芽が。

何の芽かというと、6つ目のチューリップの芽です。前回の記事で、6球中5球の球根から芽が出た、という内容のことを書きました。あんなに暖かかった先週土曜、水やりをする時、最後の1つの芽が出ているのに気付きました。正直、6つ目をどのあたりに植えたのかまでは記憶していなかったので、顔を出したばかりの芽を見つけた時は、『そこにいたのね♪』という気持ちでした。

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上の画像のプランター内、左手前と右後方に、同じくらいの大きさで2つ、チューリップの芽が出ているのが見えるでしょうか。その左後方で、小さな‘たけのこ’(ここで全く別の植物‘たけのこ’を臆せず出してしまう私…)みたいに、1cmくらい芽を出しているのが最後の一つです。写真には入っていませんが、その左隣には、背の高いコニファーが植えてあるので、芽が出遅れたのは、日当たりに原因があったのかもしれません。

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←コニファーのそのまた左側には、他3つの芽が、すくすくと育っています。

同じ時間に撮影したのに、先にそろって3つ芽を出したこちら側は、コニファーの右側に比べて、さすがに日の射し込み方が違います。
それに、コニファーの影になりやすい右隣の3つの芽と、左隣とでは、明らかに葉の広がり方にも違いが出ています。

お日さまって、植物にとってすごく大切なものなのだと、チューリップの芽に教わりました。人も同じで、天気のいい日に外で太陽の光を浴びると、何となく元気をもらうことがあります。太陽のパワーです。

前回↓写真を撮った日から4日しか経っていないのに、ここ数日の陽気で、またぐんと伸びたような気がします。

前回の記事で登場した芽↓→成長→その4日後↓

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6つそろってこれで一安心。あとは、それぞれがそれぞれの咲くべきタイミングで、花を咲かせることができるよう、“植物係”としての水やりを、頑張るだけです。

こうして今日もまた、どちらの話がメインなのかわからなくなるくらい、本題より前置きが長くなってしまいました。

今日のお題は“ファーティペット”。 襟元を温める冬のアイテムの一つです。私の紫色の上着に付いていた、取り外し可能なフェイクファーの付け襟を使って、娘のものにリメイクします。

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シルバーグレーのフェイクファーの付け襟が気に入って買った、綿ジャージー素材の上着なのに、実際それを付けて着用したのは買った当初の数回だけでした。あとは、何となく、付け襟だけが浮いてしまうような気がして、ほとんど外した状態で上着を着ていました。

この外したままの付け襟を使って、何か他のものにリメイクできないかいろいろ考え、ポシェットのふたとか、ボタンをつけてネックウォーマーとか、いくつか思い浮かんだアイデアの中、一番『これがいい!』と思ったのが、リボンがポイントのファーティペットでした。

上着の襟元には、ところどころ、小さなボタンが縫い付けられていています。

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付け襟を上着に装着したい時は、表カラーと裏カラーの間に挟みこまれたループを、そのボタンにかけて取り付けます。

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表カラー

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裏カラー

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取り外したものを、装着した時と同じ状態に置いてみると、このように↓なります。

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カラーの上下を逆さまにして襟の形にしてみたら↓、首にも自然に添って、イメージ的にもしっくりくる感じがしたので、こちらでいくことにします。

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リメイクといっても、大がかりなものではありません。元々挟み込まれていたループも、表から見たら、全くじゃまにならず隠れてしまうので、わざわざ取るようなことはしないでそのままにしておきます。93cmのリボンを半分に切って、左右に縫い付けるだけの、簡単な作業です。リボンは、8mm幅の黒いベルベット素材。

買ってきたものを、ちょうちょ結びにして付け襟の上に置き、長さを見てみます。それで、長い分だけカットしたところ、93cmでした。

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そのリボンを半分に切り、左右にそれぞれ手でまつって縫い付けます。

縫い付け方はいろいろありますし、‘このやり方でなくてはならない’ということもないのですが、私のやった方法は…

襟の裏カラー側の上部角に、リボンの片端4mmくらいのところを縫いとめます。この時リボンは、表側が上から見えるようになっています。

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縫いとめたら、その縫い目に沿って、そのまま反対にリボンを倒します。そうすると、今度はリボンの裏側が上から見えます。

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最初に縫い付けた縫い目から、5mmほど離れたところを更に縫いとめます。

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すると、そのリボンの切れ端となる縫い代が、ちょうどその縫い目の中に納まるように隠れます。ボトムスのベルト通しの縫い付け方によくみられるやり方です。

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縫い付けた方と反対側の先端の始末は、4~5mm幅くらいの三つ折りで、手まつりしています。これで、切れ端からほろほろと織り糸がほどけてくる心配もないです。

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左右2本のリボンを付け終え完成すると、そこは女の子、娘は早速首に付けて、鏡でチェックしていました。

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いたって一般家庭に育つ我が子に対し、「あー、なかなかかわいいねえ。なんかお嬢さまみたい」と言うと、まんざらでもない顔をして嬉しそうでした。

そんな4年生の娘は、「明日、これして学校へ行くー」と言いながら、完成したその晩、就寝。宣言どおり、翌朝、リメイク仕立てのファーティペットをして、いつもよりも数分早く玄関を出て登校しました。チューリップの芽が順調に育つほど次第に暖かくなってきている今日この頃。今季、かろうじて間に合ったのはいいけれど、春まであと何回身につけることができるでしょうか。

