残布、端ギレ、余り布

2013年12月28日 (土)

縫い物したくなったリメイクピンクッション、完成

先日、レースを縫いつけたところまで書いた未完成のリメイクピンクッション

どんな物にしても、完成まで待てず、制作途中で娘達に見せることがよくあります。ピンクッションの前に作ったカットソーのリメイクポーチの時もそうでした。途中の段階で長女に見せ、「シンプル イズ ザ ベスト!」と言われ、意気消沈したのは最近の出来事だったのに、今回も黙っていられず、またやってしまいました。

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↑この時点で「これ、ちょっと見て、見て♪」と長女に見せると

「刺すとこないじゃん」

と言われ、

「あるじゃん」

と、大人気なくも間髪おかずに即返し

それだけじゃ言い足らず、「ピンクッションなんてね、まち針2、3本と、縫い針1本刺せるスペースがあれば充分なんだから」と、ムキになって付け加えました。

そんなやり取りにもめげず、次に持ち出したのは、バイアステープの台紙におまけのように付いていたくるみボタン。これを、革でできたチョコプレートに添えます。

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更に、

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ブルーグレーの丸小ビーズをケースから取り出し。

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レース上側の突き出した模様上に、レース付け時の糸を使い、返し縫いして1コ1コとめていきます。

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私が持っているビーズの一部です。元、ミシンのボビンケースだったものを、不揃いでバラバラになったビーズ入れにしました。ビーズをすくうために、中に横たわっているスプーンは、見たまんまの、アイスを買うともらえるプラスティックのデザートスプーンです。

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こちら手持ちのまち針の一部。中でも、左端に写る赤と白のまち針をたくさん持っています。

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何かの手芸本でいつか見た、パステルカラーの透き通ったガラスのまち針が忘れられず、ネットで探してみました。もし、ネット通販で見つかり、手頃な値段なら欲しいな、とも思いましたが、私の記憶に残っているのとは色味がちょと違かったので、まち針探しはいったんやめることにしました。

そのうち、手芸店に足を運んだときにでも、たまたま目にすることがあるかもしれないし。

でも、このまち針を見ているうちに、ビーズで作れそう…と思い、こんなものを用意してみました。洋服の仮縫い時などに使用される、シルクピン、まち針っぽい感じに近づきそうな、きれいな色をしたビーズ、アクセサリー作りに用いられるかしめ玉、それから、かしめ玉をつぶすための道具、やっとこ。

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これで、まち針、作れる…

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ビーズをシルクピンの先まで通し、次に通したかしめ玉を、やっとこでギュウッとつぶします。

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いかにも、まち針っぽいのができた。

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そんな、一人孤独に大絶賛したまち針でしたが、小さな問題発生。

ビーズの中を通る空洞が広いので、ビーズの落下を阻止するため思いっきりつぶしたかしめ玉だったのに、極細のシルクピンとの間にわずかな隙間(すきま)ができてしまい、指でビーズを動かす気になれば、簡単に動いてしまいます。

これでは、実用性に欠けるので、今度はビーズにも使える手芸用のボンドで固めてしまうことに。

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どうかビーズが落ちてきませんように

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こんな感じのケーキ、ありそうです。革のタグは、チョコのプレート、くるみボタンは、こんなのあったらいいな、ストライプのマーブルチョコ…

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存在感たっぷりな持ち手。

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最初に写真を撮った時点では、立派にかしめ玉がビーズを支えていますが、数日経った今ではボンドの効果も薄れ、白いビーズが悲しく落下しています。

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ビーズが動かないようにかしめ玉を利用するって、なかなかいいアイデアだと思ったのに、そうすんなりうまくはいかないものです。

↑落下後と落下前↓

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かしめ玉も、ボンドも駄目なら、また違ったいい考えが浮かぶまで保留にしておき、実用性に欠ける見せかけのまち針も含めた全部をもって、リメイクピンクッション完成品とします。

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こんな機会でもない限り、一緒に並ぶことはないであろう、同じ生地使用の模様替えした手帳とピンクッション。

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左隣に写るのは次女とコラボの即席ピンクッション

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何か無性に縫い物をしたくなった下の娘が、私の端ギレコレクションの中からこのボーダーの生地を選び出し、中に綿を入れて「これ作ったんだけど、あげる。何にでもいいから使って」と、私にプレゼントしてくれました。

現在5年生の娘が3、4年生くらいのことでしたか。使ってと言われても、使い道がひらめかず、せっかく作ってくれたものだからと、テーブルの上に無造作にしばらく置いておきました。

それから数ヵ月後のこと、白い陶製の容器の縁が2箇所欠け、処分しようとした直前にひらめきました。

これに、あれを入れたらピンクッション。

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ケーキ屋さんで買った、パンプキンプリンの入っていたものを、食後に洗い、デザートカップとして我が家でも再利用していたものの縁が欠けてしまいました。次女からもらった綿入りギフトと大きさもちょうどいいのではないかと、この容器に、ただ、ポンと入れてみました。フカフカしているので、どうせならもっと綿をぎっちり詰め直しして、硬めにした方が針を刺しやすいかなと、ずっと思っていましたが、今回初めてまち針を刺してみた感想は、『サクッという感触が気持ちいい』。わざわざ詰め直しする必要もなさそうだったので、このままでいきます。

器に入れっ放しだった、娘からの綿入りギフトを、久しぶりに取り出してみると、裏側は、別布でふたがしてありました。その布に、付け足すように、少量の綿がボンドで貼り付いています。私が、あの贈り物はピンクッションにしたということを本人に報告でもして、聞いた娘は、それならば綿が足りないと、後からくっつけたのか…。