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2013年3月 6日 (水)

こんな巾着袋はボール入れ用に○●

来ました。

花粉が。

連続5回以上を1セットとして、一日のうちに5セットもくしゃみが出れば、私にとって年に一度の花粉症の季節到来です。今年は、一気にきました。だんだんに少しずつ症状が出てくるのが例年のことだったのに。先週半ば、『あれ、なんか目頭(めがしら)がかゆい』と感じて、翌日、鼻もむずむずしてきて、その翌日には、朝から連発のくしゃみ。
P1090248200 でも、それと同時に、季節を感じるいいことが他にもありました。去年の暮れにプランターに植えたチューリップの球根から芽が出て、土の上に2cmくらい伸びているのを確認。6球中5つ芽が出ました。かといって、残りの1球も、まだあきらめたわけではありません。他から比べると少々遅れはとっていますが、もうちょっと待っていれば、芽を出してくれるような気がしています。

なんといっても、春といえばやっぱりチューリップに桜でしょう。どちらも咲くまでが待ち遠しくて、咲いたら1、2週間ほどで散ってしまうのですが、これからどんどん暖かくなっていくんだなーって、ウキウキ感をもたらしてくれます。

ここ数年は、花粉症の症状を抱えながらのお花見にも慣れてきました。満開の桜を見れば、気持ちもリフレッシュします。うちのチューリップと、宇都宮の桜と、どちらの開花が先になるか楽しみです。

ついでに春つながりでもう一つ。今回ご紹介するこの巾着袋を作ったのは、8年前の春です。上の娘の幼稚園入園前だったか、入園後だったか、『ボールと縄跳びを入れられる巾着袋を用意してください』という園からもらってきたプリントを基に作ったものです。

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入れ口にひものループが付いていて、そこにひもを通し、口を絞ります。よくあるタイプの巾着袋と、入れ口の違いで使いやすさに差がつくのか、サクッとボールを出し入れできるところが楽です。ひもを絞っても、入れ口が完全に閉じるわけではないので、中に入れる物には向いている物と、そうでない物があると思います。でも、ボール入れ用としては最適で、作り方もそう難しくないです。むしろ、入れ口両脇に開き(あき)を作らない分、時間もかからず簡単かもしれません。

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園からもらってきたプリントには、指定されたサイズ入りのイラストも載っていました。入園した時に購入するボールと縄跳びを一緒に入れてちょうどいい、出来上がりが30cm×30cmの正方形。本体入れ口に、4cm幅の帯状の見返しを縫い合わせる際、ループを10cm間隔で6本挟み込んでいます。両脇に2本、前後に等間隔に2本ずつで合計6本。ループは表から見える長さ約9cm、その両端に縫い代をつけたものを二つ折りにしています。

裏無し一重、底をチェックのキルティングで切り替えにしました。体操着・お着替え入れ用の巾着袋やお弁当入れ、お箸セット入れなども作ったので、それらとおそろいのデザインにしました。本体片脇は、デニムの生地の‘みみ’を利用しているので、縫い代の始末はしていません。

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本体入れ口に中表に縫い合わせた見返しの下側は、何もしないと上にぺらぺらと持ち上がってきてしまいます。そうならないよう、ロックミシンの縫い目の幅真ん中あたりに、1周ぐるりとステッチをかけ、表布に縫い付けています。

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上の娘用に作った時は、赤い花の隣には市販のネームラベルを貼り付けました。その後、下の娘が園に上がる時、お下がりでこの巾着を使ってもらうことに。そこで、名前やクラス名を何度も書き換えすることになるネームラベルをはがし、その上からアップリケしようと手芸店で選んだのがこちら↓です。アメリカのワーナー・ブラザーズが製作するアニメ『ルーニー・テューンズ』(大人が見てもおもしろいです。)の中で出てくるキャラクター、“トゥイーティー”。

ただ横に並べただけの、赤い花とトゥイーティーに、一体感を出したくて、刺しゅうで蜂をブーンと飛ばせてみました。トゥイーティーは、花と同色の赤い刺しゅう糸で、ブランケットステッチして縫い付けています。赤い花の中心は、元は丸くカットされただけのものでしたが、そこを黄色い刺しゅう糸のサテンステッチで、丸く埋めています。

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一度布に貼り付けてしまったのり付き接着タイプのものも、アイロンの熱やスチームをあてることではがすこともできます。でも、場合によっては、はがす時に生地を傷(いた)めてしまったり、接着ののりがきれいにとりきれず、白っぽくべとべとした感じが残ることもあります。なので、なるべくきれいにはがしていくためには、端の方から少しずつ様子を見ながらの作業になります。薄手の生地や弱い材質の生地などは、一度アイロン付けした接着タイプのものをはがそうとすると、伸びてしまったり、のりが残ることもあるので、無理をしない方が無難です。

蜂は、サテンステッチ。見えにくいのですが、昆虫ならではの触覚もちゃんと付いています。

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花から頭上を通過し飛んでいく蜂を、トゥイーティーが見上げているように、黄色の刺しゅう糸で、点、点、点と返し縫いしました。

こうしてみると、巾着袋一つとっても、いろんなタイプがあります。
巾着ではないけれど、和の袋物として知られている、あづま袋に興味があります。前々から、一度作ってみたいと思っていた、私にとっては憧れの袋です。いつも、どんなものでも、初挑戦となるものを制作する時には、ワクワクします。憧れのまま、何年も過ぎ去ることのないよう(現時点で、とうに何年も過ぎているのだから…)、できるだけ近いうちに作って、『初めてのあづま袋!』、なんてノリのタイトルで紹介できたらと思っています。

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2013年2月 9日 (土)

入園入学に☆底‘マチ’レッスンバッグ*作り方☆裏付き水玉切り替え

3大グッズ最終回のレッスンバッグです。
底に‘まち’があったり、裏付きで切り替えだったりと、大変そうなイメージがあるかもしれませんが、前回の記事でも書いたように、上履き入れの工程とよく似ています。なので、気負うことなく、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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表の切り替え下にくるビビットピンク地と裏地の底辺、それと、切り替え上部にくる水玉地片脇が‘わ’になっています。
接着芯は、表・裏の入れ口に、6cm幅くらいの帯状に貼りました。
表も裏も、切り替え箇所以外には、ロックミシンで先に縫い代の始末をしています。

出来上がりサイズ : 高さ31cm×横45cm×まち8cm、持ち手長さ40cm

○材料(縫い代込み…本体表・裏地の縫い代は全て1cm)
●本体・切り替え上/白地に水玉…縦26cm×横46cm(片脇‘わ’で裁断。横に広げると92cm)×1枚
●本体・切り替え下/ビビットピンク…縦12cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると24cm)×横47cm×1枚
●裏地…縦36cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると72cm)×横47cm×1枚
●持ち手/3cm幅のアクリルテープ…40cm+縫い代両端に2cmずつ=計44cm×2本

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四角いだけの裏地の画像。

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上履き入れとおそろいで、同じものを使用し、底も‘わ’になっています。

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前後の入れ口裏側に貼った薄手の芯です。表地の入れ口も同じように芯を貼りました。

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タグを付ける場合は、ミシンで仮止めします。

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巾着の時は、一重だったので、タグの切れ端もロックミシンで一緒に縫い代の始末をしていますが、裏付きの場合は、中が見えないので、ただミシンで仮止めしているだけになっています。

この辺りから、少しだけ上履き入れと違うやり方になります。水玉地の片脇と、ビビットピンク地の両脇を中表に縫います。

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切り替え上部の左端は‘わ’なので、その折り目の位置と、切り替え下の縫い目が合わさります。折り目の縫い代のところに、合印(あいじるし)を入れておくと、切り替えを縫い合わせる時の目印になります。

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裏地も中表にして両脇を縫います。

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どちらか片脇に、返し口を作ります。

作るといっても、そこだけ縫わずに開けておくといった、縫い残しになります。

返し口は、まちを縫うときにじゃまにならない箇所で、底から12cmほど持ち上がった位置から10cm前後とっています。

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脇にアイロンをかけ縫い代を割ります。脇線をこのように↓ずらして縫い代を割ります。

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返し口の縫い代も一緒に割ります。上履き入れ制作時に、‘鳥のくちばし’と表現した、三角コーナーのアイロン。

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上履き入れのように、筒状ではないので、今回は鳥のくちばしでアイロン台のへりをかませる必要もありません(何のことやら…といった感じになっているでしょうか)。

このように↓大きくたたみ直し、アイロンの先を使って、脇の一番下まで縫い代を割ります。

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アイロンをかけ終えたら、まちを作ります。

脇のラインと、底辺が重なるように置きます。まちの幅を8cmにしたいので、三角の先から脇のラインに沿って4cm下がった位置をまち針でとめます。その脇線から直角に、左右に4cmずつとりチャコで線をつなぐと、直角二等辺三角形の出現です。

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本体水玉地の縫い代を割るのは、三角コーナーが存在しない分、簡単です。

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切り替え下地の両脇もアイロンをかけたら、裏地のまちと同様にまち針でとめ、ラインをチャコで引いておきます。(私は後でまちを縫っていますが、この時点で、先に‘まち’を作ってから、切り替えを縫うようにしても、いいと思います。)

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切り替え上下を中表にして、縫い合わせます。片脇は、上下の縫い目が合うように、残りの脇は、先に入れておいた上部の合印と、下の縫い目が合うようにまち針でとめ、前後の中心、そのまた中心、という感じで等分割しながらとめていきます。

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上の状態を平たく置き直して。

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切り替えを縫う際、一緒にまちも縫います。

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まちを縫う時は、縫い代側に捨てミシンをしておきます。

まちの縫い目に平行して、5mmほど離れた縫い代側に入った、もう1本の返しミシン、これが捨てミシンになります。まちの余分な縫い代カット後、切れ端から脇の縫い目がほつれてくるのをここで食い止めます。

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まちは、縫い代を1cmだけ残し、底側に片返しします。切り替え縫い代は、上側に片返しします。

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切り替えとまちの縫い代の始末(ロックミシンやジグザグミシンで)をします。

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切り替え上側に端ミシンでステッチを入れます。

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持ち手となるアクリルテープの中心部(約16cmの長さ)を半分の幅にアイロンで折り、コの字にステッチをかけて、持つ部分の幅を狭めます。