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いつも、着なくなった衣類にしても、使わない雑貨にしても、愛着のあるなしに関わらず、モノを処分するときには、捨てる前に何か他に使い道はないだろうか、と考えます。今回のまち針みたいに、いい案が浮かぶまで、とりあえずは保留にしておこうと、ひとまずしまい込んでおくこともあります。そんな感じなので、スパッと捨てられないモノも多く、それが私のいいところでもあり、良くないところでもあり、なのですが。

でも、後々、捨てなくて本当に良かったー、って思えることもけっこうあります。たとえどんなに愛着のあったものでも、いずれ時が経てば、古びれ、壊れたり、好みが変わってしまったりして、全く使わなくなってしまう日もきます。そんなとき、捨てる前に何か他に使い道はないだろうかと、いろいろと思いめぐらし、例えばリメイクによって、処分しなくても済む方法が一つでも浮かぶと、ちょっと得した気分になれます。

形から入ってやる気を起こす、使いたくなるようなモノであり道具を手作りして、自分をその気にさせる、何か始めるのに何となく気が乗らないときは、私にはそんな手も大いに効き目があります。テーブル(コタツ)の上にこのケーキみたいなピンクッションを置いておけば、無性に縫い物したくなって、制作意欲もアップするといいなという気持ちを込めて作り上げたリメイク品です。

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2011年12月28日 (水)

ドイリー使いのかごカバー

手芸店に行った時、値段が手頃で深さのあるところが気に入り、衝動買いしてしまった500円のかご。かごの内側にはニットの敷物が元々付いていて、合皮の持ち手両側についたボタンで留めてあります。

最初は、消しゴムはんこ制作で使う道具や材料を入れるのに使用していました。が、使い道を変え、この中にはヘッドフォンや、携帯電話の充電器を入れることにしました。というわけで、本体そのものや、これらのコードなどが外から乱雑に見えないよう、このナチュラルなかごの雰囲気に合うようなカバーを作ることにしました。

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まず材料として用いた、綿の水色ギンガムチェックの生地ですが、これはずいぶんと前からしまっておいたもので、よく見るとところどころが薄くシミになっています。とはいっても、間近で見ないと分からないくらい目立たないしみなので、こういうものは自宅で使用することにします。その生地に合わせて、デニム地を選び、切り替えにしました。切り替え箇所の表には、上から生成りのレースをミシンステッチで押さえ、アクセントにしました。

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周囲の縫い代を5mm幅の三つ折でミシン縫いします。

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それだけでは味気ないので、レース編みのドイリーと、何かを作った際に出た、端ぎれをコラージュ風にアップリケします。

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こちらのドイリーは、私の母の手編みです。レース編みをやってみたいと思っていた私が、レース編みの経験のある母にリクエストして編んでもらったものです。中太の毛糸でモチーフ編みはしたことがあるのですが、極細のレース糸をレース編み専用のかなり細いかぎ針で編むということがしんどく思えて、身近な母にリクエストしたところ、1ヶ月足らずで、大小合わせて一気に100枚以上も編んでしまい驚きました。言うまでもなく、“はまった”と母は言っていました。

2cmに満たない小さなものから、直径30cmもあるような大ものまで、大きさにも幅があり、色も、生成りの他、ピンク、赤、白、水色などがあります。そのうち何点かはショップにも出品中ですので、お時間がありましたら、ぜひそちらの方へもお立ち寄り下さい。

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ドイリーは、切り替え上にのせたレース の色と同色を選び、ミシン糸を使って7mm~8mm間隔に手でまつりつけています。

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端ギレには、花柄、水玉、無地の赤紫地を選び、バランスを見ながら端ミシン(コバミシン)で押さえました。

青系の中に、あえて赤紫の色味を加えてインパクトをつけました。

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切り替え箇所の縫い代は、布のミミを利用しているので、そのままでもほつれてくる心配がありません。

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中身が丸見えになるのを隠してくれて、その上、布の持つ和み感と手作りの温もりが感じられるカバーが私は好きで、ロックミシンや、コタツ布団の上掛けなどに、手作りしたものを使っています。中身を隠してすっきり見せるという似た役目をもつものに、目隠しカーテンがありますが、やはり本棚や食器棚にも手作りのものをつけています。

このかごカバーを仕上げたその日に、主人に見せ、『このカバー作ったんだけど、なかなかいいでしょ。この中に、携帯電話の充電器とか入れるようにしてみたんだけど。』と言うと、『何でも隠すの好きだよね。』という予想もしなかった言葉が返ってきました。

他に言い方はないのだろうかと思いながらも、言っていることも決して間違いではないので、、その時は黙ってしまったのですが、時間が経つにつれ『別に隠すのが好きなわけじゃなくて、見ばえ良くしまっているの。』くらい言い返しても良かったなちょっぴり後悔。そんなたわいない会話の生まれた、母とコラボの手作りかごカバーでした。

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2011年4月29日 (金)

カギを探す時間がもったいないのでキーカバー作り

玄関前でバッグの中に手を入れ、しばらくの間ごそごそする…どこかに出かけて家に着く度、ほぼ高い確率で私がとっている行動です。このしばらくの間という時間も、すぐさま目標物が見つかる場合もあれば、なかなか見つからないこともあり、そんな無駄にあせる時間を解消すべく、満を持して“キーカバー”を作ることにしました。ということで、バッグの中の目標物とはタイトルからもお解りのとおり、‘カギ’のことです。見つけやすいように、万が一落としてしまったときにでも気が付きやすいようにと、キーホルダーなど付けていますが、そのおかげでカギ探しすることが無くなったと感じることは、残念ながらありません。