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こうすると、小さな子どもの手でも握りやすくなります。(この持ち手の幅を狭める工程は、省略しても問題ないです。)

ステッチを入れた持ち手は、表と裏があります。折り山になった側が表になり、ステッチで半分の幅に縫い合わせた側が裏です。

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本体入れ口の前後中心から左右に7cmずつ離れた位置に、持ち手の縫い代をミシンで仮止めします。

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本体と持ち手を中表にすると、このような状態です。

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表・裏地の入れ口を中表にして、ミシンで縫います。

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入れ口を1周縫い終えたら、縫い代は2枚一緒に表側に片返しします。上履き入れの時には、表と裏の入れ口を広げることができたので、縫い代は割りましたが、今回は袋状になっていてやりづらいので片返しにしました。

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返し口から表に返します。綿の素材は、しわになりやすいので、霧吹きをかけながら、全体的についたしわをきれいに伸ばし、入れ口は表より裏地を1mm控えてアイロンをかけます。

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ほぼ完成形に近い状態です。あと残っている作業は2つ。返し口を閉じる端ミシンと、入れ口のステッチです。

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入れ口のステッチは、上糸は表地に合わせた白に近いアイボリー系で、下糸は、裏地に合わせたピンクにしています。裏地の返し口は、上糸も下糸も、生地の色に合わせたピンクで端ミシンしています。

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持ち手が挟み込まれた4箇所のうちのどこか1箇所を、ステッチのスタート及びゴール位置にして、入れ口に1周端ミシンをします。初めの持ち手挟み込み位置からスタートしたら、途中3箇所の持ち手挟み込み位置を通過するので、その都度×印のステッチで寄り道しながら、ゴール地点に向かい1周します。

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ステッチの糸始末をして、仕上げのアイロンをかけ、出来上がりです。

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このレッスンバッグの持ち手は、40cmと長めなので、よっぽど、厚手の上着を着用しない限りは、肩にもかけられます。

あまりに細かく説明を入れ込み過ぎたため、こんなにも長々とした作り方になってしまいました。本当は、もっと、シンプルに、まとまりよく書けたらいいのですが、気が付くと、最終的にはいつもこんな感じになっています。『作り方』についての記事になると特にこうなります。それでも、ほんの小さなことでも、何か一つでも、参考にして頂けるようなものがあれば、それだけで嬉しいです。

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今回のレッスンバッグまで、3回続けて、入園入学グッズの作り方について書いてきました。今後も4月頃までは、続けてとはいかないまでも、時折、それに関連したものを紹介していけたらと思っています。出来上がった作品は、その後、商品としてショップにUPすることもありますので、そちらの方へもよろしかったらぜひ一度見に来て下さい。

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2013年2月 1日 (金)

入園入学に☆上履き入れ*作り方☆裏付き水玉切り替え

先日の体操着入れ用巾着袋に引き続き、今回はおそろいの上履き入れです。体操着入れは一重仕立ての裏(地)無しでしたが、こちらは裏付きになります。

私が当たり前のように呼んでいる『上履き入れ』も、インターネットの検索ワードから見てみると、『上靴入れ』、『上履き袋』、『内履き入れ』、『シューズケース』、『シューズ入れ』、『シューズバッグ』と、呼び方も様々あるようです。地域や、ファスナー付き・なしなどのデザインの違い、または中に入れるシューズのタイプにより、呼び方も変わってくるのでしょうか。
ともあれ今日は、いつも言い慣れている『上履き入れ』の作り方についてのご紹介です。

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出来上がりサイズ : 縦28cm×横20cm、持ち手16cm

○材料(縫い代込み…本体表・裏地の縫い代は全て1cm)
●本体・切り替え上/白地に水玉…縦20cm×横21cm(片脇‘わ’で裁断。横に広げると42cm)×1枚
●本体・切り替え下/ビビットピンク…縦11cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると22cm)×横22cm×1枚
●裏地…縦29cm(底は‘わ’で裁断。縦に広げると58cm)×横22cm×1枚
●持ち手/2.5cm幅のアクリルテープ…16cm+縫い代1.5cm×2(2つ折りのため)
●ひも…長さ約8.5cm×2.4cm(8mm幅×4つ折り)

ピンクの裏地と、ビビットピンク地は底を‘わ’でとっています。切り替え上側にくる水玉地のみ片脇を‘わ’にしました。水玉地に関しては、前回の巾着の時には、片脇が‘わ’ではないので、同じものを2枚用意していますが、今回は片脇が‘わ’なので、1枚です。

水玉地の片脇を‘わ’にせず、巾着の作り方と同じように、同じものを2枚用意する場合は、片脇のみ、その分縫い代を1cmプラスして下さい。

袋ものの裏付きは、縫い代が中に隠れてしまうので、生地により、縫い代の始末は必要ないものもあります。ただ、織りの粗いものや、織り糸がカットしたところからほどけてきそうな心配がある場合には、縫い代の始末をしておくと安心です。

ご覧のように↓、カットした端から織り糸がハラハラとほどけてきているので、本体となる表・裏地共にロックミシンで縫い代の始末をすることにしました。巾着の時と同じように、切り替え箇所だけは、縫った後で2枚一緒に縫い代の始末をします。

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ひもは、0.8cm幅の4つ折にアイロンで押さえておきます。

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細長い筒状のものをミシンで縫ったりするよりかは、やりやすいかなと思い、今回は、本体切り替え下と裏地を片脇だけ先に縫う方法で進めていきます。(元々片脇が‘わ’の状態になっている水玉地は除きます。)ついでに、ひもの両端にもステッチをかけました。ミシン糸は、表から見えるようなステッチを入れる場合などは特に、その都度、生地の色に合わせた糸に変えて縫います。

縫い終わったら、片脇の縫い代を割ります。

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表布入れ口裏側に、約4cm幅の薄手接着芯を帯状に貼りました。柔らかい生地の場合は、入れ口だけでも芯を貼ると多少なりともしっかりします。

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まち針の位置に、2つ折りにしたアクリルテープとひもが挟み込まれます。筒状にした時、前後の中心にくる位置になります。

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アクリルテープは厚みがあり、重ねた2枚がずれやすいので、入れ口にとめる前に、縫い代のところを四角にミシンで縫っています。チャコで引いた白いラインから下が縫い代側です。

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アクリルテープの幅より左右に5mmずつ外側をひもの付け位置にしたいので、一度このように試しにまち針でとめてみて、ひもの付け方や長さをみます。

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ひもの付け方が決まったら、ひもだけ移動して付け直しします。

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ミシンで仮縫いします。

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中表にして切り替えを縫います。上側に片返しした縫い代を、2枚一緒にロックミシンで始末します。

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水玉地の片脇は‘わ’でとっているので、脇の縫い代はありません。

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縫い代の端がゴロゴロしないよう、三角に切り落とし、切り替え上側に端ミシンのステッチを入れます。

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表と裏の入れ口を中表にして、端から端まで1直線に縫います。

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表地と裏地を広げ、入れ口の縫い代をアイロンで割ったら、このような↓状態にします。挟み込んだアクリルテープとひもの部分が、少々割りにくかったりしますが、できる範囲で割ります。

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入れ口と、切り替え部分の縫い目がずれないように気をつけながら、残りの片脇を縫います。その時、裏地の下の方に返し口(9cm前後)を作っておきます。

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返し口。縫い代をアイロンで割った後、この開(あ)きからひっくり返すことになります。

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余分な縫い代はやっぱり三角に切り落とします。

筒で袋状になった片脇を、どうやってアイロンで割るのかというと、まずは、割りたい脇の縫い目をこのように↓真ん中あたりにもってきます。

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そうすると、端は鳥の‘くちばし’みたいに三角になります。中心部はこの状態で縫い代を割ることができますが、このまま三角の先までアイロンで割ろうとすると、間に挟まった底の面にプレス跡がしっかりついてしまいます。入れたくないところに、アイロンのプレス跡がつくのを避けるため、アイロン台のへりを‘くちばし’でかませるようにして挟み込み、脇の縫い目だけにアイロンがかかるようにします。

うーん、この説明で伝わったでしょうか。そもそも、上履き入れの作り方の中に、鳥のくちばしを例えに持ってくる私もどうかしています。

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返し口開きの縫い代も、一緒に割ったら、そこから表にひっくり返します。

私が上履き入れを表に返す時は、先に、内側に入っているアクリルテープを少しずつ引き出しながら、全体を返していくようにしています。

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狭い返し口から表にひっくり返した後は、あちらこちら‘しわ’ができてしまうので、霧吹きをかけながらアイロンをかけ、‘しわ’をきれいにとってから↓の状態にします。

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返し口です。

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端ミシンをかけ、口を閉じます。

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裏地を表地の中にすっぽりと納めます。

入れ口は、表地に対し裏地を1mm控えるようにして、アイロンで押さえます。

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これでもう、いつでも上履きを入れられますが、最後のステッチが残っていました。

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入れ口のステッチは、アクリルテープ上に始まり、アクリルテープ上に終わります。補強で入れた×印のステッチですが、一筆書きではなく、上から重ねて縫っている辺もあります。

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こうして、3大グッズのうちの2点が完成しました。残るはメインキャストのレッスンバッグです。

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幼稚園入園時から数年後の小学校入学時には、何cmくらい上履きのサイズが大きくなるのでしょう…。入園の時は18cmほどで、小学校へ上がる頃になると、20cm前後?…下の娘が入学したのはつい4年ほど前のことなのに、その時のサイズ、忘れてしまいました。

制作した上履き入れに、実際に上履きを入れたものを写真に撮り、ショップに詳細画像として載せたかったため、もう履くこともない18cmサイズを何年か前に買ってみました。そんな小さなシューズに足が入った時代もあったなんて不思議に思えるくらい、今では2人とも、私のサイズに追いつけ追い越せの勢いです。上の娘には、既に追い越されています。

18cmって、こんなにも小さい。

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何か出来上がると、つい、いちごを付けてみたくなります。

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23.5cmの上履きを入れてみました↓。このサイズの上履き入れなら、小学校高学年の女の子でもいけそうです。

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次回は、3大グッズの中でも最も早いところ仕上げてホッとした気持ちになりたい、レッスンバッグです。巾着袋や上履き入れに比べたら、やや手ごわそうな感じがするかもしれませんが、裏付きの上履き入れと工程は似ています。引き続き、おそろいの切り替えシリーズでいきます。底に‘まち’を入れたレッスンバッグになりますので、お時間がありましたら、ぜひまた見にきて下さい。