この“キーカバー”、何かの手芸本で存在を知って以来、ずっと、いつか絶対作ろう、と思っていました。

●出来上がりサイズ

○縦約10cm×幅4.5cm、ひもの長さ33cm前後×幅7mm

※お手持ちのカギの大きさにより、サイズは調整して下さい。

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●作るにあたって準備した材料は…

○表・裏布(布の種類により接着芯)

少なくても表・裏共に15cm四方の布があれば今回のサイズは出来ます。

○おおよそ40cmほどの長いひも

○タグ用に短い3~4cm前後の短いひも

○直径約2cmくらいの2重リングという金具

○ナスカン・Dカン1組

表には、カットクロスとして購入した小花柄を、裏布には白黒ストライプ地を選びました。黒いひもは、胸元をひもでしぼり前でリボン結びするタイプの私の夏物のブラウスのひもからとりました。そのひもが必要以上に長かったので、何年か前にちょうどいい長さにカットし、切り落とした部分を、今後何かに使えるかも…ととっておいたものです。

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それから、タグ用に選んだポリエステル水玉地の短いひもは、元々はベストのネック部分をくるむようにして付けられていた‘ふち用’の布でした。このふち用の布もまた、胸元で軽くリボン結びできるようになっている形でした。後々このベストも着なくなってしまったこともあり、ベストのふち布を全部取り外し、ラップスカート↓にリメイクしたとき、タックをつけてしぼったウェストに付け直ししました。もちろん、このスカート丈では、そのまま履けないので、エプロン風オーバースカートとして、ジーンズの上から着用しています。

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画像ではグレーにも見えますが、黒地に小さな白いドット柄になっています。

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この時、ひもの長さを調節した際に出た小さくて短い端ギレを、今回キーカバーのタグに変身させます。

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それから、用意した裏布を←このように折りたたんでみると、その形に見覚えがあるのではないかと思いますが、このストライプ地は、シャツカラー(襟)の未完成品です。専門学校時代にストライプ地のシャツを制作したのですが、年数が経つにつれ形が気に入らなくなってしまい、作り直ししようと思ったのか、裁断して接着芯まで貼ってあった表か裏カラーのどちらかです。

なぜ、中断したままになってしまったのか、あまりはっきりと憶えていませんが、ただ単にやる気が継続しなかったのでしょうか。とはいっても、さすがに今となっては、その続きからまた始めようとも思わないので、今回はこれを活用します。接着芯も貼ってあるので、裏布に関しては芯を貼る手間が一つ省けます。表布には接着芯を貼りました。

形は縦に細長いドーム型です。表布は縦横共に布もたっぷりあるので、片側脇を‘わ’でとります。裏布は、ストライプを縦に使いたかったこともあり、となると、カラーにするはずだった細長い生地から、表と同じようにとるのは、幅が狭く無理なので、同じものを2枚とって接ぎ(縫い)合わせることにします。

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表布を半分に折って裏布の上に重ねてみました。すると、裏布の方が片側の脇が7mmほどはみ出ているのがわかるかと思いますが、これは縫い代分です。表布は片側脇を‘わ’にしてとっていますが、裏布は2枚を縫いつなぎ、表布のような1枚の形にするので、その分の縫い代が必要です。

さらにカバーの下側にくる部分も、裏布の方が表布より約1cmほど長くなっています。これは表の花柄に対し、下のカギ入れ口部分だけ、5mmくらいのストライプの切り替えを入れたかったのでそのように裁断しました。

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今回はミシンを使わず全て手縫いで制作しましたが、ミシンで作る場合も、工程はほとんど同じです。

まずは、2枚のストライプの裏布を中表にし、縦に片側だけ縫い合わせます。その時、ひっくり返した後でつれないようにしたいため、上側は縫い代の端まで縫わず、出来上がり線ぎりぎりのところで返し縫いと球結びで縫いとめます。裏布の縫い代をアイロンで割ります。

小さな物なので、縫い代がもたつかぬよう、いつもよりいくらか控えめに縫い代をとっています。この裏布片側脇と、その他の表・裏周囲も6~7mmほどにしています。(裏布入れ口部分の縫い代だけ1cm、表布の入れ口は、最終的に裏布の縫い代でくるむことになるので、縫い代はとってなく、出来上がり線で裁断しています。)

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次にタグを半分の長さに折り、付けたい位置にマチ針で仮どめします。

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表と裏布を中表に合わせ、タグを挟み込みながら、入れ口となる下側の1辺だけ残し、なるべく細かい縫い目でグルっと縫っていきます。

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ドーム型になっている表布のくぼみ(谷間)のところと、裏布の最初に縫い合わせた縫いどまりのところがきっちり重なるようにします。

また、↓のように、縫い代は、表も裏布も同じ幅になっているのですが、端が気持ちずれているのが見えるでしょうか。縫い代をひっくり返した後で、表布より裏布を1mm~2mm弱控えたいので、その分表布を内側に入れて縫っています。なので、裏布はぴんと張った状態で、表布はいくぶんたるんでゆとりが出来た状態になっています。

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←このように、裏布は最初に縫い合わせたとき、縫い代の端まで縫わなかったので、縫い代の先は開いています。

逆に、表布の方は、このまま何もせずにひっくり返してしまうとツレるので、へこみのぎりぎりのところまではさみで切り込みを入れます。(裏布も一緒に切ってしまわないように注意しながら)

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←切り込みを入れたものです。接着芯も貼ってあるので、わりと縫い目ぎりぎりのところまで切り込みを入れても、芯がほつれ防止の役目を果たしてくれます。

それから、ドーム型となる丸みをきれいに出すため、上側だけ、これまた細かい縫い目で出来上がり線に並行に2mm外側のラインをぐし縫いします。

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ぐし縫いした糸をしぼりながら、出来上がり線に沿って、縫い代を裏布側に片返しします。しぼったことで布にギャザーが寄りますが、それも片寄りなく均一に入るように、指でならします。

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側面の縫い代も、縫い目に沿ってアイロンで片返しします。

下側1辺が開いているので、そこを返し口にして表にひっくり返します。目打ちを使って、丸みをきれいに出しながら形を整えます。ちょっと縫い目が曲がったりなどして、目に付くようなでこぼこしてしまったいびつなラインも、目打ちで押しこんだり、引き出したりしながら多少は調整できます。

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裏布を1mm~2mm弱表布より周囲を控えるようにして、アイロンをかけます。表・裏布を中表に縫い合わせるときに、ずらして縫っているので、控えてもちょうどいい状態でおさまります。

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下側にはみ出した裏布を2回折って、表側にもってきます。

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両端の縫い代がきれいに中におさまるようにしながら、表と裏とをくけ縫いします。

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その後、縦半分に折り、下の入れ口を残し、ひらがなの‘し’の字のように縫って袋状にします。マチ針でとめた箇所(1cm前後)は、ひもを通すのでそこだけ開けておきます。

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↓横から見た、片脇側の縫い始めです。

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上部のひもを通し入れする箇所は↓このように開いています。

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この下側入れ口からカギを出したりしまったりします。

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ひもを上から通し、その先にナスカンを、それより10cm前後下がった位置にDカンをそれぞれ縫いとめます。カバーの中に通したひもの先には、2重リングを縛りつけました。縛ったひもがほどけて、知らない間に大事なカギを落としてしまった、なんていうことのないよう、縫いとめておくなり、またはここもナスカンにするなりしておくとより安全です。

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今回はナスカンとDカンセットになったものを使用しました。この金具タイプもシルバーか金古美、どちらにしようか迷いましたが、レトロっぽい雰囲気の出るところが私は好きなので、金古美に決めました。

後に、このあり合わせで付けたシルバーの2重リングも、ナスカンと統一して金古美タイプのものに付け直ししました。

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使用するときは、バッグの肩ひもや持ち手に、またはバッグ本体についている金具部分にひもを通し、Dカンにナスカンをとめて使います。‘ひも’はキーカバーに固定されていないので、スルスルっと、引き出したり、しまったり、可動式になっています。

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カギ未使用時には、上からひもを引っ張ってカギをカバーの中に入れ、それをそのままバッグの中のポケットにしまっておきます。使うときには、バッグの上からもひもがすぐ見えるので、それを引きあげると、その先に付いているキーカバーが出てきます。私の場合、斜めがけバッグの本体についた金具に取り付けてみたのですが、ひもも適度な長さがあるので、バッグを肩から外すことなく、斜めにかけた状態で、カギを伸ばし、開錠することができます。

「ちょっとちょっと、いいもの作ったんだけど」と言いながら、説明を加えて主人に実演して見せると、「そのバッグ無くさないでね」と、ほめられるどころか、考えてもいなかった言葉が返ってきました。それで、カギを無くすことはなくなったかもしれないけれど、そのカギの付いたバッグ自体を無くさないでね…ということを言っているようです。『なるほどね。バッグ無くしたことは、今まで一度も無いけどね…』

度々見受けられる玄関前でのカギ探しという私の行動、バッグに手を入れながら「アレッ!?」と一言発すると、娘達は『またか』といったような表情で反応し、「カギ?」と言ってきます。『そうなんです。またカギなんです』と心の中でわびながら、無いと家の中に入れないので、まるで箱の中の三角くじから当たりくじを引き当てるかのように、バッグのポケットに手を入れ手探りで探し当てます。落としてもいない限り、必ずどこかにあるはずのものをあせって探すときの気分は、何度味わっても慣れることはなく、嫌なものです。

そんなことになる原因を一つ挙げるなら、私は、ポケットのたくさん付いているバッグが好きです。複数付いたポケットが、小物類の仕分けに便利そうで買ったのに、結局それが裏目に出てしまい、時間なく慌てて行動している時などは特に、『どこのポケットにカギ入れたっけ?』っということになります。これを教訓に、次もしバッグを選ぶことがあるならば、“ポケットの数少なめ”をポイントにしたいと思います。

26日の夜完成したこのキーカバーを、実際バッグに取り付け使用しています。その結果、もっと早く作っておけば良かった、というのが素直な感想です。、あるはずなのに無い!無いはずないのに無い!というあせりや、もしや落としてしまったのではないかなどと、つかの間ながらも感じる不安などはいっさいなく、これで“カギ探し”という無駄な行動はなくなります。私にとって無くてはならない便利な必需品になりそうです。

【追記】先日、こちらと同じタイプでデザイン違いのキーカバーを7点、、ショップにUPしましたので、もしよろしかったら、そちらの方へもぜひ一度遊びにきてください。ちなみに、このブログでご紹介しましたキーカバーは、材料にリメイク品を活用し全て手縫いでしたが、 ショップに出品しましたものは、リメイク品は使用しておらず、ミシン縫いも制作工程の中に取り入れています。また、カギを留める方の金具は使いやすさを考え、“2重リング”ではなく“ナスカン”にしました。

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2011年3月 1日 (火)

三角の切り落とした‘まち’の縫い代(端ギレ)から作るコースター

3月です。我が家は家族全員花粉症で、私も一昨日あたりから目がかゆくなりだし、鼻もむずむずしてきて、くしゃみを連発し、1年間で最もティッシュを消費する季節到来です。そんな話題とは全くかけ離れてしまいますが、今日は私の‘端ギレ’の利用方法の一つを紹介したいと思います。