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2013年1月27日 (日)

入園入学に☆体操着入れ用巾着袋☆一重仕立ての水玉切り替え

そろそろでしょうか。お子さんのご入園ご入学に向けて、少しずつ必要なものを準備していく頃だと思います。こちらのブログでも、『コップ入れ』と、もっと小さい『ランチマット入れ』など、それぞれタイプの異なる巾着袋の作り方について、紹介したことがありました。今回は、レッスンバッグや上履き入れと共に、‘3大’入園入学グッズお決まりセットのうちの一つ(と勝手に私が思っている…)、体操着入れ用巾着袋です。

前回の記事で登場した、布製いちごのバッグチャーム。この巾着にも合うかなと思い、ひもに取り付けてみました。

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コップ入れなど小さめの巾着に比べたら、サイズも大きい分、用尺(必要となる生地の長さ)もいるし、作るのも手間と時間のかかるイメージがあるかもしれません。でも、小さくて細かいものにアイロンかけやミシン縫い、ひも通しをすることを考えたら、大物の方がかえって扱いやすく作業が楽な場合もあります。同じ巾着でも、サイズにより直線の距離こそ違ってきますが、所要時間はそんなに大差ないと思います。

出来上がりサイズ…縦35cm×横30cm

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○材料(縫い代込み)
●本体・切り替え上/白地に水玉…縦29cm×横32cm×2枚
●本体・切り替え下/ビビットピンク…縦11.5cm(底は‘わ’で裁断)×横32cm×1枚
●ひも…74cm×2本

入れ口の縫い代…折り返し1cm+ステッチ幅2.5cm=計3.5cmを使っての三つ折

その他の縫い代…全て1cm

開きどまり…入れ口出来上がりラインより8cm下(3.5cmの縫い代を含めた、上から11.5cmの位置)

切り替え箇所以外の縫い代の始末(ロックミシンやジグザグミシンなど)を先にしておきます。脇にタグを挟み込む場合は、付け位置にミシンで仮りどめしておき、脇の縫い代の始末の際、一緒にロックミシンをかけてしまいます。また、この段階で、開きどまり(縫いどまり)の箇所に、小さく切った接着芯を貼っておくと、補強になります。

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切り替え箇所をミシンで縫い、縫い代をアイロンで上側に片返しします。片返しにする時は、縫い代を倒したい方に、縫い目に沿ってアイロンで押さえておくと、切り替えのラインがきれいにすっきりと出ます。

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広げたところで、もう一度アイロン。

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片返しにした切り替え縫い代の始末を2枚一緒にします。ロックミシンの糸の色は、赤系だと表から透けるかもしれないので、白にしました。

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切り替え縫い目の上側に、表から端ミシンをかけます。

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私は巾着を作る時、後の作業が楽なので、この平らな状態の時点で、ひもを通す箇所にアイロンをかけ、三つ折に押さえて形にしています。

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開きどまりの上側の、後からコの字にステッチを入れることになる両脇“開き”の部分も、1cmの縫い代で押さえておきます。

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本体入れ口は、あとはステッチをかけるだけの状態になっています。もうここまできたら、ゴールは目の前。

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底をわにして中表にし、切り替え箇所がずれないように注意しながら、開きどまりから底にかけて両脇を縫います。まち針のところが縫いどまりなのですが、補強のために小さく丸く切った接着芯を貼りました。

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縫い代をアイロンで割ります。ちょうど、日が差し込み、脇の縫い代をスポットライト効果で浮かび上がらせているという、不意打ちの演出。

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両脇の切り替え部分は、前後がずれないように気をつけると、出来栄えも違ってきます。

‘開き(あき)’をステッチでコの字に押さえます。アイロンで三つ折にしたものをいったん広げて、一番上まで縫います。P1090054300

縫い代の始末をロックミシンでしているので、その縫い目幅の半分の位置に乗るような、ステッチの幅にしました

開きどまりは、使っているうちに、裂けてきたり、ほつれてきたりすることがあるので、補強も兼ねてそこだけ部分的に何度か返しミシンしておきます。接着芯と返しミシンとの W 補強。

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ひもを通す入れ口に端ミシンをかけます。

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両側から、‘ひも通し’という道具を使って、ひもをそれぞれ通し、

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片結びして

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完成です↓。

底を切り替えにしたのは、見栄えがいいからという理由だけではなく、どちらかというと、汚れを目立たなくさせるためです。子供の持ち物なので、引きずったり、床に置いたりしているうちに、どうしても、他の部分よりも底の方が汚れやすくなります。そうかといって、毎日家に持ち帰ることはほとんどありません。金曜に持ち帰り洗濯をして、月曜に持って行くというパターンが多いと思います。白地に水玉の生地で、切り替えいっさいなしの巾着袋にしてしまったら後々どうなるかというと、きっと想像していたとおりになります。

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例えば、切り替え箇所に、もしレースを縫いつけたなら…

こんな雰囲気になります。レースも馴染んで、とってもガーリー。

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『体操着入れ用』と名づけましたが、中身次第の巾着袋です。