‘まちつき’の布小物類、例えばバッグや上履き入れなどを作る時、たいていは余分な三角の縫い代部分を切り落とします。‘まち’の幅にもよりますが、その切り落とした部分も広げてみると3cm×6cmくらいあったりして、そのくらいの大きささえあれば、私にとってはゴミではなく、今後何かを作る際の大事な‘材料’になります。そういったものも含め、その他の小さな端ギレなどを集め、直径30cmほどの丸いお菓子などの入っていた缶に入れてとっておいています。

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最近制作した‘まちつき’のものから、その切り落とした縫い代部分を使って、あてもないままただ何かを作ってみようと思い、缶からいくつか取り出してみました。いろいろある端ギレの中から、相性の良さそうなものをピックアップしてみました。切り落とす時には三角形になっている‘まち’も、縫い目をほどいて広げると長方形になります。なのでパッチワークするのにはもってこいの形だと思います。

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早速、手縫いスタートです。(出来上がるまでの工程については、私流の部分も多々あります。)布と布を中表に合わせ、端から端までを2~3mmの縫い目でチクチク、コツコツ縫っていきます。ただでさえ小さな分量の端ギレなので、最大限に使いたいため縫い代は5mmでいきます。それ以下だとほつれる心配もありますし、それ以上だともったいないというラインでの縫い代5mmです。

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縫い合わせた明るい黄緑色の布は、色鮮やかな光沢ある別珍です。別珍という布は一方方向に上下の方向性があり、どちらかから見ると本来の色がきれいに発色して見えるのですが、その反対側から見ると色が白っぽくとんでしまうという性質があります。なのでバッグなど作る時に、底を‘わ’の状態でとって(裁断して)しまうと、上から見たときに前後で色が違って見えてしまうということになります。

例えば柄つきの布でもそういったものが時々ありますが、動物や茎のついた花、または文字など上下同じ方向に描かれている場合、反対に布を使ってしまうと、全部逆さまになってしまい、動物が下を向き、花も茎が上になり、文字が読めないという不自然な感じになってしまいます。なので柄つきのものを使う前には、上下のあるなしを確認します。

今回別珍を使って‘まち’つきバッグを作ったのですが、そんな理由で底は‘わ’にせず、前後の上下が同じ方向になるようにミシンで縫っています。説明が長くなりましたが、上の黄緑色の別珍布の真ん中に見える縫い目は、バッグの底の縫い目です。

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端から端まで縫ったら、縫い代は割らず、倒しやすい方に片返しします。

アイロンも省略し、指でしっかりと縫い代を押さえるようにして片返しに倒します。きっちり作りたい時には、縫ったらその都度アイロンをかけるようにするといいかと思います。

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大きさも不ぞろいで、長さが微妙に違いますが、あまり気にせず色合わせをしながらただひたすら直線縫いしていきます。布の配置によって仕上がりの印象も変わってくるので、次に縫い合わせる布を右に置いたり左に置いたりしながら、しっくりくる位置を決めます。

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こちらの↑のように長い端ギレも使いました。縫ってきて長くなってしまったら、短い方に合わせてそこでカットします。

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縫う前にカットしてしまうと、案外縫い進めていくうちに長さが違ってきてしまうことも起こりうるので、私の場合は直線のゴールまでたどり着いてから切ることが多いです。

また↓のように、途中縫い代を通過する時には縫い代はよけながら縫い進めます。縫い代も一緒に縫ってしまっても別段問題は無いのですが、手で縫うので厚みのある分、針が下の布まで通りにくいこともありますし、縫い代をよけることで、出来上がったと時の‘ツレ’防止にもつながります。

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この時点でまだ何を作るか決まっていません。とにかくありとあらゆる小さな端ギレを縫い足して縫い足して、どんどん大きくしていきます。

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柄や色の合いそうなものを選んでいくうちに、三角のストライプの生地(端ギレ)を見つけました。なので、まず先に赤のデニム地に縫い合わせ、はみ出した箇所はカットします。

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それから先に作っておいたものと縫い合わせます。

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このあたりで、“コースターにでもしようかな”と、目標になる物が頭の中に見えてきました。

この段階でも約8cm四方くらいの大きさに到達していましたが、少なくとも出来上がり10cm四方くらいにまでしたかったので、更に違う布を選んで縫い足します。

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そして次に選んだのが、水色のギンガムチェックと、水玉模様の水色コーデュロイです。このコーデュロイは、以前このブログの中で『入園入学グッズ作り方』として紹介しました、レッスンバッグや上履き入れを作った時の端ギレです。

およそ2cm幅の細長いものですが、それでも両端に5mmずつの縫い代をとっても1cm分は活用できるので、捨てられません。私にとって2cm四方あるものは、ゴミではなくなり、大事な材料です。

いくら私にとって大事な材料であっても、家の中でうかつにも落としてしまい、それを主人に見つかろうものなら、間違いなくゴミ箱行きです。

なので、小さな小さな端ギレは、うっかり落として主人に見つかる前にそそくさと丸い缶の中にしまっておきます。

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上のカットしたギンガムチェックの左端部分も、もちろん今後のために缶にしまいます。

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次にコーデュロイを縫い合わせ、余分な部分をカットし、その際生まれた端ギレは缶の中へ。少しだけ黒のギンガムチェックの布が直線からはみ出ていますが、そのあたりは見て見ぬふりをしながら、端から端へと直線で縫っていきます。

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縫い代を倒しやすい方に倒し、指の腹できっちりアイロンをかけるかのごとく押さえたら、表面のパッチワークに関してはこれで終了です。その頃には、150mあった#30手縫い用の糸も↓のように残り少なくなってきました。チクチクコツコツと長い道のりでした。パッチワークのように縫い進めるだけでなく、ボタンの付け直しなどにも大活躍したこの生成りの糸でしたが、いつ頃から使い始めたものなのか、今度新たに買った時には、使用開始日を記入しておくと、“だいぶ長いこと私もチクチク頑張ってきたなあー”と自己満足の世界に浸れるかもしれないですね。