着替えを入れれば、当然『お着替え入れ』に早変わり。

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次回は巾着とおそろいの、裏付き切り替えタイプの上履き入れについて書く予定でいます。

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2013年1月21日 (月)

布製いちごのバッグチャーム  
レッスンバッグやランドセルにも☆

赤い水玉の布製いちごと、ウッドビーズを付けた、かぎ針編み花モチーフのバッグチャームです。食べればおいしい、作ればかわいい、女の子の好きないちごをモチーフにしました。

立体的ないちごの形は、元は半円形から出来ています。

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赤地に白の、水玉生地使用です。ドットを、小さいつぶつぶに見立てて。
あのつぶつぶ、以前まで、ずっと種だと思っていましたが、本当は種ではないそうです。『いちご つぶつぶ 種じゃない』というキーワードから、ネットで検索すると、詳しく紹介されていたりします。

リアル感ただよう、いちごの出来上がりサイズは、約3.5cmほどです。作りたい生地が決まったら、直径11cmの半円形(縫い代込み)に裁断します。(直径を変えることで、好みのサイズのいちごが作れます。)

中表に半分に折り、縫い代を5mmにし、脇から底にかけてミシンで縫います。
端から端までまっすぐ直線で縫ってしまわず、底だけ小さく丸みをつけると、より、いちごっぽい形になると思います。

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円周にあたる部分のところを、ぐるりと4mm前後の粗いミシン目で縫います。返しミシンは、最初のみにして、最後は縫いっぱなしのまま縫い糸を長めに残しカットします。脇から底にかけては、重なった部分を2枚一緒に縫いましたが、円周は、広げて1枚の状態で縫います。ミシン目を粗くするのは、後でミシン糸を引き絞りやすくするためです。

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表に返します。

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底の丸みの部分は、目打ちを使って、くっきりとミシンの縫い目どおりに形作ります。

返しミシンをしなかった側の、上糸か下糸のどちらか引きやすい方を引き絞りながら、少しずつ綿を入れていきます。後々、型崩れしないよう、糸をしぼりながらなるべくぎっちり綿を詰めます。

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もう、これ以上は入らないというところまで綿を詰めたら、目打ちを使い、縫い代を中に入れ込みながら、糸をギューッと引っ張って入れ口を全部閉じます。

引き絞ったミシン糸を縫い針に通し、入れ口を手縫いでまつってしっかりふさぎます。
せっかく絞った糸を広げてしまうくらい、収縮されて圧力のかかった綿が中に詰まっているので、入れ口をふさぐ時には、指で閉じる部分をくっつけるようにしながら、いっきにではなく、端の方から少しずつ縫い閉じていきます。

おいしそうな感じになってきました。

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今度はいちごのへたです。かぎ針…4号、毛糸…黄緑・極細あたりのやや細め

かぎ針で、2重の輪から編んで作った↓のようなモチーフ。編み始めの中心の糸を引き絞り、ドーナツ状になった空洞をふさぎます。形になったら、80cmほど糸を残しカットして、最後の編み目から引き抜きます。

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スチームアイロンをかけ、先のまるまった箇所のクセをとり平らにします。

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カットした80cmの糸を利用して、ループと葉っぱを編みます。

くさり編みで40目(15cm)まできたら…

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本物のいちごの葉っぱはこんな形ではないけれど…途中で葉っぱのモチーフを編み、

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そのまま続けてその糸で、折り返し40目(15cm)のくさり編みをします。

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ループ編み始めの位置に、折り返し最後の編み目を縫い付けます。

葉っぱも、編んだままだとまるまっているので、蒸気を吹かせたアイロンでクセをとります。

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へたを、いちごに手縫いでまつり付けます。赤い色のまつり糸を使い、その縫い糸がへたの上から見えないように、へたといちごの間を縫いとめます。へたの先の方だけは、いちごに縫いとめず浮かしています。

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花モチーフ。かぎ針…7号、毛糸…生成り・並太あたりの中くらいの太さ

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いちごのへた同様、2重の輪を作って編み始める花モチーフ。

へたと花モチーフ、編み方は似ているようでも、編み目の数や、長編みが入っている、入っていないのとで、形もこれだけ違ってきます。

中心の輪の糸端を引き絞り、真ん中の穴を閉じます。

最後の編み目に、多めにカットした編み糸を引き抜きます。引き抜いたその糸を、ニット用とじ針に通し、花モチーフの中心に、3個のウッドビーズを縫い付けます。

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ウッドビーズが付いたら、その縫い付け糸を裏側に出します。その糸を使い、今度は葉っぱのところに花モチーフを縫い付けます。

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~私のかぎ針ケースはシナモン~

元は、次女の幼稚園入園時にそろえた、“おはしセット”のケースです。まだまだ状態はいいのに、成長とともにいつしか使わなくなってしまった、キャラクターグッズの一つです。スプーンとフォーク、お箸の仕切りがついているので、号数の違うかぎ針や、ニット用のとじ針の収納にピッタリな元カトラリーケースは、探さなくても使いたいかぎ針がすぐ見つかる優れモノです。

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ランドセルに☆

P1080985200 これを初めて作った去年、下の娘はランドセルに付けて通学していたのですが、そのうち、クラスメートの女の子2人から、「それ、かわいい!私も欲しい!」と、リクエストがあったと帰宅した次女から嬉しい報告がありました。

ということで、喜んで、その後2つ追加制作して、「これできたから、○ちゃんと、○○ちゃんに学校であげてね」と、3年生だった頃、娘に持たせました。その娘が4年生になった今、「○○ちゃんのランドセルには、今でもママの作ったいちごが付いているよ」と、最近聞いて、嬉しさ倍増。

かぎ針編みのループは、ランドセルのベルト幅に対して長いので、ベルトに2周巻いています。

ループにせず、このような↓金具のパーツに、いちごと花と葉を組み合わせたものを付ければ、れっきとしたキーホルダーに変身です。

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レッスンバッグの3cm幅ほどの持ち手に、ループを1周してかけると、このようなイメージになります。

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「いちごは、赤くて形が整っているものより、いびつで朱色っぽい方が甘くておいしい」
前に、とあるいちご農家の方が、テレビでそんなふうに話していました。

同じ半円で作っても、綿の詰め方や、その日の気分(!?)で、全く同じものは出来ないであろう、布製いちご。形のきれいさにこだわらず、おいしい水玉のいちごが出来上がったら、ショップにUPする予定です。

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2013年1月 7日 (月)

2013最初の手作り品は

明けまして おめでとうございます。
本年も よろしくお願い致します。

2013年がスタートして、ちょうど1週間が経過した今日は、子供たちの冬休み最終日でもあります。
今年、記念すべき第一号となる手作り品を発表します。

それは何かと聞かれたら…“雑巾”です。

なぜ、新年早々、雑巾なのか。

それは、新学期に子供が学校に持って行かないといけないからです。

子供たちが幼稚園の頃、そんなこと(雑巾の持参)があったかどうかは覚えていませんが、小学校ではたいがい、『学年だより』に書かれた新学期開始日の持ち物の中に、“雑巾1枚(もしくは2枚)”とあります。上の娘が低学年の頃は、雑巾は“作るもの”として、まじめに作り、学校へ持たせていました。ところが、ホームセンター内で、『雑巾20枚入り298円』という袋詰めのものを見かけたその日以来、“作るもの”から“買うもの”へと変わっていました。

去年の夏休み明け前夜のことです。中1の娘が「雑巾2枚ある?明日学校へ持って行くんだけど」と突然言い出し、慌てて買い置きがなかったか見てみると、1枚も残っていませんでした。

在庫ゼロ。
せめて、外が明るいうちに言って欲しかった…。

ホームセンターも閉店確実な時間。それでも、コンビニにでも行けば、おそらく置いてあるとは思いましたが、雑巾2枚だけを買いに、わざわざ夜出かけるのも何なので、「明日の朝、登校時間に間に合うように作るから」と言うしかありませんでした。

P1080926200何年ぶりかの雑巾作り。ミシンをテーブルの上に出し、白いミシン糸に変え、未開封のまましまっておいた、頂き物の粗品と入った長いフェイスタオルを2本用意します。すると、ずっと、作るより買う方が早いと思っていた手間も、1枚10分かかるかかからないかで完成。ただ面倒くさがってやらなかっただけの話でした。続けて2枚目も終わらせ、無事雑巾を持たせることができました。あれから数ヶ月。まだ、使わないまましまっている未開封タオルがあるので、それを利用して作り、下の娘に明日学校へ持たせます。

そこで、私流の作り方を簡単にご紹介したいと思います。

両端の三つ折の縫い代部分は、ミシンで縫うとき、厚みもありゴロゴロして縫いづらいので、カットしてしまいます。

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あとは、その切れ端が内側にくるよう、初めに両端を中心に向かってパタンパタンとつき合わせに折り…

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更にそれを半分にたたんで、4枚重ねの四つ折りにします。

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ステッチの仕方は、毎回自由なのですが、まずは、周囲を四角にミシンで縫い、その後は、雑巾の四角い枠をいっぱいに使って、ローマ字のWを描くように、ジグザグにステッチを入れます。その他、真ん中が交差するように×印に入れるなり、うずまきのようにぐるぐるするなりして、4枚重なったタオル地が、よれたりずれたりしないようにします。ステッチは、入れれば入れるほど(本数を増やせば増やすほど)、硬くて丈夫な雑巾になります。

●シンプルな×印

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●Wバージョン(3枚中、どれにしようか迷った末、明日、娘はこれを持って行くことに。)

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●ぐるぐるバージョン

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雑巾を作る時には、ついでに3~4枚作っておくと、また次の新学期時に慌てなくてすみます。タオルは、おろし立ての未使用のものでなくても、家の中での使用であればなおさら、使い古しで充分だと思います。ただ、学校に持って行くものなので、何となく、未使用タオルで作っています。掃除道具ですし、すぐに汚れてしまうことは間違いないのですが。

短い冬休みは、毎年、すぐに終わります。

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一昨日、丸い星の早見板を使った『星の観察』という残り一つの宿題も終わらせていました。

内側に挟まった厚紙がくるくる回る早見板、私の小学生時代にも、確か理科の授業で配られ使っていました。上の子が小4だった頃、家に持ち帰った早見板を見た時には、昔も今も、同じようなものを使っているんだなと、なつかしく思いました。

いつになく、「宿題終わらせちゃいなさい」って私が言わずにすむ、新学期前日となりました。

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