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またまた話しがそれました。次は裏布です。夜になってこの作業を始めた私に、裏布までチクチクとパッチワークする気力はもはや残っていなかったので、いさぎよく、好きな布1枚選んでそれを活用することにしました。わりとしっかりした赤いデニム地を選び、表布を型紙代わりに上に置いて、同じ大きさ・形で裁断します。

ちなみに、いろいろな端ギレを縫いつなげた表布は、真四角ではありません。1辺が10cm強のところもあれば、9cm前後のところもあり、よって一つ一つの角も90度の直角ではありません。なんでも‘味’でごまかしてしまおうとしているふしがにわかにみられますが、この真四角でない感じも手作りならではの‘味わい’というか、かえってハンドメイドらしさがかもし出されてていいかなと思っています。また、自分で使うものでもありますし。(最後の一言が弁解がましくなってしまいました。)

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2枚を中表に合わせ、1箇所だけ6cm前後(返しやすい寸法で)の返し口を残し、周囲に5mmの縫い代をとって縫います。

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返し口になる部分は、なるべくでしたら、縫いつないでいない辺からとるといいと思います。縫いつないでいる箇所を返し口にしてしまうと、表に返す際、そこに多少なりとも力がかかってくるので、縫ったところの糸が切れたり、ほつれてしまうなど面倒なことがおこることもありえます。なのでそんな理由から、水色水玉コーデュロイ地の途中を返し口にしました。右下の方に見える長方形に飛び出したものは‘タグ’です。タグをつける場合は、周囲を縫う際挟み込みながら縫います。

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4つの角の縫い代は、表に返した時ゴロゴロしてしまうので、三角にカットします。(さすがの私も、1cmにも満たないこの三角の切れ端は、迷うことなくそのまま捨てます。)

そして返し口からひっくり返します。ひっくり返す前に、一度周囲の縫い目に沿って、内側に縫い代を倒し、きっちりと指で折り目のクセをつけておくと、ひっくり返した後、出来上がりのラインがきれいに出やすいです。角もそのまま返すより、角を作る2辺の縫い代を、縫い目に沿っておりたたむようにクセをつけておくと、表に返した時、角の内側縫い代がもたつきにくいです。(角も含め周囲は指で縫い代を倒しにくいかもしれないので、アイロンを使うとやりやすいです。)

また、角の部分は‘目打ち’を使ってきっちり出します。辺の部分も出来上がり線となる縫い目の‘きわ’がなるべくきっちり外側に出てくるようにします。

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次に返し口を縫い閉じます。

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ここまでくればほぼ完成です。この↓アイロンをかけない感じでも自宅使用なので十分です。しかもアイロンをかけていない分、ふわっとしていて、中に1枚薄いキルと芯が入っているかのように見えます。

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我慢できずにカップを置いてみました。もっぱらインスタントコーヒーしか飲まない私ですが、自分の手作りコースターの上に置いたコーヒーは、格別な気がします。

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リバーシブルとしても使えます。いつもよりちょっと違った気分でコーヒータイムを過ごせそうです。

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それでも何となく、もっと‘仕上げた感’が欲しかったので、やっぱりアイロンをかけることにしました。案の定‘ぺたんこ’になりましたが、ここまでくれば完全に完成です。

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形の真四角でないコースター作り、数時間もあれば十分1枚出来るので、夜の空き時間を利用して、この完成したコースターにコーヒーを入れたマグカップを置きながら、また次の2枚目を作ってみようと思います。

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2010年6月17日 (木)

余り布で作る型紙なしのネコ人形

何かを作ったあとには必ず出る余り布(端ギレ)ですが、よほどどうにもならないくらいの小さなものでない限りは、まとめてとっておくようにしています。先月、それらの余り布を利用したパッチワークのカバーを紹介したことがありましたが、今回はネコの人形を作ってみました。

小学2年生の下の娘が、小さな小さなものを、手で縫って作ることに最近興味を持ち出したので、『今からこれ(ためていた端ギレの数々)で、ネコの人形を作ってあげる』と言って作り出したのが最初のきっかけで、出来上がったのがこちらです。

型紙もなく、“顔はこんな形がいいかなー、足はこのくらいの太さにして…”と考えながら、フリーハンドで絵を描くように、布にじかに波縫いしていきます。なので、手も足も顔も耳も、全くの左右対称ではないのですが、それはそれで味わいも出ますし、手作りらしさがあっていいかなと思い、思い切ってやってみました。ちなみにこのネコの身長といいますかサイズは、約15cmほどです。このネコ人形に関しては、型紙はとらず布にフリーハンドで縫っていく…というやり方で作りましたが、完成品を基にそれぞれのパーツの寸法を測ったものをイラストにしてみましたので、もしよろしかったら参考になさって下さい。

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それぞれのパーツの形は、下のイラストのようになっています。出来上がりサイズとなるので、その周囲にに3~4mmほどの縫い代をとって裁断します。どのパーツも、10cm四方にも満たない大きさの布さえあれば出来てしまうのですが、その中でも一番大きなパーツは胴体になります。縦8cm強×横8cm(縫い代含む)のものが2枚必要なので、端ギレの中でもちょっと大き目のものを選びました。(無ければ小さな端ギレをつなぎ合わせ、大きくしたものを使ってもいいですね。)

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イラスト上に、オレンジ色の線が書き込んでありますが、そこが返し口(綿の入れ口)となります。

顔の下のライン(2cm前後)は、胴体の首にあたる部分を入れ込むので、綿を入れた後でもそこは縫い閉じないでおきます。手としっぽを抜かしたその他は、綿をきっちり入れた後、4mmほどの縫い代を中に折り込み縫い閉じてしまいます。

耳はかなり小さなパーツですが、入れ口以外の他2辺の内1辺を“わ’にとって、残りの1辺だけを中表に縫います。縫い終えたら表に返して、綿を入れられるだけ入れ(かなり小さなサイズなので、綿も少量しか入りません。)、返し口の縫い代分を中に折り込み縫い閉じます。

他のパーツもこの要領でそれぞれ作っていきますが、手も綿を入れた後は縫い閉じず、筒の状態のまま胴体に縫いとめます。両手が真横に広がらないように、気持ち前寄りに付けました。胴体からやや突き出した首にあたる部分を、顔の返し口(綿の入れ口)にさし込み、そこの返し口部分の縫い代を中に折り込みながら胴体に縫いとめます。

それ以外のパーツごとに出来上がったものも、バランス良く見えるちょうどいい位置にまつり縫いでとめていきます。

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顔はフリーハンドで刺しゅうをして、表情を作りました。目には、足の模様になっている黄緑色のドット柄と合わせて、きれいな緑色の丸小ビーズを緑色の糸で縫い付けました。そこから約4ミリ下のラインに濃い紫色の糸で鼻の刺しゅうをし、口は赤糸を使用、最後に人形用に以前100円ショップで購入した赤いチークを、頬と耳の内側にほんのり色づけして仕上げています。

刺しゅうといっても、刺しゅう糸を使っているわけではなく、60番のミシン糸で代用しています。

今回しっぽには綿は入れていないので、平面的なしっぽになってますが、綿を入れると立体感あるしっぽになります。

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この人形、ミシンは一切使っていなく、全て手縫いです。パーツごとに、それぞれ綿の入れ口を1箇所だけ残してちくちくと中表に波縫いしていきます。その時、後々中に入れた綿が縫い目から出てこないように、いつもより気持ち細かめに波縫いします。縫い残した入れ口から、割り箸などを使って、綿を少量ずついれていき、硬めにしっかりつめていきます。綿の入れ具合の少ない、柔らかい状態でもいいのですが、硬めに詰めた方が、遊んだり使ったりしているうちに型崩れしにくいかと思います。

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仕上がった段階で、何となく物足りなさを感じたので、ありあわせベルベット風白のリボン20cmほど使って、リボン結びし、首の中心ではなく、そこから少し下げて、左よりの肩と胸の間にくる位置に縫いとめました。

足と胴体は一つなぎではなく、それぞれを作った後縫いとめたことにより、下の画像のように、何かを背もたれ代わりにすれば足を前に出し座らせることが出来ます。

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哀愁漂う後姿です。顔(頭)のドット柄が、ちょうどネコのぶち模様のようにみえて効果的です。たまたま同じ大きさの余り布がなかったということもあったのですが、いろいろな布を使って楽しみたくもあったので、胴体の前側と背中の布は違うものを使っています。余談ですが、背中の布は、娘のレッスンバッグ(2009/10/7記事『遺伝とレッスンバッグ』で写真と一緒に紹介しています。)の裏布に使用した時の端ギレです。

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ネコでなくても他の動物でもいいですし、手足、しっぽの長さ、顔や胴体の大きさ、顔の表情、細かいところをいえば、目(ビーズ)や口の色など好きな感じに応用して、自分好みのかわいい人形をぜひ作ってみて下さい。また、子供に描いてもらった絵を参考にして、それを基に作ってあげると喜ぶかもしれません。

このネコ人形は下の娘用に作ったこともあり、「今度は私にも作って!」と当然のことながら、早速上の子からリクエストがあったので、次回はどんなものにしようか考え中です。

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2010年5月 5日 (水)

切れ端、余り布で作るパッチワークのカバー

前回の記事からかなり更新が滞ってしまいました。2月から4月にかけまして、“入園入学グッズの作り方”と題し、いろいろなものをご紹介してきまたが、今回はそれらを制作した際にちょっとずつ余った布を利用して作った、パッチワーク風の小さめカバーについて書きたいと思います。

バッグ、上履き入れ、布小物類、洋服など、裁断した後に必ず切れ端(余り布)が出ます。例えばまちの部分を切り落としたものや、もう使えそうにないくらいの細い幅の布、三角や、四角、台形と形も様々です。どうにもならないほどの小さな端ギレは迷いなく捨ててしまいますが、最低でも周囲に5mmほどの縫い代がとれる大きさのものはとっておくようにしています。

こちらはメモ用紙などを入れておく20cm四方の“かご”用に作ったカバーです。本当は、玄関マットを作るぞ!と意気込んで取り掛かったのですが、途中段階で、最初から大作を作ろうとせず、まずは小さなものから作って楽しんでみようという気持ちになり、時間のかからないカバーを作ることにしました。

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夜時間の空いた時、ふと何か作りたいなーという気持ちになった時に、とっておいた余り布を並べて色や柄合わせをしながら、ひたすらちくちく手で縫っていきます。あまりに入り組んだりして複雑な形をしている切れ端の場合は、ほどよく縫いやすい形にカットします。あとは切れ端の形をそのまま活かしながら、目分量でとった5mm~1cmの縫い代を、布の裏側に倒します。

あくまでも気負わず気軽に作るものなので、アイロンは使わず爪で縫い代の折り目をきっちり折って、違う布の端に重ねまち針で押さえます。30番くらいのわりと丈夫めな手縫い用の糸を針に通し、縫い糸1本取りで布の端(縫い代の折り目)から1mmのところを端から端までちくちく細かい縫い目で縫います。(縫い初めと縫い終わりは玉結びをします。)作りたいものの希望の大きさより一回り大きなサイズになるまで、あまり細かいことは気にせずこの作業を繰り返し、布を1枚1枚縫い足すようにしていきます。

希望の大きさになったら、そこで初めて全体的にきっちりアイロンをかけて布を落ち着かせます。

いろいろな形をした切れ端の寄せ集めなので、周りはでこぼこしていますが、そのラインがなだらかになるように凹凸を極力無くすようにして、周囲をカットします。そのようにした結果、このようなビーンズ形になりました。なのでこのカバーは、最初からこのような形にしようと思って作ったわけではなく、たまたま切り落としたらこんな形になったという偶然の産物です。

周囲をカットしたら、玉結びした部分も必然的にカットされてしまうので、そこからほつれてこないようにぐるっと1周、周りを端ミシンや手で縫っておきます。今度は、裏用に適当な布を用意します。今回は無地の薄いピンク色の綿の布を使いました。

表布となるビーンズ形をした切れ端の寄せ集め布を、裏布の上に中表に重ね合わせます。表布の形通りに裏布を裁断します。その2枚の周囲をまち針でとめ(飾りにタグなど挟み込む場合は、一緒にまち針でとめておきます。)、縫い代を5mm~1cmほどとり、1周ミシンで縫います。この時10cm前後縫い残して、返し口を作っておきます。

縫い終えたら、縫い目に沿ってアイロンで片返しに縫い代を1周倒します。返し口から表にひっくり返し、アイロンできれいに形を整えた後、返し口を手でまつって縫い閉じます。最後に表布側からぐるっと1周端ミシンをかけ出来上がりです。下の画像は裏布側です。

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実は、このカバーには切れ端以外にも、子供の指先穴あきタイツ、または着古したタイツなども再利用しています。一番上の画像の表布側を見て頂くと、ピンク色のニット地2枚と、少々解りにくいのですが、白地にグレーの雪の結晶柄のニット地が1枚あります。それがまさに“元タイツ”です。雪の結晶柄の方は、たるみが出てどうしても部分的に浮いてしまうので、浮いた分だけはタックをとり、上からちくちく縫って押さえてみました。なので、よく見ると縦に1本、すじが入っているのが解るかと思います。

他にも、“手作り入園入学グッズ”としてブログの中でもご紹介した、レッスンバッグ、上履き入れ、お弁当入れなど作った際に出た切れ端なども使っています。

このカバーの大きさは、縦約20cm×横30cmほどです。玄関マットサイズを作るとなると、少なくともこの大きさのものをあと8枚作らなければならないということになり、考えただけでも気の遠くなる感じがします。パッチワークでも、ベッドカバーや、2メートルにもなるタペストリーなどの作品を、展示会や雑誌などで見ることがありますが、玄関マットで気が遠くなっている私にとって、それほどの大きくて細かい作業を要するものを作ることは夢のまた夢でもあります。

今後も、私流ではありますが、大人や子供の洋服からのリメイクや、子供の持ち物など、様々なものの作り方について書いていきたいと思いますので、お時間がありましたらぜひまた見に来て下さい。

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2009年8月23日 (日)

昨日のグラニーの余り布で

朝晩、秋の気配を感じるようになってきましたが(私だけ!?)、日中はまだまだ残暑が厳しいです

昨日紹介してますグラニーバッグの端切れなどを使ってピンクッションを作りました。

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こちらはいろいろな余り布と、ちょっとだけ残った白のコードをコラージュ風に組み合わせたものです。カットメロン(メロンに縁遠い私がたとえたとは思えないこの表現!しかも伝わりにくいですね。)の形をした薄いピンク色なのは、元々かけ布団カバーでした。

だいぶ年期が入ってきて、ところどころ擦り切れてきたし、いくらなんでももう限界だろう…というところで布の傷んだ部分は処分。それから“こたつカバー”の裏側としてリメイクできそうなところだけ断ち切って残し、更にそこで生まれた余り布の“かけら”とでもいいましょうか。

そして、ショップロゴ~my season~の入ったネームタグを飾りの一部として縫いつけ、またグラニーバッグの内布に使用したマドラスチェック布の端切れも使ってみました。このように小さなものの制作は、ミシンを用意する手間もなく、なんとなく何か作りたい…という気分になった夜にちょうど良くて、手でちくちくとしながら1~2時間で手軽にできるところが私にとって魅力だったりします。

『こういうの作りたい!』と頭の中でイメージして数時間ほどで思っていた通りのものが出来上がった時の達成感や愛着は何ともいえません。

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↑こちら右側にあるのは以前にそんな思いで作った小バサミ入れです。自分の持ち物が自分自身の手作りだともちろん嬉しいですし、気分も違います。

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鈍く中途半端に日焼けした素肌が少々生々しくってすみません。

このようにゴムバンドの付いたピンクッションは作業がしやすく便利なので、前々から『いつかあれ作ろッ』と心の中でひたすら温めてきた夢の1品です。

ただ厚みがそれほどなく、手に密着する側に厚手の芯を張ったり厚紙入れたりということをしてないので、この前いい気分で手にはめてみたところ『イタッ』というちょっとした不快な感覚をおぼえました。

小学生の下の娘がサクッサクッとした感覚が面白いのか深くまち針を刺し込んだのだと思われます。油断できません。…なんて見てもいないのに娘のせいにしたりして、このブログを下の子が見たら怒られるかもしれないですね。『違うよ、私じゃないよッ』と。

いつもどんなものでも何か作り終わると、自分が母親なのを忘れて『見て見て!こんなの作ったの』と二人の娘に見てもらいます。この心理は、恥ずかしながら大人になっても褒められたいという気持ちの表れですね。そんな私に『うわーかわいい!いいのできたじゃん』と毎回言ってくれるので、また次に何か仕上がると『見て見てー』と子供たちのところに作品を手に持って行き、お褒めの言葉をもらいに行ってしまうのです☆

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